下関(唐戸)と門司の間では、関門汽船が昼間は20分間隔で船を出しており、両区間の所要時間はわずか5分である。関門汽船は、その他に、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地で知られている巌流島への航路も運行しており、平日は下関から、土休日は下関と門司から、40分間隔で船が出ている。
今回は、下関から、巌流島を経由して門司へ戻ることにした。13時45分に唐戸を出る便に乗ると、13時55分に巌流島に到着する。巌流島で45分ほど観光し、14時40分の門司港行きに乗れば、14時50分に門司港に到着する。
唐戸ターミナルで乗船券を購入する。

ターミナル内にある自動券売機で、巌流島を経由しての門司までの乗船券を購入した。900円也。購入していると、係員が、巌流島のパンフレットをくれた。また、島には自動販売機などないことを教えてくれる。ターミナルの横がファミリーマートなので、こちらで飲み物を購入した。

2023/7/15:関門汽船:下関(唐戸)→巌流島
出港10分前になったので乗り場に向かう。


先発の13時40分発門司行き。こちらは、後ほど多くの客を乗せて出航していった。

13時45分発の巌流島行きが到着した。


1階は窓付きの船室になっている。

屋上のデッキにはベンチがある。

13時45分に唐戸ターミナルを出航した。客は10人程であった。


市立しものせき水族館。

「はい!からっと横丁」の観覧車。

海峡ゆめタワー。

関門橋は進行方向後ろ側となる。

10分ほどで巌流島に到着する。


巌流島には13時55分に到着した。


巌流島に上陸する。1973年以降は無人島であるが、観光地ということで遊歩道がしっかりと整備されている。

トンボが多い島であった。小さい頃にはトンボを捕まえて遊んだことがあったが、その後、何年もトンボとふれあった記憶がない。久しぶりである。

舟島神社。巌流島の正式な名称は「舟島」である。島の形が船に似ていることに由来しているらしい。


佐々木巌流之碑

バーベキューサイト。

巌流島文学碑。

武蔵・小次郎像。小次郎像は2002年12月、武蔵像は2003年4月に建てられたという。


武蔵が乗ってきたであろう伝馬船をイメージした船が置かれていた。

下関方。

関門橋方。

関門橋方を拡大する。

門司方。

小さな島なので、見るべきところは、ゆっくり歩いても30分もかからず見ることができる。もっとも、これでも明治から大正にかけて埋め立て工事が行われたらしく、武蔵と小次郎が決闘した当時の巌流島の面積は現在のわずか1/6、17,000平方メートルであったという。
見終えた後は、船の時間まで東屋で休憩をする。


2023/7/15:関門汽船:巌流島→門司港
14時40分の門司港行きの船が到着した。

乗船する。


船着き場の辺りから本州を見ると、造船所や倉庫が並んでいる。


定刻14時40分に巌流島を出発した。

下関のフェリーターミナルに釜山行きの関釜フェリーが停泊しているのが見えた。

海峡ゆめタワー。

14時50分に門司港に到着した。

【2023/7九州】(目次)
12,門司から下関へ:関門トンネル人道:2023/7/15【2023/7九州】
13,下関(唐戸)から巌流島を経て門司港へ:関門汽船:2023/7/15【2023/7九州】【←本記事】
14,門司港駅(福岡県:JR鹿児島本線):2023/7/15【2023/7九州】