鳥取を9時29分に出発した特急スーパーおき3号新山口行きは、益田に13時03分に到着した。益田からは、13時11分発の山陰本線の普通長門市行きで長門市を目指す。
益田~長門市間は、島根県と山口県の県境を跨ぐ区間であり、山陰本線の中で最も本数が少なく乗りづらい区間である。益田発は、朝方5時56分、6時30分、7時50分に長門市行きがあり、一見本数があるように見えるが、その後は9時31分に東萩行き、13時11分、17時47分、19時11分に長門市行きというダイヤである。列車はいずれも普通列車である。かつては、益田と小倉を山陰本線経由で結ぶ特急列車「いそかぜ」が運行されていたが、2005年に廃止となって現在に至る。
2021/12/25:JR山陰本線:普通:益田→長門市
今回は、13時11分発の普通長門市行きに乗車した。まだ昼であるが、終電の2つ前の列車である。
車両はキハ40形1両で、車内にはボックスシートが並んでいる。既に全てのボックスに1人はおり、相席となった。特急スーパーおき3号から乗り換える客もおり、益田出発時点では空席が少なかった。大半は長門市まで乗り通す客であった。
座席(長門市到着後に撮影)。
定刻13時11分に益田を出発した。
天気は良くなった。
東萩には14時21分、萩には14時29分に到着した。
玉江駅。
日本海に沿って走る。
14時40分、三見駅に停車した。本来はすぐに出発するところ、しばらく停車をする。
ホーム側から見た三見駅。
三見駅駅舎内。
運転手から放送が入る。飯井駅と長門三隅駅の間で倒竹があったとのことで、撤去作業が行われていたらしい。
JR西日本のウェブページにある運行案内にも、まもなく情報が反映された。
三見駅を15分遅れの14時56分に出発した。
三見の次は飯井である。
飯井駅は、「ローマ字表記で世界最短の駅名!?」の駅を自称している。ひらがなで一文字の「津」はローマ字にすると「Tsu」と3字であり、飯井「Ii」の方が短い。もっとも、ローマ字2字の駅は、前日に通った加古川線の粟生「Ao」を含めいくつかあるが、その中でも、飯井は「字幅も考慮して、世界で最も短い」ということらしい。
飯井駅付近。集落の向こうに日本海が見える。
長門三隅での停車中に、運転手が長門市からの乗り換え案内をした。15時20分に山陰本線小串行きと美祢線厚狭行きとがある。乗り換え時間が短いので若干急いでほしい旨の案内があった。
長門三隅を出ると、次は終点の長門市である。少しだけ海が見えるが、まもなく内陸に入る。
終点の長門市には15分遅れの15時17分に到着した。列車は3番線に到着した。
長門市駅駅名標。
隣の2番線には15時20分発の美祢線普通厚狭行きが、階段を渡って駅舎側の1番線には同じく15時20分発の山陰本線普通小串行きが停車していた。
私は、このどちらの列車にも乗らず、16時16分発の山陰本線普通仙崎行きに乗り換えることにした。
時間があるので、駅の外に出てみた。駅を出てすぐ左側に、長門ステーションホテルがある。その1階に土産物屋があり、パンが売られていたので、昼ご飯代わりに購入した。メロンパンとカレーパンで310円であった。
それにしても、予想以上に寒い。駅の前の道を左に向かうと、大型のドラッグストアがあった。ここでホッカイロを購入した。
ちなみに、この道を右側に行くと、すぐのところに弁当屋ほっともっとがあった。昼ご飯をこちらで買っても良かったなと思った。
【2021/12西日本】(目次)
10,鳥取から益田へ:JR山陰本線:特急スーパーおき3号:2021/12/25【2021/12西日本】
11,益田から長門市へ:JR山陰本線:キハ40形:2021/12/25【2021/12西日本】【←本記事】
12,JR山陰本線仙崎支線:2021/12/25【2021/12西日本】
【その他の山陰本線の乗車記録】
6,浜坂から浜田へ:JR山陰本線:2009/10/3【2009/10西日本】
5,福知山から浜坂へ:JR山陰本線:2009/10/3【2009/10西日本】