バス オーストラリアのバス 記録 2013/2オーストラリア

17,アデレード・メトロ:オーバーン(O-Bahn):2013/2/21【2013/2オーストラリア】

投稿日:2019年8月10日

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ポートアデレード(Port Adelaide)からアデレード市内まで戻る。列車は30分に1本で、行ったばかりなので待つことになる。バスもあるようなので駅前のバス停に行ってみたが、出発したばかりであった。"city"と書かれたバスが走ってきたので、前のバスが遅れていたのかと思ったが、番号を見るとこのバス停には停車しないバスであった。

2013/2/21:Adelaide Metro:Train:Port Adelaide → Adelaide

結局、14時19分のアデレード行きの列車でアデレードに戻る。14時39分にアデレードに到着した。

 

次に、アデレード・オーバーンを通るバスに乗る。アデレード・オーバーン(O-Bahn)はガイドウェイバスのシステムを採用している。ガイドウェイバスのシステムとは、バス専用道路の両側の側壁に案内軌条を設置し、それによってバスを誘導する仕組みである。この区間内では、運転手はハンドル操作をする必要はない。日本でも愛知県内で採用されている区間がある。アデレード・オーバーンは1986年に開業し、区間内の最高速度は時速100kmで、現在のところ世界最速のオーバーンらしい。

バス専用道を走るBRTはそれ自体に渋滞回避という利点があるが、ガイドウェイバスは、それに加えて速達性という利点もあるという。もっとも、このようなガイドウェイバスは世界的に見ても普及しているわけではない。

 

2013/2/21:Adelaide Metro:545X:Currie St. → Tea Tree Plaza

Currie St.のバス停に向かうと、まもなく来た545Xのバスが"Tea Tree Plaza O bahn"と書かれていたので、乗車する。見た目は普通のバスである。

このバスは市内数カ所に停車した後、オーバーンに入る。オーバーンに入る際に停車はしないが、路面でオーバーンに入ったことは分かる。運転手はハンドルに手を置いているものの、ハンドル操作はしない。アクセル・ブレーキの操作のみを行う。最高速度100kmで走行する。一般路線バスが時速100kmを出すわけだから、なかなかのスピード感がある。

途中2カ所にバス停がある。バス停はインターチェンジを兼ねており、ここからのバスの流出入も行われているらしい。このバス停部分はオーバーンの軌道ではなく、一般の道路である。この便は速達便のようで、そのどちらにも停車しない。

頻繁に対向のバスとすれ違う。

ティーツリープラザ(Tea Tree Plaza)は、オーバーンの一方の終着点であり、複数のバスの乗り換え地点でもある。オーバーンに入ってからおよそ10分で到着する。12kmを10分で走るのだから、なかなかである。ここで降りる。

連接バスも多い。

 

2013/2/21:Adelaide Metro:541X:Tea Tree Plaza → Currie St.

帰りは541Xのバスで市内に戻る。連接バスであった。この便も速達便で、市内中心部までいっさい停車することなく進む。前の方に座ったので、写真をとってみた。

ティーツリープラザを出発し、専用軌道に入る。

専用軌道。

パラダイス・インターチェンジ(Paradise Interchange)。

クレムジグ・インターチェンジ(Klemzig Interchange)。

専用軌道から一般道に入る。

ティーツリープラザを出て20分程度で、Currie.Stに到着した。

 

【2013/2オーストラリア】(目次

16,アデレード:航空博物館(Aviation Museum):2013/2/21【2013/2オーストラリア】

17,アデレード・メトロ:オーバーン(O-Bahn):2013/2/21【2013/2オーストラリア】【←本記事】

18,アデレード・メトロ:グレネルグ・トラム(Glenelg tram line):2013/2/21【2013/2オーストラリア】

 

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