30,ベルリン：シャルロッテンブルク宮殿：2012/2/29【2012/2ドイツ】

投稿日：2019年7月22日

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2012/2/29：U Bahn：U2：Gleisdreieck →Bismarckstraße

2012/2/29：U Bahn：U7：Bismarkckstr → Richard-Wagner-Platz

次に、シャルロッテンブルク宮殿（Schloß Charlottenburg）に向かう。グライスドライエック駅からUバーン2号線に乗りビスマルク通り（Bismarckstraße）へ行く。

そこで7号線に乗り換えて"Richard-Wagner-Platz"まで行く。

2012/2/29：バス：M48：U Bahnhof Richard-Wagner-Platz → Schloß Charlottenburg

"Richard-Wagner-Platz"駅からシャルロッテンブルク宮殿へは徒歩でも行けるというが、すぐにM45系統のバスが来たので、これに乗っていく。

"Richard-Wagner-Platz"駅前には、これまた立派な建物がある。

M45系統のバス。

シャルロッテンブルク宮殿。

まず中央にあるインフォメーションに行く。そこで入場券を購入する。全てをみることのできるパスは11ユーロ也。写真は3ユーロで別途とのことで、一応その分も払ったが、結局写真はほとんど撮らなかった。

メインの建物を見る。オーディオガイドがあり、日本語のものも準備されている。このオーディオガイドは、部屋ごとに色々とその部屋の特徴や、それに関連したゾフィー・シャルロッテにまつわることを案内してくれるものであるが、ほどほどの長さだったので聞いていて飽きることはなかった。

シャルロッテンブルク宮殿であるが、初代プロイセン国王であるフリードリヒ1世の妃であったゾフィー・シャルロッテの夏の別荘であったという。最初はリーツェンブルグ宮殿（Schloss Lietzenburg）と呼ばれていたが、ゾフィー・シャルロッテの死後にシャルロッテンブルグ宮殿（Schloß Charlottenburg）に改名されたという。

ゾフィー・シャルロッテとは、ハノーファー選帝侯エルンスト・アウグストの娘であり、1684年にフリードリヒ1世と結婚する。彼女は趣味が多彩で、言語にも通じており、学芸、科学の振興に努めたという。彼女の一声で、ベルリンで初めてのイタリアオペラが上演されるに至ったという。特に音楽や詩が好きだったようである。ただ、宮殿全体が完成を目にする前、36歳の若さで亡くなったとのことであった。

オーディオガイドを頼りに、部屋を歩いて回る。このような宮殿を歩くのは、人の家を探検しているようで楽しい。飾られている美術品を見て歩くのも楽しい。特に有名なのはPorzellankabinett（陶器の間）のようだが、シャルロッテの趣味で集められた中国の陶器が部屋一面に飾られており、現代の人間から見れば悪趣味に感じられなくもないが、たしかに圧倒される。

2階は1943年の空襲で相当な被害を受けたとのことだが、現在では復元されている。もっとも、最初の通りに復元されたわけではないとのこと。建物としては当時の味を出しつつも、内部は博物館のようになっていた。

その後、もう2つほどある見学スペース・博物館も見学する。どちらも興味深い展示であったが、その背景や歴史にはあまり詳しくないので、ここでは省略する。もっとも、来て良かったと思った。なかなか楽しめた。

シャルロッテンブルグ宮殿を見終えた後は、広大な庭園を散策するのが筋なのだろうが、さすがに疲れており、喉が渇いていたのでとりあえずカフェを探す。一軒のカフェで、カプチーノとおすすめのケーキを注文。イチゴのケーキで、上がゼリー状になっていた。甘酸っぱく、美味しかった。