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仙台から東京を経て成田空港へ:宮城交通「ザ・サンライナー」:2025/7/21

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現在、宮城交通と京成バス千葉イーストは、共同で、仙台と成田空港を東京駅経由で結ぶ昼行高速バス「ザ・サンライナー」を1日1往復運行している。

この路線の特徴として、仙台行きと成田空港行きとで経路は異なる点が挙げられる。仙台行きは、成田空港を出ると西船橋駅、東京駅で乗車扱いをした後、仙台駅へ向かい、終着は松島海岸である。所要時間は9時間10分と、昼行高速路線の中でも上位に位置する走行時間である。対して、成田空港行きは、始発が仙台駅で、東京駅に停車した後、成田空港へ直行し、所要時間は7時間45分である。また、仙台と東京の間では、東北自動車道を使う会社が多いところ、この路線は常磐自動車道を走行する。

私は、昨年、成田空港から松島海岸へ向かう成田空港交通(現・京成バス千葉イースト成田空港営業所)の便に乗車した。そこで、今回は、その逆ルートに乗車することにした。

【→昨年のザ・サンライナーの乗車記録はこちら

成田空港行きのバスは、仙台駅を7時10分に出発し、東京駅には13時20分、終点の成田空港第1ターミナルには14時55分に到着する。ちなみに、同時刻に仙台駅を出発する東北急行バスのニュースター号は、東京駅着が12時30分であり、東京駅までの時刻表上の所要時間は50分ほど短い。これは、東北自動車道経由か常磐自動車道経由かという道路選択の違いのほか、後述する通り、道中での休憩時間の違いも影響しているかもしれない。

 

2025/7/21:宮城交通:ザ・サンライナー:仙台駅→成田空港第1ターミナル

2025年7月21日月曜日、三連休の最終日である。今回は仙台から東京へ向かうために、「ザ・サンライナー」を利用する。時間があるので、東京駅では降りずに、終着の成田空港まで乗り通すことにした。

予約は前日に発車オーライネットで行った。料金は日によって変動し、この日の仙台から東京駅までの運賃は4,700円、成田空港までの運賃は6,200円であった。運行開始から2年以上経っているが、まだ認知度が低いのか、東北急行バスやJRバス東北の東京行きが比較的埋まっていたのに対し、ザ・サンライナーは前日でも空席が多かった。

 

仙台駅前では、広瀬通の宮交高速バスセンターから出発する。

 

この日の成田空港行きは宮城交通による運行であった。出発5分前の7時05分に入線した。

 

車内には3列独立シートが並んでいる。

 

ヘッドの両側の出っ張りが特徴的な座席である。

足置きとレッグレストが備わっている。

肘置きの下にはUSBの給電装置がある。

 

最後尾にトイレが設置されている。

 

定刻7時10分に仙台駅を出発した。乗客は僅か4名である。

 

東北本線、東北新幹線の高架下を潜り、新寺通りに入ると、運転手から車内と休憩個所、停車停留所の案内がある。

 

卸町、六丁の目を経て、7時30分、仙台東ICから仙台東部道路に入る。

 

亘理ICから常磐自動車道に入り、8時16分、福島県南相馬市の南相馬鹿島SAに到着した。ここで15分休憩となる。

本日乗車した車両は、日野・セレガ「宮城200か3169」であった。

隣には、JRバス東北の「仙台・羽田2号」が停車していた。7時に仙台駅東口を出て、バスタ新宿を経て羽田空港へ向かう路線である。本来であれば東北自動車道経由のはずであるが、三連休の渋滞を見越しての迂回運行だろうか。JRバスの方は、少なくとも窓側はすべて埋まっている模様であった。

南相馬鹿島SA。

 

南相馬鹿島SAを8時30分に出発した。

次の休憩箇所である茨城県北茨城市の中郷SAには9時50分に到着した。ここで15分休憩となる。

ここでもJRバス東北の「仙台・羽田2号」と合流した。

 

茨城県守谷市の守谷SAには11時25分に到着した。東京まではもう少しであるが、ここでは40分休憩となる。ここから先、東京駅を経て成田空港まで休憩はないとのことなので、運転手の休憩時間も鑑みて、ここで十分な時間を確保しておこうということなのだろう。

Pasar守谷の中には大きなフードコートがある。40分もあれば、余裕で昼食をとることができる。

フードコートのびっくりドンキーでハンバーグを購入する。810円也。美味しくいただいた。

守谷SA内には、茨城県のどら焼き専門店「志ち乃」の店舗があり、冷たいどら焼きをが売られている。いくつもの種類があり、ティラミスを購入した。240円也。こちらも美味しくいただいた。

バスに戻る。

 

12時05分、バスは守谷SAを出発した。

12時14分、三郷本線料金所を通過する。

三郷JCTから首都高速6号三郷線に入り、小菅JCTで中央環状線、堀切JCTで6号向島線、江戸橋JCTで都心環状線と進む。

宝町出入口で高速を降りる。

 

12時44分、東京駅八重洲口の向かいにあるバスターミナル東京八重洲に到着した。36分の早着である。ここで1名降りる。

 

再び、宝町出入口から首都高速都心環状線に入る。

江戸橋JCTで6号向島線、両国JCTで7号小松川線に入る。

荒川を渡ると小松川JCTである。

荒川と中川の間に中央環状線が走る。中央環状線をくぐると、今度は中川を渡る。

 

7号小松川線は、一之江を過ぎると京葉道路に繋がる。

江戸川を渡り、東京都から千葉県に入る。

江戸川を渡るとすぐに、東京外環自動車道との分岐点である京葉JCTがある。上を走るのが外環自動車道かと勘違いしたが、後で調べてみると、この辺りの外環自動車道はトンネルで、上は国道298号とのことである。

 

船橋本線料金所を通過する。

 

13時24分、宮野木JCTに併設の千葉西本線料金所を通過する。

 

宮野木JCTからは東関東自動車道に入る。バスは時間に余裕があるようで、一番左の車線をゆったりと走行する。横から東京空港交通のリムジンバスが追い抜いていく。

成田JCTから新空港自動車道に入る。

 

成田空港第3ターミナルには13時49分に到着した。ここで1名降りる。

その後、第2ターミナルでは降車客がいないとのことで、第2ターミナルでは停車せず、第1ターミナルに直行する。

終点の第1ターミナルには13時55分に到着した。定刻が14時55分であるから、1時間の早着である。空港へ向かうバスということで、余裕を持ったダイヤを設定しているのだろう。終点まで乗車したのは私を含めて2名であった。

 

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