先ほど、北陸鉄道浅野川線で北鉄金沢から内灘まで往復したが、その際に乗車したのは北陸鉄道8000系であった。8000系は1996年より2両編成5本が浅野川線で運用に入っているが、もともとは京王3000系として京王井の頭線で運用に就いていた車両であり、登場から既に50年以上が経過している。
【→浅野川線・北陸鉄道8000系の乗車記録はこちら】
そこで、8000系の置き換え用として、2020年に、もともと営団(東京メトロ)03系として東京メトロ日比谷線で運用に就いていた車両が、北陸鉄道03系として投入され、運用を開始した。
2022/10/21:北陸鉄道浅野川線:北鉄金沢→内灘
ホテルで一休みをしたのち、21時前に北鉄金沢駅へ行き、ホームを覗くと、次の内灘行きが03系での運行だったので乗車することにした。先ほど購入していた「鉄道線全線1日フリー乗車券」を駅員に見せてホームに入る。
車両は03系2両編成である。全面の行先表示はフルカラーLEDで、日本語と英語が交互に表示される。
側面の行先表示も同様である。
北陸鉄道の紋であるが、異様に薄い。何らかの理由でシールをはがしたとか、そんな感じだろうか。
車内(一部は内灘到着後に撮影)。
ロングシートである。
優先席のもケットは青系である。
運転台の後ろには運賃箱が設置されている。車両の構造上、運賃箱がドアの部分まで出ているため、見慣れないと若干違和感のある配置である。
バスやワンマン列車ではおなじみの運賃表のLCDモニターがある。
運賃表や広告も表示される。
新型コロナウイルス感染症流行中のご時世、マスク着用の表示も出ていた。
車いすスペース。
ドア。
車内ドア上の案内表示器も稼働していた。
一部のドアには整理券発行機が設置されている。
このときはドアは自動で開閉したが、半自動にもできるようになっており、車内外に押しボタンがある。
乗車した車両は1994年(平成6年)に東急車輌で製造され、2020年にメトロ車両で改造されたものであった。
「サイクルトレイン」のステッカーが貼られていた。北陸鉄道では、浅野川線・石川線共に、3月16日から11月30日まで、平日は昼間、土日は終日、自転車の持ち込みが可能らしい。ただ、浅野川線では、利用可能な駅は北鉄金沢と内灘のみとのことである。また、雨天時は車内が滑りやすくなるため中止と書かれていた。
金曜日の21時頃、通勤客はチラホラいたが、空席もあった。
中間の無人駅では、案内表示器に「整理券をお取りください」と表示される。
終点の内灘には21時17分に到着した。
内灘駅では、すぐの21時20分に白帆台行きのバスに接続する。
逆に、内灘駅止まりのバスも到着した。
2022/10/21:北陸鉄道浅野川線:普通:内灘→北鉄金沢
折返し、21時30分発の北鉄金沢行きに乗車した。
内灘駅で停車中の03系。
終点の北鉄金沢には21時47分に到着した。
到着し、客を降ろした後、すぐにドアが閉まった。ドアを見ると、メトロ時代からと残っている、見慣れたシールも残っていた。
駅近くのセブンイレブンで飲み物と夜食を購入してホテルに戻った。本日の夜食は、セブンイレブンの「加賀屋監修 いしるだしいか飯」にした。北陸地方のセブンイレブン限定とのことである。145円也。美味しくいただいた。
【2022/10北陸】(目次)
9,金沢:ホテルひので屋:シングル:2022/10/21【2022/10北陸】
10,北陸鉄道浅野川線:北陸鉄道03系:2022/10/21【2022/10北陸】【←本記事】
11,JR七尾線・のと鉄道七尾線:2022/10/22【2022/10北陸】
【北陸鉄道の乗車記録】
8,北陸鉄道浅野川線:北陸鉄道8000系:2022/10/21【2022/10北陸】
7,北陸鉄道石川線:北陸鉄道7000系:2022/10/21【2022/10北陸】
【元営団03系の乗車記録】