鉄道 記録 マレーシアの鉄道 2010/8シンガポール・マレーシア

24,ワカバルからクンブへ:Shuttle 83列車:2010/8/16【2010/8シンガポール・マレーシア】

投稿日:2019年6月24日

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2010/8/16:KTM Intercity:SHUTTLE 83:Wakaf Bharu→Kemubu

10時29分発のクンブ(Kemubu)行き鈍行列車は、10時55分になって入線した。ディーゼル機関車を先頭にして、その後ろに電源車が1両と、3両の客車がつながれている。電源車は、台車に発電機が乗っているだけという、非常に簡素なつくりであった。本来の電源車が足りなくなり急遽仕立てあげられた電源車、といった感じである。

30分遅れでワカバル(Wakaf Bharu)を出発する。

車両はかなり新しい。銘板を見ると、"2009 HARTASUMA"と書かれてある。Hartasuma社、これまで名前を聞いたことはないが、マレーシアの車輌製造会社らしい。2009年製である。

車両は冷房車で、窓は開かない。時刻表には、"TC"、つまり「冷房無し3等車」と書いてあったのだが、車両には、"ASC"、つまり「エアコン付き2等車」と書かれている。3両とも同じ編成である。よく分からないが、よい車両が来たということなのだろうか。シートはリクライニングはするが、向きを変えることができず、進行方向前寄りは前向き、後ろ寄りは後ろ向きで固定されている。

11時03分、列車は停車する。ホームはないが、駅名表はある。ブヌッ・スス(Bunut Susu)駅であった。列車に乗ってくる客もいる。急行列車に乗っていたら、この駅の存在には気がつかなかっただろう。この後にも、ホームのない駅が何駅かあった。

私の隣の席では、車掌が寝ている。ブヌッ・ススを出ると、突然むくりと起き上がり、私の前に来る。何か言うので、検札かと思い、レイルパスを出す。車掌はじっとそれを見つめ、私に返す。問題はないようである。他の客の切符も確認も終わると、また席に戻って、寝始める。

車掌は、2人か3人ほど乗っているようだ。1人は赤と緑の旗を持ち、各駅に停車するたびに、一番後ろの車両で旗を振って運転席に合図している。そして、あとの2人は乗客対応をしている。車掌の他に、紫色の服を着た清掃員の女性も乗車している。

パシール・マス(Pasir Mas)駅手前。露天が多く出ていた。

パシール・マスからは、タイ国境を越えてナラティーワート県スンガイコロクまで向かう支線があるらしい。ただ、2010年現在では営業は行われていない。

トゥ・ウバン(To Uban)駅。

スンガイ・ケラディ(Sungai Keladi)駅付近。

列車は、タナ・メラ(Tanah Merah)で列車交換をする。列車交換のために、ホームで客扱い後、逆走して、行違線に入って停車する。

ここで列車交換した車両も、まったく同じ車両であった。鈍行列車だろう。投石に遭ったのか、割れている窓があった。11時50分に出発する。

 

トゥマンガン(Temangan)駅。簡素なつくりの駅だが、この駅には駅員がいた。

 

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東海岸線(East Coast Line:イーストコースト線)は「ジャングルトレイン」と呼ばれているが、徐々にその本性を現しはじめた。ちなみに、「東海岸線」という名前を持つものの、海岸沿いを走る区間はない。

列車は、いったん走り始めると、相当な速度で走る。ただ、保線状況はよくなく、列車は縦に横に揺れる。トイレに行くと、マレー式トイレの戸の下側がひん曲がって閉まらない。まだ登場から1年程度の車両なのだが、この激しい揺れでやられたのだろうと思う。幸い、洋式トイレの方の戸はまだ大丈夫であった。

クライ(Krai)に12時25分に到着した。ここで20人ほど乗車する。さらに先に歩を進める。

マネッ・ウライ(Menek Urai)駅。

スンガイ・ムンクアン(Sungai Mengkuang)と思われる駅。ホームはあったものの短かった。

12時50分頃、はじめてトンネルに入る。全区間を通して、トンネルは数えられるほどしかなかった。

車窓から。

ブキッ・アブ(Bukit Abu)駅。籠を持った商人風の人が何人か乗降していた。

所々で川を渡る。川は例外なく茶色い。

車窓から。

13時25分、ダボン(Dabong)に到着する。ここでほとんどの客が降りる。ワカバルから乗車していた大量の荷物を持った欧米人も全員降りていく。

13時35分、列車が止まり、隣りに座っていた車掌が立ちあがる。駅名表が見えなかったので車掌に聞くと、"Kemubu"とのこと。終点のクンブ駅である。20分遅れでの到着であった。

 

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