直江津からは、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン、しなの鉄道北しなの線で長野まで向かう。いずれの路線も、2015年まではJR信越本線であり、北陸新幹線開業と共に第三セクター化され、新潟県側はえちごトキめき鉄道、長野県側はしなの鉄道が運営をすることとなった。
泊からの列車は直江津に19時02分に到着して、次の妙高はねうまラインが19時40分であるから、40分弱の時間がある。この間に、直江津駅付近を歩いて廻った。
直江津駅北口。
直江津駅南口。
駅舎は、通路の窓が丸窓であったり、ファンネルを模したものがあったりと、どことなく船をイメージしていることが分かる。後で調べたところによると、客船「飛鳥」をイメージして作られたのだという。
南北自由通路は「あすか通り」と呼ばれている。
2022/10/22:えちごトキめき鉄道:妙高はねうまライン:普通:直江津→妙高高原
直江津駅の自動券売機で、長野まで乗車券を購入した。途中の妙高高原で会社は変わるが、乗車券は長野まで購入可能であった。直江津から長野まで1,750円である。
NEWDAYSで「小竹のサンドパン」を購入した。上越市に本社のある老舗パン屋「小竹製菓」の人気商品だという。162円也。後ほど食べたが、どことなく、盛岡の福田パンを思い出した。美味しくいただいた。
直江津駅ホーム。
ホーム上には学生専用の自習室がある
直江津駅駅名標。
妙高高原までは、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに乗車する。路線名である「妙高はねうまライン」は、この地域で春になるとみられる、妙高山の中腹に現れる雪形「跳ね馬」に由来するという。
19時40分発の普通妙高高原行きの車両は、ET127系2両編成であった。もともとJR東日本のE127系で、経営移管に伴い、えちごトキめき鉄道に譲渡された車両である。
乗車した車両は1995年製造のET127系であった。
銚子電鉄と姉妹鉄道締結をしている。
行き先表示。
車内はJR時代とほぼ同じであろう。ロングシートである。701系とも共通点の多い車内である。
ドア上の路線図。
運賃表は、最近はやりの液晶モニターではなく、従来型であった。
直江津出発の時点で、2両ともに座席がある程度埋まった。次の春日山でも、まとまった乗車があった。その次の高田では、降りる客もいたがそれ以上に多くの客が乗ってきた。列車はワンマン運転なので、無人駅での降車は本来一番前のドアからであるが、南高田では車内混雑を理由に全てのドアが開いた。
上越妙高である程度降りていき、座席が埋まる程度の乗車率となった。次の北新井でさらに空いたが、降車時の精算で手間取り、少し停車した。新井では、今度は空席が大半になった。
新井の次は、スイッチバックの二本木駅である。まずはスノーシェルターに突っ込んで停車し、バックで二本木駅に入線した。
終点の妙高高原には20時29分に到着した。妙高高原まで乗車した客は6名であった。
2022/10/22:しなの鉄道北しなの線:普通:妙高高原→長野
妙高高原ではしなの鉄道に乗り換える。20時32分発の北しなの線普通長野行きは、同じホームの向かい側に停車していた。車両は115系である。
車内はセミクロスシートである。
【→しなの鉄道115系の以前の乗車記録はこちら】
妙高高原を出ると、県境を越えて新潟県から長野県に入る。終点の長野には21時16分に到着した。
2022/10/22:北陸新幹線:はくたか478号:長野→上野
ここからは新幹線で東京に戻るだけである。長野から上野までは、乗車券・自由席特急券込みで7,600円である。
21時47分発のはくたか478号に乗車し、上野で降りた。上野に到着したのは23時18分であった。金沢始発であったが、自由席は空席の方が多かった。
【2022/10北陸】(目次)
15,高岡から直江津へ:あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン:2022/10/22【2022/10北陸】
16,直江津から長野へ:えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・しなの鉄道北しなの線:2022/10/22【2022/10北陸】【→本記事】
<2022/10北陸・完>
【(旧)信越本線の乗車記録】
5,直江津から長野へ:JR信越本線:普通妙高4号:2006/12/2【2006/12信越】
【しなの鉄道の乗車記録】
18,しなの鉄道:SR1系(一般車):2022/3/26【2022/3東日本・東海】
長野から上田へ:しなの鉄道:しなのサンセット4号:SR1系:2021/8/13
【その他の新幹線開業により三セク化された路線】
17,肥薩おれんじ鉄道:HSOR-100形:2021/12/13【2021/12九州】
8,道南いさりび鉄道:キハ40形:2021/3/20【2021/3北海道】
8,八戸から青森を経て弘前へ:青い森鉄道・JR奥羽本線:2019/9/8【2019/9東北】
2,盛岡から八戸へ:IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道:2006/7/29【2006/7北海道】