23,パダン空港からルブックアルンへ：Lembah Anai B12F列車：2019/8/5【2019/7インドネシア】

投稿日：2019年11月24日

【スポンサーリンク】

2019年3月、パダンの営業列車網に変更があった。パリアマン（Pariaman）からナラス（Naras）までの7.6kmの区間で営業運転が再開され、従来パダンとパリアマンを結んでいた3等列車シビヌアン（Sibinung）の運行がナラスまで延伸された。したがって、今日のパダン近郊の旅客列車網は、パダンからナラス（Naras）への幹線と、途中のドゥク（Duku）からパダン空港への支線、ルブックアルン（Lubuk Alung）からカユタナム（Kayutanam）への支線とから構成されている。パダンからパリアマンを経てナラスまでは約2時間、ドゥクからパダン空港までは7分、ルブックアルンからカユタナムまでは40分である。

パダン空港の空港ターミナルと駅とを結ぶ連絡通路は工事中であった。それだからか、ターミナルと駅を結ぶ連絡バスが走っているようである。しかし、時刻表を見る限り、メダン行きの列車の出発・到着にあわせてバスを運行するようで、私が乗ろうとしている13時05分発カユタナム行きに接続するバスはないらしい。

駐車場を徒歩で突っ切って駅へ行く。写真左側のフェンスの向こう側に、現在工事中ではあるが連絡通路がある。

良い天気である。

ターミナルから空港駅へは徒歩で5分程度である

2019/8/5：Lembah Anai：B12F：Bandara Internasional Minangkabau → Lubuk Alung

ミナンカバウ国際空港駅には12時50分過ぎに到着した。ここから、13時05分発のカユタナム行きに乗る。シビヌアンのナラス延伸と併せて、従来カユタナムとルブックアルンを結んでいたLembah Anaiにも変更が加えられ、ルブックアルンからさらにミナンカバウ空港まで運転区間が延長された。それに伴い時刻も変更となった。昨年は、カユタナムとルブックアルンの区間に乗車するためにパダン空港からカユタナムまでタクシーを飛ばしたのだが、そのようなことをしなくても楽に乗ることができるような時刻設定になった。

駅の切符売り場で、ルブックアルンまでの乗車券を購入しようとする。ただ、係員は「少し待って」と言いながら後ろで話し合っている。どうやら端末の不調で乗車券を発券できないらしい。

結局、出発間際に、車内で購入するように言われて列車に乗り込んだ。

列車は、前回Lembah Anaiに乗車したときと同じレールバス車両であった。

【→過去のLembah Anai乗車記録はこちら】

車内は空いており、10人程度しか乗っていなかった。

13時05分を少し過ぎて、列車はミナンカバウ国際空港駅を出発した。

13時15分、ドゥク（Duku）に到着する。

車掌が来たので、お金を渡す。車掌はその場で乗車券を発券してくれるわけではなく、列車を降りて駅へ行く。しばらくすると戻ってきて、乗車券とお釣りをくれた。どうやら私に代わって駅で乗車券を買ってきてくれたようであった。Rp3,000也。乗車券上の出発地はドゥク、目的地はカユタナムであった。料金は一律であるから、出発地や到着地は関係ないのだろう。