2025年3月14日まで、JR中央本線の東京側では、東京~八王子で「特急はちおうじ」、東京~青梅で「特急おうめ」という通勤特急が平日に設定されていた。両列車とも、前身は「中央ライナー」「青梅ライナー」という通勤ライナー列車で、2019年3月のダイヤ改正で特急列車に格上げされたが、3月15日のダイヤ改正から中央線の快速列車でグリーン車のサービスが始まるのと引き換えに、これら2つの特急列車の運行が終了となった。
「特急おうめ」には1月に乗車していたので、運行終了前に「特急はちおうじ」にも乗車をすることにした。「特急はちおうじ」は、朝に東京行きが2本、晩に八王子行きが3本設定されていた。列車の本数が多い通勤時間帯に運行するため、速達性では昼間の中央特快・青梅特快に劣る便もあり、快適性と、指定券を買っていれば必ず座席に座ることができるという点が取り柄であった。
【→特急おうめの乗車記録はこちら】
2025/3/7:JR中央本線:特急はちおうじ5号:東京→八王子
2025年3月7日金曜日。下りの特急はちおうじは、東京駅を18時、20時15分、21時15分に出発する。今回は、21時15分発の特急はちおうじ5号に乗車することにした。
「特急はちおうじ」は、えきねっとのチケットレス特急券にも対応しており、紙の特急券を購入するよりも100円安い。ただ、今回は、紙の特急券を発券した。東京から八王子までは47.4kmで、普通車指定席の特急券は760円であった。
「特急はちおうじ」とは全く関係がないが、この前日の3月6日、東北新幹線では走行中に「はやぶさ号」と「こまち号」の連結が外れるトラブルが発生していた。1992年に「やまびこ号」と「つばさ号」で併結運転を開始して以来、30年以上このような事象は起きていなかったはずであるが、昨年9月に同様の事象が発生したのに続き今回が2度目の発生ということで、JR東日本も併結運転を一時休止する措置をとった。それにより、山形、秋田方面と東京方面とを行き来する客は、福島、盛岡で、それぞれやまびこ号、はやぶさ号に乗り換えることを余儀なくされ、東北新幹線の混雑が予想されるということで、臨時列車が設定された。
さて、21時15分発の特急はちおうじ5号は、東京駅2番線から出発する。
列車は、出発4分前の21時11分に回送で到着した。E353系12両編成である。
車内の案内。
少し遅れて東京駅を出発した。金曜日の晩であるが、車内は意外にも空いていた。
【→E353系の車内はこちらも参照】
新宿には21時30分に到着した。ここで一定の乗車があるが、満席にはならない。隣も空席であった。
三鷹で高尾行き、武蔵小金井で立川行き、国分寺で高尾行きを追い越す。先日のおうめ1号に乗車した際よりも遅い時間で、夕ラッシュの時間帯から外れているため、特急らしい走りをする。
新宿から26分、立川には21時56分に到着した。
次いで、終点の八王子には22時07分に到着した。
八王子駅駅名標。
【E353系の乗車記録】
東京から青梅へ:JR中央本線・青梅線:特急おうめ1号:E353系:2025/1/10
2,新宿から信濃大町へ:JR中央本線・大糸線:特急あずさ5号:E353系:グリーン車:2024/10/25【2024/10北陸】
20,新宿から松本へ:JR中央本線:特急あずさ53号:E353系:2022/4/1【2022/3東日本・東海】
【中央本線の乗車記録】
JR中央本線(中央快速線):209系1000番台:2020/1/31
4,JR中央本線・青梅線:2011/9/10【2011/9インドネシア】