次に乗車するのは天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線である。天竜浜名湖線は略して天浜線と呼ばれているようであるが、この路線は、東海道本線の掛川と新所原とを、東海道本線よりも内陸寄り、浜名湖の北側を経由して結ぶ、全長66.7kmの路線である。1935年に国鉄二俣線として開業したが、1987年に第三セクターに転換されて現在に至る。
2020/1/11:JR東海道新幹線:こだま号:静岡→掛川
静岡から天浜線の起点である掛川までは、東海道新幹線で向かうことにした。今回使用している「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」では、熱海~米原間の東海道新幹線にも別途特急券を購入することで4回まで乗車することができる。
自由席特急券。
改札口では、駅員に「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」と、その切符に付属する新幹線乗車用の切符、自由席特急券の3枚を提示する。新幹線乗車用の切符の1回目のところに印が押された。
13時26分に静岡を出るこだま653号新大阪行きに乗車した。さすがに新幹線は速く、普通列車が45分ほどかけて走る距離を13分で走りきる。掛川には13時39分に到着した。
掛川駅駅名標。
2020/1/11:天竜浜名湖鉄道:天竜浜名湖線:掛川→天竜二俣
天浜線掛川駅はJRの掛川駅とは別に駅舎があるとのことだが、東海道本線の1番線に連絡改札がある。こちらを通って天浜線のホームへ向かった。
次の列車は、13時52分発の天竜二俣行きである。
定刻13時52分に掛川を出発した。各ボックスには1人ずつ、ロングシートの部分に2、3人ずつくらい座っている程度の乗車率であった。
掛川を出て数百メートルは東海道本線に寄り添うように走り、そこから右へ曲がる。
西掛川、桜木でそれぞれ数人ずつ下車していき、その後の原谷でさらに5人ほど下車し、車内は5人にまで減った。
終点の天竜二俣には14時38分に到着した。2番線の到着であった。
2020/1/11:天竜浜名湖鉄道:天竜浜名湖線:天竜二俣→西鹿島
天竜二俣では、14時42分発の新所原行きに乗り換えた。到着したホームの向かい側の3番線からの出発であった。こちらも空いていた。
昔ながらの雰囲気が残ったホームである。
天竜二俣駅には天竜浜名湖鉄道の車両基地がある。天竜浜名湖鉄道の拠点となる駅である。
天竜二俣を出ると、二俣川を渡る。
二俣本町を出ると、天竜川を渡る。
天竜二俣から2つめに西鹿島という駅がある。遠州鉄道の乗り継ぎ駅である。次に遠州鉄道に乗るため、西鹿島で降りる。14時46分の到着であった。
遠州鉄道の列車は、駅舎寄りの1番線から出発する。地下道を通って1番線へ向かう。
【2020/1東海】(目次)
10,静岡鉄道静岡清水線:2020/1/11【2020/1東海】
11,天竜浜名湖鉄道(1):掛川から西鹿島へ:2020/1/11【2020/1東海】【←本記事】
13,天竜浜名湖鉄道(2):西鹿島から新所原へ:2020/1/11【2020/1東海】
【静岡県内を走るその他の私鉄路線の乗車記録】
8,伊豆箱根鉄道駿豆線:2020/1/11【2020/1東海】
4,大井川鐵道井川線:2020/1/10【2020/1東海】
3,大井川鐵道大井川本線:2020/1/10【2020/1東海】