羽田を20時に出発したANA79便は、定刻21時35分に新千歳空港に到着した。新千歳空港から札幌市中心部へは電車で向かうのが定番かと思うが、今回は宿泊先のホテルが空港バスの停留所から近いこともあり、バスで向かうことにした。
到着ロビーに出たところに高速バスの切符売り場がある。国内線のターミナルには、ANA側とJAL側にそれぞれ窓口がある。ICカードで支払う場合は、ここで購入する必要はない。
新千歳空港から札幌市内へは、市内中心部へ向かう札幌都心系統のほか、大谷地駅、麻生駅、真駒内、円山バスターミナル、宮の沢駅、サッポロビール園、桑園への便があるらしい。今回は、札幌都心系統に乗車する。次の便は21時55分発である。新型コロナウイルス感染症の流行のため全体的に減便されているようであり、札幌都心系統は1時間に1本の運行である。
2021/3/18:北海道中央バス:新千歳空港連絡バス・札幌都心系統:新千歳空港(ANA前)→ホテルエーデルホフ札幌
札幌都心行きのバスは、ANAの到着ロビー前の22番乗り場が始発である。
札幌都心系統は北海道中央バスと北都交通との共同運行であり、21時55分発の札幌都心行きは北海道中央バスによる運行であった。
乗車したバス。「札幌200か4312」。
車内。一般的な横4列の高速バスの車両である。トイレはない。
定刻21時55分にANA前を出発する。12名の乗車であった。
次はJAL前の14番乗り場に停車する。ここから乗車する客はいない。
次いで、国際線ターミナルに停車する。ターミナルの電気はついているが、利用客はおろか係員の姿すら見えない。当然、ここから乗車する客はいない。2分ほど停車し、22時01分に出発する。
22時11分、千歳ICから道央道に入る。5分程度走ると、恵庭に到着するという案内が流れる。ここは道央道上に停留所がある。ボタンが押されることはなく、そのまま通過する。恵庭の次の輪厚も道央道上の停留所であるが、ここでもボタンは押されず、通過する。
22時28分、北広島ICで道央道を降り、三井アウトレットパーク入口に停車する。ここで1人降りる。ここからは月寒通に沿って札幌市中心部へ向かう。こまめに停留所の案内が流れ、客もパラパラと降りていく。
22時45分、地下鉄福住駅に停車する。駅に併設してターミナルがあり、バスはそこに入る。
プレミアホテルTSUBAKIを出ると、豊平川を渡り、札幌市内中心部へと入る。ここで、停車停留所の案内放送が流れる。このバスの終点はロイトン札幌であるが、札幌駅や市内中心部の主要なホテルを経由するため、終点に最短経路で向かうわけではない。
既に客は私のほかに1人しかいない。その1人の客も、次の南3条すすきので降車し、車内は私だけになった。運転士が来て、どこまで行くのかと聞く。気を利かせて、私の降りるバス停まで直行しようとしてくれたのかもしれない。
23時10分、エーデルホフ札幌でバスを降りた。料金は1,100円であった。スイカで支払った。
【2021/3北海道】(目次)
2,羽田から新千歳へ:ANA79便:2021/3/18【2021/3北海道】
3,新千歳空港から札幌へ:北海道中央バス「新千歳空港連絡バス 札幌都心系統」:2021/3/18【2021/3北海道】【←本記事】
4,札幌:ニューオータニイン札幌:ナチュラルコンフォートフロアツイン”然”:2021/3/18【2021/3北海道】
【新千歳空港連絡バスの乗車記録】
16.真駒内から新千歳空港へ:北都交通:2018/8/28【2018/8北海道】
4,新千歳空港から札幌市内へ:北海道中央バス:2009/3/7【2009/3北海道】
【その他の北海道の空港連絡バス乗車記録】
13,釧路から釧路空港へ:阿寒バス「釧路空港連絡バス」:2018/8/28【2018/8北海道】
4,根室中標津空港から根室へ:根室交通「中標津空港連絡バス」:2018/8/26【2018/8北海道】
4,女満別空港から知床・ウトロへ:網走バス「知床エアポートライナー」:2014/7/31【2014/7北海道】