都営バスの中には、学生利用を想定して、一般的な運賃である210円より安い運賃で運行する路線がある。これらの路線は「学バス」と呼ばれ、系統番号の上に「学」の文字が付されている。現在は、高田馬場駅と早稲田大学早稲田キャンパスを結ぶ「学02」系統、渋谷駅と日赤医療センターを結ぶ「学03」系統、目白駅と日本女子大学を結ぶ「学05」系統、恵比寿駅と日赤医療センターを結ぶ「学06」系統の4つの系統が設定されている。「学03」と「学06」系統は一方の終点が病院であるが、「学03」は沿線に青山学院初等部、実践女子学園、國學院大學、東京女学院があり、「学06」も広尾高校、東京女学院がある。2022年3月31日までは、東京大学と上野駅を結ぶ「学01」、東京大学と御茶ノ水駅を結ぶ「学07」もあったが、これらはそれぞれ一般系統である「上01」「茶07」に転換された。それ以前に遡ると、1978年までは池袋駅と東京教育大学を結ぶ「学04」があったらしいが、東京教育大学が筑波大学に改称のうえ筑波に移転したことに伴い、系統が廃止されたという。
今回は、高田馬場駅と早稲田大学早稲田キャンパスを結ぶ「学02」系統に乗車する。総延長は約2kmと短く、所要時間もわずか10分である。バスの本数は多く、平日は8時台に13本、昼間も1時間に6本以上設定されており、土曜日も1時間に5本以上、休日も1時間に4本以上設定されている。これは、大学生のほかに地元民の利用も想定されているからであろう。
2026/5/9:都営バス:学02:高田馬場駅前→早大正門
2026年5月9日土曜日。高田馬場駅前を15時52分に出る早大正門行きのバスに乗車する。早大正門行きは、高田馬場駅早稲田口のロータリーにある2番乗り場から出発する。ロータリー側の出口を出て目の前なので、極めて便利である。



運賃が180円であることも大きく案内されている。一般系統の運賃は210円であるから、30円安い設定である。

出発までに10人程度が集まり、定刻15時52分に高田馬場駅前を出発した。見た感じ、地元民の利用も多い路線のようである。
バスは、都道25号早稲田通りを進む。早大正門までの停留所は、高田馬場二丁目、西早稲田、馬場下町の3つのみである。



西早稲田停留所には15時57分に到着した。この先にある交差点が西早稲田交差点である。東京メトロ副都心線にも西早稲田という駅があるが、こちらは離れており、このバスから乗り継ぐのであれば1つ手前の高田馬場二丁目の方が近い。

馬場下町まででほとんどの客が降りていった。この路線から東京メトロ東西線に乗り継ぐ人は少ないと思われるが、東京メトロ東西線早稲田駅は、馬場下町停留所が最寄りである。
馬場下町交差点を左折して、一方通行の早大南門通りを進む。


通りの名前となっている早稲田大学南門の前を通る。

早稲田大学正門を見つつ、大隈記念講堂の手前を右折すると、終点の早大正門である。

早大正門には16時に到着した。大隈記念講堂の脇に停留所がある。


大隈記念講堂。写真は、「学02」系統の発着する停留所の反対側の歩道から撮影した。

【都営バスの乗車記録】
門前仲町駅から東京テレポート駅へ:都営バス「海01(KM01)」:2025/3/24
四谷駅から晴海五丁目ターミナルへ:都営バス「都03」:2025/10/12
東京駅から豊海水産埠頭へ:都営バス「都04」:2025/12/13
錦糸町駅から門前仲町駅へ:都営バス「都07」:2025/3/24
亀戸駅から日暮里駅へ:都営バス「里22」:2025/12/13
東京駅から錦糸町駅へ:都営バス「東22」:2025/3/24
浅草寿町から東大島駅へ:都営バス「草24」:2026/5/4
東大島駅から錦糸町駅へ:都営バス「錦28」:2026/5/4
豊海水産埠頭から亀戸駅へ:都営バス「門33」:2025/12/13
池袋駅から西新井駅へ:都営バス「王40」:2025/1/12
東京駅から荒川土手へ:都営バス「東43」:2026/2/28
駒込病院から北千住駅へ:都営バス「端44」:2026/2/28
南千住車庫から上野松坂屋へ:都営バス「上46」:2026/2/28
新橋駅から小滝橋車庫へ:都営バス「橋63」:2025/10/12
九段下から高田馬場駅へ:都営バス「高71」:2025/10/12
目黒駅から千駄ケ谷駅へ:都営バス「黒77」:2026/5/9
新宿駅から王子駅へ:都営バス「王78」:2024/10/20
新代田駅から新宿駅へ:都営バス「宿91」:2022/6/19