ワカバルから乗車した83列車は、13時35分に終点のクンブ(Kemubu)に到着した。クンブは、ワカバル(Wkaf Bharu)から134.2kmのところにある。
クンブからグマス方を見る。
よく晴れている。外に出てしばらく写真を撮っていると、頭が熱い。帽子を持ってくるべきだった。
ディーゼル機関車の付け替え作業が始まっていた。行違線を使って、ワカバル方につなぐ。地上では作業員が手を叩き、機関車の運転手に合図をしている。手際よく連結する。
連結後、運転手が降りてくる。写真を撮っている私の存在が気になったのか、話しかけてくる。鉄道が好きで、鈍行列車に乗りたくてここまで来ているのだと説明する。この運転手が、不思議な日本人がいるとでも駅員に話したのだろうか、その後、陽気そうな駅員からも声をかけられる。
クンブ駅の駅舎も掘っ立て小屋のようなつくりではあるが、駅員は数人いる。
駅舎の中には、大きな水槽があり、魚が泳いでいる。
窓口。
駅舎側から見た列車。
駅前には人家が数軒しかない。
この駅には、1日計6本の列車が停車する。この駅の1日の利用客数はどれくらいなのかは分からないが、あまり多くないような気がする。駅に至る道は、かろうじて舗装されてはいる。
スクールバスが停車していた。
クンブ駅にて。
乗務員の休憩部屋だろうか。道にはドリアンが転がっていた。
【2010/8シンガポール・マレーシア】(目次)
24,ワカバルからクンブへ:Shuttle 83列車:2010/8/16【2010/8シンガポール・マレーシア】
25,クンブ駅:2010/8/16【2010/8シンガポール・マレーシア】【←本記事】
26,クンブからワカバルへ:Shuttle 84列車:2010/8/16【2010/8シンガポール・マレーシア】