インターネットでバタム島を調べていると、「昼間の遊べるスポットはない」、「シンガポールの男性が週末にこぞって女性目当てで行く島」、「カラオケが沢山あるが、カラオケというのは名前だけで実質的には置屋である」などとの情報が出てくる。鉄道はないようである。ただホテル代は極端に安く、Agodaで調べると、今回宿泊する89 ホテルはデラックスルームでも朝食込みで1泊2,000円台で泊まることができ、かつそれなりに評価も高い。のんびりしに行くには良いところなのかもしれない。
ハーバーベイで入国審査を終え、タクシー乗り場に行く。タクシーは数台しかおらず、選ぶことはできない。"89 Hotel"と言うと、乗れと合図される。値段はと聞くと、Rp50,000とのこと。50,000と聞くと一瞬驚くが、500円程度である。その程度かと思ったが、後から聞いたところによれば、港からホテルまではRp30,000程度の距離らしい。よく知らない外国人と見てふっかけてきたのかもしれない。
運転手が、"Lady?"と聞いてくる。早速である。やはりそのような島なのかと思う。タクシーの運転手としても、客をそのようなところに連れて行くことで、マージンを受け取ることができるのだろう。ただ、断ると、そのままあっさりとホテルに直行してくれる。
2010/4/20-22:89 Hotel(89 ホテル)
港から15分程度だろうか、89 ホテルに到着する。このホテルで2泊する。
タクシーが止まると、ホテルの中からポーターが出てきでタクシーの戸を開けてくれる。フロントは広く、この値段のホテルにしてはかなり立派であるような気がする。
まだ13時30分頃であったがチェックインが可能であった。すでにAgodaでホテル代金は支払い済みであったが、デポジットがかかるらしい。ただ、パスポートを預けたらデポジットはかからないと言われる。パスポートを預ける。
部屋は7階のデラックスルームであった。さすがデラックスと言われるだけあって、広い。ゆったりとした作りである。照明も落ち着いた雰囲気である。
洗面所はシャワーだけではなく風呂も付いている。これで2000円台とは信じられない。
ペットボトルに入ったミネラルウォーターは2本がサービス。その他紅茶のティーパックがおかれている。冷蔵庫内の飲み物や、客室備え付けのお菓子は有料である。
客室から見たバタム。
荷物を整理すると眠くなってきたので、布団に入る。起きたら、なんと20時であった。もう外は真っ暗である。
頭がぼんやりして食事に行く気にもなれないので、日本などでは高額でとても使う気になれないルームサービスというものを使ってみた。部屋の電話で、ラクサとマンゴージュースを注文する。日本円で700円くらいだっただろうか。現地の物価に慣れると高いのだろうが、日本人感覚では安い。注文後15分程度で到着する。味は、ホテルレベルというか、特別美味しいわけではなかったが、十分食べられた。マンゴージュースは絞りたてだったのか、どろっとしていて美味しかった。
日本から持ってきた文庫本を読んでいるうちにまた眠くなり、翌朝までしっかりと寝た。旅行前は長時間のバイトが続き、かつ睡眠時間も少なかったので、疲れていたのだろうか。
朝食についてもあわせてここで書いておく。ホテルの朝食としてはごく一般的なバフェ形式であった。卵料理とヌードルは目の前で作ってくれる。朝はそんなに食べないので、ほんの少しずつとって食べた。
【2011/4インドネシア】(目次)
7,シンガポールからバタムへ:Berlian Ferries:2011/4/20【2011/4インドネシア】
8,バタム:89ホテル(89 Hotel):Deluxe:2011/4/20【2011/4インドネシア】【←本記事】
9,バタム島:ナゴヤヒル (1):2011/4/21【2011/4インドネシア】