鉄道 記録 シンガポールの鉄道 マレーシアの鉄道 2010/8シンガポール・マレーシア

11,マレー鉄道シンガポール駅:2010/8/14【2010/8シンガポール・マレーシア】

投稿日:2019年6月22日

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ゲイランからのバスを降りて、横断歩道がない道路を反対側に渡って少し戻ると、マレー鉄道シンガポール駅の入口があった。

今回の旅行の第一の目的は、マレー鉄道の東海岸線に乗ることである。マレー鉄道には大きく分けて西海岸線(West Coast line:ウエスト・コーストライン)と東海岸線(East Coast line:イースト・コーストライン)がある。シンガポールからクアラルンプールを経てバターワース(Butterworth)へ向かう幹線が西海岸線である。東海岸線は、シンガポールとクアラルンプールの間にあるグマス(Gemas)から、タイ国境の近くのトゥンパ(Tumpat:トゥンパッ)までの527kmを走る路線である。

シンガポールから東海岸線に乗るのであれば、シンガポールを朝4時30分に出るトゥンパ行きの昼行列車か、18時45分に出るトゥンパ行きの夜行列車に乗ればよい。ただ、まだ10時である。18時45分の夜行に乗ることにしても、まだ8時間程度あり、その間ここら辺で時間を潰すのも面倒である。そこで、13時発のクアラルンプール行きに乗ってみようと思う。この列車はクアラルンプールに20時16分に着く。クアラルンプールからトゥンパへは、クアラルンプールを20時30分に出る夜行列車がある。これに乗ることができる。

ただ、マレー鉄道は遅れることで有名で、この計画をそのまま実行することはかなり危険といえる。そこで、13時発のクアラルンプール行きで、クアラルンプールの少し手前のスレンバン(Seremban)まで行き、そこでクアラルンプール始発のトゥンパ行きを捕まえようと思う。そうすれば、スレンバンで約3時間程度の待ち時間が生まれる。仮にクアラルンプール行きがそれ以上に遅れた場合は、グマスより先の適当な駅で下車して、トゥンパ行きを待てばよい。車掌に言えば何とかなるだろうと思う。

マレー鉄道では、"Visit Malaysia Railpass"という外国人用のマレー鉄道の周遊切符を販売している。これを使うと、KTMインターシティ全線の1等、2等、3等車に追加料金なしで乗ることができ、また、寝台車にもわずかな追加料金で乗ることができる。5日間、10日間、15日間用があり、5日間用は35米ドルである。私のような鉄道好きにとっては、非常にお得な切符である。今回は、これを使おうと思う。

そこで、欲しい乗車券を、以下のようにノートにメモして、窓口の水色の制服に身を包んだKTMの職員に渡した。なお、"AFC"は"Aircon First Class"の略で、1等車を意味する。"ADNS"は"Aircon Day Night Second"の略で、2等寝台車である。

・Visit Malaysia Railpass 5Days (8/14~)

・8/14 Singapore13:00‐Seremban (AFC)

・8/14 Seremban21:44‐Tumpat(ADNS)

係員は、早速パソコンの端末を操作する。希望した切符はすべて空席ありとのことで、購入することができた。パスポートを提示すると、レイルパスにパスポート番号や名前等を転記する。料金はシンガポールドルで払うことになる。追加の寝台料金は、シンガポールで買うと12シンガポールドル、マレーシアで買うと12RMとのことである。シンガポールドルとマレーシアリンギ(RM)では3倍近いレート差があるので、シンガポールで買うと損になる。ただ、先日パソコンで調べたときに、寝台の空席が残りかなり少ないことが分かっていたので、損は承知でここで押さえておくことにした。損とは言っても400円程度であるから、保険料と思えば安い。とりあえずは、今夜の宿を確保できたことで安心する。

ビジットマレーシアレイルパス。

 

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出発まで3時間ある。駅で本でも読んで待とうと思うが、まずは改めてシンガポール駅の外観を見る。立派な建築である。シンガポール駅は1932年に開業したとのことだが、その頃からの駅舎であろうか。

正面から見ると、"F"、"M"、"S"、"R"とある。この駅が作られた当時の、Federated Malay States Railway(マレー連合州鉄道)の略らしい。それぞれの文字の下には人の像と文字があり、像の下に、Agriculture(農業)、Commerce(商業)、Transport(交通)、Industry(技術)と書かれている。

Agriculture。

Commerce。

Transport。

Industry。ハンマーを持っている。

再び駅に入る。天井が非常に高い作りである。壁画も明るく美しい。

駅構内には、レストラン、キオスク、両替所がある。マレーシアに入ってから両替できるか分からないので、ここの両替所でシンガポールドルをマレーシアリンギに両替する。

ホームに出る。左側が出発専用、右側が到着専用のホームである。出発専用のホームにはマレーシアの入国審査場がある。

 

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ところで、この日はイースタン&オリエントエクスプレス(E&O:Eastern & Oliental Express)の運行日であった。E&Oは、バンコクとシンガポールを結ぶオリエントエクスプレス・ホテルズ社の列車である。オリエントエクスプレス・ホテルズ社のベニス・シンプロンオリエント急行は2009年に定期列車の運行を休止したが、こちらはまだ運行をしている。

駅の外には深緑色の制服を着たポーターがたっており、乗客のスーツケースを扱っている。また、内部にはカウンターがあり、3人の女性がチェックインの応対をしている。

11時頃、E&Oの車両が入線する。深緑色とクリーム色で塗られており、見た感じからして高級感にあふれている。エンブレムも格好がよい。シンガポール駅は、マレーシアの入国審査の関係で出発ホームと到着ホームが分かれており、到着ホーム側は出入りが自由なので、そちらで写真撮影している人が多い。ただ、到着ホームも立ち入り禁止の表示があるところより先に行くと、警察官は何も言わないのだが、マレー鉄道の職員が大声で呼び戻している。

 

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E&Oが出発した後、昼飯を食べる。ホームのあまりきれいではないレストランで、チキンライスを食べる。スープが付いて3ドル也。美味しく食べる。

 

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