13時16分に仙台を出発した仙石東北ラインは、終点の石巻に14時19分に到着した。
2015/12/14:JR石巻線:普通:石巻 → 女川
石巻で、14時25分発の石巻線女川行きに乗り換える。キハ110系2両編成、ワンマンカーであった。かつて乗車したときはキハ40系であったが、いつの間にか引退していたようである。乗車したキハ110系には、前面に「奥の細道」と描かれていた。陸羽東線と共通の運用なのだろう。
石巻線も東日本大震災の影響を受けた路線の一つで、震災から1年ほどは石巻~女川が不通、その後2012年3月17日に石巻~渡波間が復旧、2013年3月16日に渡波~浦宿間が復旧、2015年3月21日に浦宿~女川間が復旧し全線開業となった。浦宿~女川間は、女川駅を200mほど内陸側に移設し、最大7mかさ上げした上での復旧となった。
女川には14時51分に到着した。ホームも駅舎もまだ新しさがある。
女川駅。
この駅には温泉があるので、来た列車ですぐに折り返すのはもったいない。温泉に入る予定で、タオル類を持ってきていた。ただ、温泉に入る前に、しばし駅の周りを歩いてみる。ある程度建物もできているが、まだ工事中という感である。後で待合室の掲示板を見てみると、私の訪問した1週間後、昨年末にこの付近の街開きがあったらしい。
駅舎の前には足湯もある。
女川駅に戻り、駅併設の温泉に入る。料金は大人500円。バスタオルと手拭いは有料で借りることもできる。下足箱の鍵を預け、脱衣所のロッカーの鍵を借りる。温泉は私の他に1人しか入っていなかった。平日の昼間だとこんなものであろう。
入浴後、休憩室で休んでいると、駅前から石巻駅に行くバスが出発していくのが見えた。これに乗ってもよかったなと思う。
16時を過ぎると少しずつ暗くなる。駅前のツリーのイルミネーションが光る。入口で脱衣所のロッカーの鍵を返すと、寒いから気をつけてくださいとカイロを頂く。
駅舎の上は展望スペースとなっている。一方には石巻線の線路、反対側には湾が見える。
もう一度、女川駅およびその周辺。
駅前のイルミネーション。
待合室にて。
【→2009年の女川駅はこちら】
2015/12/14:JR石巻線:普通:女川 → 石巻
駅の売店で弁当を購入し、券売機で石巻までの乗車券を購入する。
ホームへ行く。
16時32分発の小牛田行きは、来たときと同じキハ110系2両編成であった。
弁当はなかなか充実していた。
女川出発時は空いていたが、渡波で高校生が大挙して乗り込み、賑やかになる。石巻には16時58分に到着した。もう外は真っ暗であった。
【2015/12宮城】(目次)
4,仙台から石巻へ:仙石東北ライン:2015/12/14【2015/12宮城】
5,女川駅(宮城県・JR石巻線):2015/12/14【2015/12宮城】【←本記事】
6,石巻から仙台へ:ミヤコーバス「仙台-石巻線」:2015/12/14【2015/12宮城】