2009/3/11:JR根室本線:普通:落合→幾寅
駅に戻り、16時50分発の滝川行きに乗車する。運転手は私が来たのを見てドアを開け、私が乗るとまたすぐに閉めた。運転席とドアの間には仕切りがないので寒いのだろう。
青春18きっぷなのでとる必要はないが、整理券をもらった。
私1人だけを乗せた列車は定刻に落合を出発した。
車内。
幾寅には16時59分に到着した。ここで降りる。数人の乗客が乗っていった。
ホームから駅舎へ階段を降りる。幾寅駅は、高倉健氏主演の映画『鉄道員』のロケ地である。駅舎には「ほろまい」の文字がある。
駅舎。『鉄道員』に乗っ取られた駅といった感じである。
近くに資料館があるらしいが、既に閉館時間を過ぎていた。しかし、ロケで使われた車両や食堂、理髪店の建物は屋外にそのまま保存されているので、それらを見る。
表通りまで出てみるが、郵便局や商店もあり、街が形成されていた。
2009/3/11:JR根室本線:普通:幾寅→新得
17時34分発の滝川行きの列車をホームで待つ。寒い。-10℃近くあるのではないか。
スキー場だろうか。
ホームから見た駅舎。
定刻で列車がやってきた。降りる人は多かったが、乗るのは私だけであった。
車内では、何か線路や音の確認でもしているのだろうか、パソコンを持って色々とデータをとっている集団がいる。しかし乗客は少ないので、ボックスを占領できた。
落合から先は新狩勝トンネルに入る。1966年まで使われていた落合~新内~新得間の旧線は、鉄道省が選定した日本三大車窓の一つである狩勝峠を含んでいた。カーブが連続し、スイッチバックもあったらしい。今は新狩勝トンネルを通る。このトンネルは全長5790mと長い。トンネルを出ると、進行方向左下に街の明かりが見える。新得だろう。すでに辺りは暗くなりつつあり、街の明かりがきらびやかに見える。トンネルを抜けた後もカーブが続く。
新得の駅には定刻18時10分に到着した。
【2009/3北海道】(目次)
12,落合駅(北海道・JR根室本線):2009/3/11【2009/3北海道】
13,幾寅駅(北海道・JR根室本線):2009/3/11【2009/3北海道】【←本記事】
14,新得から東室蘭へ:JR石勝線・室蘭本線:2009/3/11【2009/3北海道】
【根室本線のその他の記録】
12,落合駅(北海道・JR根室本線):2009/3/11【2009/3北海道】
9,滝川から富良野・布部へ:JR根室本線:2006/7/30【2006/7北海道】