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新宿から栃木へ:JR・東武直通特急:特急きぬがわ5号:2020/9/7

投稿日:2020年9月8日

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JR・東武直通の特急列車に乗車してみた。新宿から東武線に直通して東武日光、鬼怒川温泉へ向かうJR・東武直通特急が運行を開始したのは2006年のことであり、運行開始から早14年が経過している。今まで存在は知っていたが、なかなか乗る機会がなかった。今回、時間があったので少し乗ってみることにした。

このJR・東武直通の特急列車は、定期列車に限ると、「日光」「きぬがわ」が1日各1往復、「スペーシアきぬがわ」が2往復で、「日光」は新宿~東武日光、「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」は新宿~鬼怒川温泉を運行している。「スペーシア」が冠されている「スペーシアきぬがわ」は東武鉄道の特急車両スペーシアによる運行で、その他の「日光」「きぬがわ」はJRの車両による運行である。

今回は、乗車前日に、栃木までの乗車券と特急券を「えきねっとトクだ値」で予約した。えきねっとでは、この直通特急について期間限定で20%~40%引きの料金が設定されていた。新宿・池袋・浦和・大宮~東武日光・鬼怒川温泉であれば全ての列車が対象であるが、新宿発のきぬがわ5号とスペーシアきぬがわ7号に限って、栃木・新鹿沼・下今市・東武ワールドスクウェアまでの乗車でも割引対象となっていた。今回は、きぬがわ5号の乗車券と特急券を30%引きの2,130円で購入した。「えきねっとトクだ値」は座席数限定の発売であるが、平日ということに加えこのご時世だからか、前日でも「○」の表示であった。


2020/9/7:JR・東武直通特急:特急きぬがわ5号:新宿→栃木(東武)

2020年9月7日月曜日。新宿を13時に出る特急きぬがわ5号に乗車する。

乗車券・特急券。栃木駅にはJR両毛線と東武日光線が乗り入れているが、この列車は東武日光線の栃木駅に停車する。そのためであろう、切符には「(東武線)栃木」と表記されていた。

 

きぬがわ5号は、新宿駅では6番線から出発する。12時47分に鬼怒川温泉から到着する特急きぬがわ4号の折り返し運用らしい。

 

車両は253系1000番台である。元々成田エクスプレスで運行していた車両を改造したものであるが、色が塗り替えられているほか、前面貫通路がふさがれており、当時の雰囲気とは異なる。

12時55分頃になってドアが開いたので、車内に入る。

 

今回は6号車に座席をとっていた。第一印象として、明るい車内であると感じる。ただ、スペーシアと比較すると重厚感には欠ける。

シートピッチは広めの1100mmである。東武のスペーシアにあわせたらしい。そのおかげで、弁当を食べるとき、テーブルが遠く感じた。

背面テーブルのほかに、インアームテーブルも内蔵している。座席を向かい合わせにしたときでも飲み物を置くことができるようにとの配慮であろう。

座席の網ポケットには日光の観光案内パンフレットが入れられていた。

 

客室内には荷物置き場がある。

 

6号車の日光寄りには洗面所と洋式トイレがある。

 

6号車は元々グリーン車であったところを普通車に改造したらしい。成田エクスプレス時代にはグリーン個室もあったが、ここは販売されていない。改造時には車内販売準備室として使われていたらしいが、現在は車内販売も廃止されている。

 

新宿を定刻13時に出発する。この日は安定しない天気であり、これまでは晴れ間も見えていたが、出発するとすぐに土砂降りになった。

池袋には13時06分に到着する。

池袋を出てしばらくすると、進行方向右側に新幹線の車両基地が見える。相当に雨が降っているが、晴れ間も見える。妙な天気である。

浦和には13時23分、大宮には13時29分に到着した。いつの間にか、空はまた晴れていた。

大宮を13時30分に出ると、次が東武線の栃木である。この時点で6号車の車内には6人いたが、観光客風なのはカップル一組だけで、ほかは個人客であった。

 

新宿駅のNEWoMANにあるお店で昼食用にお弁当を購入していた。「鶏むね肉の米粉の唐揚げ弁当」。896円也。美味しく頂いた。

 

13時38分、久喜を通過する。この駅は東武伊勢崎線と合流する駅である。

相変わらずよく分からない天気である。

 

13時48分に栗橋駅に到着する。列車は、ホームのないところで停車した。ここで、乗務員がJRから東武に交代する。3分ほど停車する。

右側にはJRの栗橋駅が見える。

左側は東武日光線である。

栗橋駅を出発すると、一瞬、照明と空調が切れる。この区間にデッドセクションがあるという。JRも東武線も共に直流1500Vであるが、双方の電源の混触を防ぐために設けられているらしい。

東武日光線に入る。

東武日光線内を何駅か通過して、栃木には定刻14時12分に到着した。ここできぬがわ5号を降りた。

列車は1分ほど停車した後、鬼怒川温泉に向けて出発していった。

 

東武栃木駅改札内。

東武栃木駅改札口。

 

栃木駅南口。

 

栃木駅北口。

北口は街に続いているようである。

蔵の街とのことである。

 

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【JR東日本の特急車両の乗車記録】

上野から仙台へ:JR常磐線:特急ひたち3号:2020/3/24

東京から河津へ:JR東海道本線ほか:特急マリンエクスプレス踊り子77号:2013/2/28

3,酒田から青森へ:特急いなほ7号:2010/2/13【2010/2北海道】

9,上野から仙台へ:JR常磐線:特急スーパーひたち27号:2006/12/3【2006/12信越】

 

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