2022年12月18日日曜日。東京から、まずは高崎線、上越線を乗り継いで越後湯沢まで向かう。上越線は、上越国境の区間である水上~越後湯沢間の本数が少ないので、この区間でどの列車に乗るかによって、東京の出発時刻が決定する。今回は、8時25分に新宿駅を出る列車で出発することになった。
2022/12/18:湘南新宿ライン・高崎線:普通:新宿→桶川
2022/12/18:高崎線:快速アーバン:桶川→高崎
8時25分に新宿を出る湘南新宿ライン・高崎線直通の普通籠原行きに乗車した。
今回はグリーン車に乗車した。JREポイントをSuicaグリーン券に交換するとき、通常は600ポイントであるが、このときは400ポイントで交換できた。
【→E231系のグリーン車の乗車記録はこちら】
列車は定刻8時25分に新宿を出発した。
駒込までは山手線と併走する。
駒込を過ぎると山手線と分かれ、トンネルを通り、王子方面へ向かう。この付近に、山手線で唯一の踏切がある。
新宿駅の駅弁店で朝食を購入していた。小田原の東華軒製「釜揚げしらすとじゃこのお楽しみ弁当」。880円也。
おかずに入っている「さわらの唐揚げ」も大きい。美味しくいただいた。
列車は、高崎線に入り、桶川に9時12分に到着した。
ここで、上野東京ラインから来た快速アーバン高崎行きを待避するため、数分停車する。
まもなく、向かい側に9時15分発の快速アーバン高崎行きが入線した。私もそちらに乗り換えた。快速アーバンは、桶川を出ると鴻巣、熊谷の順に停車し、熊谷からは各駅に停車する。
上信電鉄の車両が見えると高崎駅である。終点の高崎には10時15分に到着した。
2022/12/18:上越線:普通:高崎→水上
高崎では、10時25分発の普通水上行きに乗り換えた。
乗車したのは211系であるが、外装も車内も他の211系とは雰囲気が異なる編成であった。後ほど調べて、この編成が、JR東日本高崎支社が両毛線沿線を活性化させるプロジェクトの一環としてデザイン変更を施したものであることを知った。
栃木県の小山と群馬県の新前橋とを結ぶ両毛線は、もともと生糸や絹織物の輸送を通して発展してきた経緯があることから、ラインに、織物柄の1つである「矢絣」を採用したという。また、黄色は両毛線のラインカラー、緑は沿線の山々をイメージしているという。
座席も、両毛線沿線の前橋市、桐生市、栃木市、小山市の市花をモチーフにしたデザインに変更されていた。
前橋市はバラ、桐生市はサルビア、栃木市はアジサイ、小山市はオモイガワザクラである。
この両毛線用車両を使った上越線普通水上行きで水上へ向かった。終点の水上には、11時31分に到着した。
2022/12/18:JR上越線:普通:水上→越後湯沢
水上から越後湯沢の間は列車の本数が少ない。平日であれば9時44分を逃すと次は13時40分、その次が16時42分となるが、一部期間の土休日は11時40分にも長岡行きがある。本日は、この11時40分の長岡行きの運行日であった。
車両はE129系4両編成であった。車内は、高崎発の列車からの乗り継ぎ客が大半だっただろうか。
【→E129系の乗車記録はこちら】
水上から土樽まで、上越線の下り線は新清水トンネルを経由する。新清水トンネルに入ってすぐに湯檜曽に到着する。次いで、トンネル内を走り、土合に到着する。土合で降りていく客は多く、また、駅構内にも見学客がいる。新清水トンネル内にある下りホームから地上に出るには462段の階段を上がる必要があり、「日本一のモグラ駅」として有名である。
新清水トンネルを出ると、うっすらと雪が降っていた。「雪国」というにはまだ早い感があるが、関東平野とは異なるなと思う。
土樽駅。
ホームでは既にスプリンクラーが発動していた。
車窓から。
越後中里駅。
線路内のスプリンクラーから水が出ていた。
越後中里駅の近隣には越後中里スノーリゾートがあり、ここでは旧型客車が休憩所として活用されている。
越後湯沢に近づくにつれて、雪がなくなってきたように見える。
越後湯沢には12時14分に到着した。
越後湯沢駅駅名標。
昼食は越後湯沢駅で食べることにした。近隣のガーラ湯沢スキー場は雪不足のためこの週末の営業を中止していたが、駅構内は行楽客で賑わっていた。食堂はいくつかあったが、そのなかで「魚沼らーめん雁舎」という店に入った。食事時であり、入口の紙に名前を書いた後、呼ばれるまで数分待った。
味噌ラーメンを注文した。米粉麺を推しているようであったので、麺は米粉麺にした。920円也。美味しくいただいた。
越後湯沢駅のコンコース内には、冬のスキーシーズンのみ営業の店もある。まだ開店していなかった。
【2022/12新潟・長野】(目次)
2,東京から越後湯沢へ:JR高崎線・上越線:2022/12/18【2022/12新潟・長野】【←本記事】
3,越後湯沢から森宮野原へ:南越後観光バス:2022/12/18【2022/12新潟・長野】
【上越線の乗車記録】
23,JR上越線:E129系:2022/4/2【2022/3東日本・東海】
4,高崎から直江津へ:JR上越線・北越急行線:2006/12/2【2006/12信越】