【前から続く】
プルウォケルトを12時22分に発車した。
12時50分、クロヤに到着する。定刻43分遅れである。ここで、さらに客が降りていく。
クロヤは、バンドンからの線が合流する駅である。この列車は、ここでスイッチバックをして、ほんの少しバンドン方へ進み、マオス(Maos)からチラチャップへの支線に入る。
最初に隣に座った大学生が話しかけてきた。チラチャップに実家があるらしい。スラバヤに住んでいたことがあり、私が3月にスラバヤに行ったと言うと、どこに行ったのかなどと聞かれる。英語が不自由なくでき、話が弾む。
ホテルはどこかと聞かれたので、Dafamというホテルを予約していると答えると、よく知っているという。新しいホテルで、SPAやカラオケがあり、そこそこ名が知れたホテルらしい。どうやっていくのかと聞いてくるので、タクシーか何かあるだろうと言うと、チラチャップにはタクシーはほとんどないという。台数が少なく、捕まえられない可能性が高いという。そして、友人のバイクを呼ぶから、そのバイクに乗っていけばよいと言う。いくら払えばよいのか聞くと、Rp20,000も払えば良いと言う。初めてのところなので、お言葉に甘えることにした。早速、その友人に電話してくれる。
13時05分、クロヤを出発する。転換クロスシートの座面を反対側に倒して、進行方向に向ける。
プルウォケルト方から列車が来る。時間からして、パサールスネン発クトアルジョ行きのSawunggalih Pagiだろうか。
車窓から。
マオス(Maos)には13時21分に到着した。定刻47分遅れである。
マオスでバンドン方面への線と別れ、チラチャップへの線に入る。
13時27分、カスギハン(Kasugihan)に到着する。
車窓から。
13時40分、列車が停車する。たぶんグミリール(Gumilir)だろう。
終点のチラチャップ(Stasiun Cilacap)には13時50分に到着した。45分遅れであった。
停車中のプルタミナ石油輸送列車。
乗っていた車両がホームにかかっていないので、前よりの車両へと進み、そこからホームへ降りる。
駅から出る。ベチャ(人力車)やバイクが客引きをしている。タクシーは数台いるが、いずれも既に客が乗っている。件の大学生の友人はまだ来ておらず、しばし駅前で待つ。大学生の方は、長い禁煙から解放されたという感じで、美味しそうにたばこを吸っている。
チラチャップの駅は、1日1本しか列車の運行がない割には立派な建物であった。
しばし待つと、バイクが1台やってきた。ホテルまで乗せていってくれる。結構飛ばすので怖かった。ホテルには5分程度で到着した。
【2013/10インドネシア】(目次)
21,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車 (1):2013/11/3【2013/10インドネシア】
22,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車(2):2013/11/3【2013/10インドネシア】
23,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車(3) :2013/11/3【2013/10インドネシア】【←本記事】
24,チラチャップ:ホテルダファム・チラチャップ(Hotel Dafam Cilacap):Deluxe:2013/11/3【2013/10インドネシア】
【ジャワ島のその他の中長距離列車の乗車記録】
22,スラバヤからデンパサールへ(1):ムティアラ・ティムール(Mutiara Timur)85列車:2013/3/23【2013/3インドネシア】
36,バンドンからスラバヤへ:アルゴ・ウィリス(Argo Wilis)6列車(1):2011/9/20【2011/9インドネシア】
30,ジャカルタからバンドンへ:アルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan):2011/9/18【2011/9インドネシア】