2010/9/10:縦貫線:自強1020次:高雄→嘉義
高雄駅に戻り、切符を自動改札機に通してホームに入る。
12時01分発の自強1020次基隆行きに乗車する。車両は白色に赤色のストライプが入ったEMU1200型である。この車両は南アフリカ製で、もともとはEMU200型であった。2003年に台湾車両でドアの自動化や非貫通化の工事をして、EMU1200型として再び走り出したという経緯を持つ車両である。現地の鉄道ファンからは、その塗装から、紅斑馬(赤いシマウマ)と呼ばれているらしい。車内はPP編成の自強とほぼ同じである。
出発すると、吊りかけの音が響く。PP編成などでは味わえない音である。以前乗車したときよりもこの音が響くのは、この車両がモーター車だからであろうか。日本ではなかなか味わうことのできない音を楽しむ。ただ、それでも十分静かである。
高雄を出ると、台南、新營、嘉義の順に停車する。嘉義の駅の前で信号待ちによる停車があり、嘉義には6分ほど遅れて13時19分に到着した。
2010/9/10:縦貫線:區間2440次:嘉義→斗六
自強1020次が出発してすぐ、まだホームの中に自強号がいるにもかかわらず、区間2440次銅鑼行きが入線してきた。ここらへんのスムーズさは台湾らしい。
先発の自強号の遅れのためだろう、この列車も2分ほど遅れて13時23分に嘉義を出発した。車両はEMU500型、ロングシートの車両である。
嘉義を出発してすぐ、車掌が検札にやってくる。斗六までの切符を買い求めると、自強の切符を持って行かれてしまった。
東北本線と似たような風景の区間を30分程度走り、斗六には13時52分に到着した。
【2010/9台湾】(目次)
27,高雄駅・台湾高速鉄道左営駅ほか:2010/9/10【2010/9台湾】
28,高雄から嘉義へ:自強1020次(EMU1200型):2010/9/10【2010/9台湾】【←本記事】
29,斗六から沙鹿へ:自強1024次(EMU300型):2010/9/10【2010/9台湾】
【過去のEMU1200形自強号乗車記録】
37,高雄から嘉義を経て斗六へ:自強1020次(EMU1200型):2010/3/12【2010/3台湾】
【その他の自強号の乗車記録】
24,高雄から枋寮へ:屏東線:自強2053次:2010/9/9【2010/9台湾】
8,彰化から苗栗へ:自強1012次:2010/9/6【2010/9台湾】
38,斗六から台北へ:自強1024次(EMU300型):2010/3/12【2010/3台湾】
37,高雄から嘉義を経て斗六へ:自強1020次(EMU1200型):2010/3/12【2010/3台湾】
24,蘇澳から花蓮を経て玉里へ:自強2039次・2060次:2010/3/9【2010/3台湾】
13,台北から彰化へ:自強1121次(EMU100型):2010/3/7【2010/3台湾】