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2,東京から福岡へ:西日本鉄道「はかた号」:2023/7/13【2023/7九州】

投稿日:2023年8月16日

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東京から九州までは、西日本鉄道の夜行バス「はかた号」で向かうことにした。「はかた号」は、東京の新宿と九州の北九州市・福岡市とを結ぶ長距離夜行バスである。1990年に運行を開始、当初は京王電鉄との共同運行であったが、1999年には京王が共同運行から撤退し、それ以降は現在まで西日本鉄道が単独で運行している。

東京から福岡までの距離は1097kmで、総所要時間は14時間を越える。新宿発便は、新宿を21時に出て、翌朝9時51分に小倉駅前に到着、その後、砂津、黒崎インター(引野口)、西鉄天神高速バスターミナルを経由し、終点の博多バスターミナルには11時17分に到着する。

車内は、1+1の個室型「プレミアムシート」が4席、一般的な3列独立型「ビジネスシート」が18席で構成されている。4席しかないプレミアムシートは人気のようで、ビジネスシートより5,000円ほど高い設定であるが、平日でも空席なしという日が多い。今回は10日前に予約したが、既にプレミアムシートは満席で、ビジネスシートしか選択肢がなかった。この日のビジネスシートは15,500円であった。なお、乗車当日にはビジネスシートも満席となっていた。

 

2023/7/13:西日本鉄道:はかた号:バスタ新宿→博多バスターミナル

2023年7月13日木曜日。バスタ新宿を21時に出発する西日本鉄道「はかた号」はD10番乗り場からの出発であった。

車両は西日本鉄道の三菱ふそう・エアロクイーン「福岡200か4390」である。

 

3列独立の「ビジネスシート」。座席のサイズ、構造は、一般的な夜行バスのシートであるが、本革とモケットをあわせたシートは見た目も高級感があり、座り心地も良かった。(写真は博多着後撮影)

各座席の上には毛布が置かれ、座席ポケットにはスリッパとゴミ袋が入れられていた。そのほか、Wi-Fiの案内も入れられている。

 

前の座席からは足置きが出てくる。自席からはレッグレストも展開でき、足が楽である。

 

座席横にはSOSボタンとリクライニングのボタンがある。

反対側の肘置き下には、見づらいがUSBの給電設備がある。その代わりコンセントはない。

 

定刻21時にバスタ新宿を出発した。

 

交代運転手から、休憩箇所や到着時刻、車内の詳細な案内がある。その後、お茶とアイマスクが配られた。

 

バスは初台南出入口で首都高速中央環状線に入り、大橋ジャンクションで首都高速3号渋谷線、用賀を過ぎて東名高速道路に入る。最初の休憩箇所である静岡サービスエリアまでは減灯せずに走る。

御殿場ジャンクションで新東名高速道路に入り、静岡県静岡市に位置する静岡サービスエリアには23時15分に到着した。ここで15分休憩となる。

静岡サービスエリアにて。

 

静岡サービスエリアを出発すると、乗務員の1名がカーテンを設置した。その後、消灯となる。カーテンでは、自身の横だけでなく、前の座席との間も区切ることができる。

 

2023年7月14日金曜日。

6時頃、明るくなって目を覚ます。山陽自動車道の倉敷付近であった。

再び寝ていると、8時40分過ぎに運転手から案内が入る。新東名高速道路での工事、新名神自動車道での事故渋滞の影響で30分以上遅れているという。

2度目の休憩箇所である佐波川サービスエリアには8時50分に到着した。山口県防府市に位置する。ここで20分休憩となる。運転手が休憩時間にカーテンを片付ける。

佐波川サービスエリアにはセブンイレブンと吉野家がある。20分休憩であれば吉野家で食事できそうであるが、吉野屋へ向かっている客はほとんどいなかったように見えた。

セブンイレブンでおにぎりを買って朝食とした。計345円也。

 

9時10分に佐波川サービスエリアを出発した。運転手から、福岡市内も世界水泳と山笠の影響で遅延が拡大する可能性があるとの予告案内があった。

バスは山口ジャンクションから中国自動車道に入り、下関を過ぎると関門橋を渡り九州へ入る。本州と九州を結ぶ関門橋であるが、全長は僅か1068mで、あっけなく九州に入った感じである。

 

10時20分、門司インターチェンジで北九州高速4号線に入る。

 

10時29分、富野出入口で高速を降りる。

モノレールの高架が見えてくると小倉駅は近い。

小倉では、西鉄バス北九州が「Kitakyushu BRT」を連節バスで運行している。

 

小倉駅前(南口)には10時40分に到着した。ここで1名降りる。

 

次の砂津は降車客がおらず通過する。砂津には西鉄のバスターミナルがある。

西鉄系の商業施設「チャチャタウン小倉」もある。

 

足立出入口から再び北九州高速4号線に乗る。

 

この辺りで再び寝始めて、黒崎では目を覚ますことなく、起きたら福岡が近づいていた。

 

西鉄福岡(天神)駅北口を通過する。この時点で12時であった。

西鉄イン天神の脇からスロープを上がり、西鉄福岡(天神)駅の3階にある西鉄天神高速バスターミナルに入る。

西鉄天神高速バスターミナルには12時07分に到着した。ここで半数程度が降りていく。

 

天神を出ると、次は博多駅である。山笠の影響で道は混雑しており、ゆっくりと走る。

博多駅を通過すると、まもなく終点の博多バスターミナルである。

博多駅に隣接する博多バスターミナルには12時27分に到着した。定刻が11時17分であるから、ちょうど70分遅れであった。

 

バスは22番降車場に到着した。

 

【2023/7九州】(目次

1,序【2023/7九州】

2,東京から博多へ:西日本鉄道「はかた号」:2023/7/13【2023/7九州】【←本記事】

3,博多から西戸崎へ:福岡市営渡船:2023/7/14【2023/7九州】

 

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