鉄道 記録 台湾の鉄道 2010/9台湾

27,高雄駅・台湾高速鉄道左営駅ほか:2010/9/10【2010/9台湾】

投稿日:2019年7月2日

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2010年9月10日金曜日。

8時に起床する。昨晩の天気予報では本日も雨だったはずだが、外を見ると晴れている。ただ、微妙な感じがしないでもない。

当初は、台南の観光をしようかと思ったが、観光中に雨に降られると面倒きわまりない。結局、鉄道散歩をしようかということになる。同行者の意向を聞き、吊りかけ駆動の自強号と台湾新幹線に乗ることにした。

ホテルで朝食をした後、まず高雄車站に行く。切符売り場で、高雄12時01分発の自強1020次を嘉義まで、斗六14時18分発の自強1024次を大甲まで購入する。紙に書いて駅員に見せたのだが、駅員は一瞬「えっ」という顔をするが、何も言わずに発券してくれる。普通の人であればこのような切符は買わないだろうが、鉄道ファンにとっては意味がある買い方である。自強1020次はEMU1200型、自強1024次はEMU300型、どちらも吊りかけ駆動車での運転である。

その後、台湾新幹線の切符を購入しに、高鐵の左營駅まで行くことにする。臺鐵に乗って新左營まで行こうと思ったのだが、すぐに列車がないので、捷運の駅へ行く。ちなみに、高鐵の左營駅は、臺鐵の新左營駅であり、捷運の左營駅である。臺鐵だけ駅名が違うのは、もともと臺鐵に左營駅があるからであろう。一般客にとってはわかりにくいのだが、改まる気配はない。

 

2010/9/10:高雄捷運:紅線:高雄車站→左營

捷運紅線の橋頭火車站行きに乗車。左營まで向かう。3両編成の地下鉄であるが、わりと人が乗っている。新幹線に乗り継ぐのか、左營で降りる人が多い。

左營まで来て驚いた。2007年3月に来たときとは比べものにならないほど発展していた。2007年の3月には、まだ駅の周りには何もなかった。ただ、今回は高層ビルが建っていたり、新光三越ができていたりと、駅前が賑やかになっている。そして、2007年と比べものにならぬほど、人も多い。

自動券売機があったので、そこで切符の購入を試みる。購入する列車は、台中を17時38分に出る左營行きの721次である。せっかくなので商務車を購入することにする。日本で言うグリーン車である。台中~高雄間は普通車と比べて1.4倍ほどの値段である。ただ、それでも1110元、日本円で2500円程度である。

ただ、自動券売機でクレジットカードを入れた段階でエラーが出る。台湾発行のカードでないと使うことができないのだろうか。よく分からないので、カウンターに行く。商務車専用のカウンターがあったので、そこで切符を購入した。学割があるか聞いてみたが、それはないらしい。商務車だからないのか、高鐵自体が学割の制度を持っていないのかは分からなかった。

左營駅にて。

 

2010/9/10:高雄捷運:紅線:左營→美麗島

2010/9/10:高雄捷運:橘線:美麗島→鹽埕埔

さて、まだ12時まで2時間近くあるので、いったん高雄に戻ることにした。高雄市立博物館に行こうと思う。私は以前も行ったが、一見の価値のある建物であるので、同行者にも是非見せたい。

再び地下に降り、捷運紅線の小港行きに乗り美麗島まで行き、橘線に乗り換え、鹽埕埔まで行く。駅から歩いて5分程度で博物館に着く。

この博物館の建物は、日本統治期の1939年に建てられたコロニアル風建築であり、かつては高雄市役所、戦後は高雄市政府の庁舎として使われていたものである。建物の色は緑色で、建物にしては特徴的な色遣いだが、落ち着いた感じがよい。

いざ入ろうとしたところ、警備員が出てきて何か言う。この警備員は英語を話さないものの、今日は入ることができない、と言っていることは理解できる。なぜ入ることができないのかは分からなかったが、臨時休館日だったのだろう。

【→以前の高雄市立歴史博物館見学の記録はこちら

 

その横を流れる愛河を眺める。昨日の雨の影響か、愛河は水量が多く色も濁っていた。

 

高雄駅へはバスで向かう。ちょうど60番のバスが来たので、それに乗車する。11時頃に高雄駅に着いた。

まだ時間がある。翌日の台北までの足をどうするかと同行者と話し合うが、高速バスを使ってみようということになる。台北までの高速バスは、知っている限りで國光、統聯、阿羅哈、和欣の4社がある。バス乗り場は、ほとんど同じような場所にある。どの会社を使ってもよいのだが、なんとなく阿羅哈客運の乗り場に行ってみる。明日のバスの時刻を知りたいというと、時刻表を出してくれる。バスは昼夜問わず10分~40分間隔で運行されており、台北まで5時間とのことである。これは便利である。その場で、翌日8時30分発の台北行きの切符を購入する。「学生か」と聞かれたので、そうだと答えると、学生証の提示を求められた。国際学生証を提示する。値段は、学割適用で660元であった。

2人分まとめて支払うと、財布の残金が心細い状況になったので、いったんホテルに戻り、財布にお金を追加する。その後、まだ30分以上時間があったので、ホテルの向かいにある店でアイスクリームを購入し、休憩する。リンゴのシロップがかかったものを購入した。冷たくて美味しかった。

 

【2010/9台湾】(目次

26,高雄:正忠排骨飯:2010/9/9【2010/9台湾】

27,高雄駅・台湾高速鉄道左営駅ほか:2010/9/10【2010/9台湾】【←本記事】

28,高雄から嘉義へ:自強1020次(EMU1200型):2010/9/10【2010/9台湾】

 

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