鉄道 日本の鉄道 JR東日本 記録 2022/3東日本・東海

2,JR吾妻線:211系:2022/3/5【2022/3東日本・東海】

投稿日:2022年3月27日

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JR吾妻線は、群馬県の渋川と大前の55.3kmを、吾妻川に沿うように結ぶ路線である。1945年に長野原線として渋川~長野原(現・長野原草津口)間が開業、その後1971年に長野原~大前間が開業、路線名も吾妻線と改称された。沿線には四万温泉、沢渡温泉、草津温泉をはじめとした温泉街が存在し、草津温泉の最寄り駅である長野原草津口までは上野から特急列車も乗り入れている。一方で、末端の長野原草津口~大前間は普通列車のみの運行で、特に最後の一区間である万座・鹿沢口~大前間は下り4本、上り5本のみの運行となっている。

 

2022/3/5:JR高崎線:普通:新宿→高崎

2022年3月5日土曜日。青春18きっぷを使い、吾妻線に乗りに向かう。

新宿を6時58分に出る湘南新宿ライン経由の高崎線普通高崎行きに乗車した。本日の湘南新宿ラインの始発列車である。

土曜日の朝の高崎線グリーン車は、意外と乗車率が良かった。5号車の1階に座ったが、池袋を出た時点で、2人掛けのどちらかには人がいる状態であった。早速お酒を開けている客も多い。私も、新宿駅で購入したチキン弁当を開けた。

【→チキン弁当の記録はこちら

本庄を過ぎると空席も多くなり、終点の高崎には8時51分に到着した。

 

2022/3/5:JR吾妻線:普通:高崎→大前

8時53分発の吾妻線普通大前行きは、同じホームの向かい側、4番線からの出発であった。車両は211系4両編成である。

 

高崎を出ると、上越線を走行し、渋川には9時19分に到着した。伊香保温泉の最寄り駅である。ここで2分ほど停車して、吾妻線に入る。

渋川の次の金島を出ると、上越新幹線の線路をくぐる。

 

上越新幹線の線路をくぐると、祖母島に停車する。「祖母島」と書いて「うばしま」と読む。簡易な待合室だけがある駅である。

 

小野上温泉を経て、中之条には9時52分に到着した。到着前に、車掌が、「四万温泉、沢渡温泉へは当駅からバスかタクシーにお乗り換えください」と放送した。

 

車窓からは、両側に山が見える。進行方向左側が榛名山や浅間山、右側が草津白根山だという。沿線に寄り添う川は吾妻川である。

 

岩島駅。

 

岩島より先は、八ッ場ダム建設に伴って2014年に新線に切り換えられた区間である。これまでの区間とは異なり、線路には新しさが残る。

4489mの八ッ場トンネルを経て、川原湯温泉に10時10分に到着した。新前橋行きとの行き違いのため4分ほど停車した。

川原湯温泉駅前。駅前には何もなさそうな感じであった。温泉街は駅から1kmほど離れたところにあるらしい。

 

長野原草津口は10時19分に到着した。草津温泉の最寄り駅であり、JRバス関東が草津温泉までバスを運行している。車掌は、バスの時刻を案内した。ここで大半の客が降り、2号車の車内は私だけとなった。

 

車内はロングシートである。

車端部は優先席となっている。

 

ドアは半自動式である。新型コロナウイルス感染症の影響で、駅に停車すると車掌が全てのドアを開けるが、停車時間の長い駅では半自動となる。

 

長野原草津口から大前までは、1971年に開業した比較的新しい区間である。

 

袋倉駅。雪がしっかりと残っていた。

 

万座・鹿沢口には10時37分に到着した。駅名に中黒「・」が入る、珍しい駅名である。万座温泉、鹿沢温泉への入口駅ということらしいが、両温泉へは当駅から車でさらに3、40分程度かかる。2016年まではここまで特急列車が来ていたが、現在この駅に来るのは普通列車のみである。かつては特急列車の終点駅であり、現在でもここを終点とする普通列車は多いが、ホームが1面1線であったのは意外であった。

ホームとは反対側を撮影した。線路は高架上にある。

 

終点の大前には10時41分に到着した。4両編成でぴったりのホームである。

 

大前駅。トイレと待合室がある。

待合室。

大前駅発の列車は1日5本のみである。11時02分の列車に乗り遅れると、6時間半後の17時32分まで列車はない。

 

大前駅駅名標。

 

大前駅と停車中の列車。

 

大前駅付近。

 

橋を渡って道なりに上がっていくと国道がある。行ってみることにした。

 

駅前の吾妻川に架かる橋は大前橋である。2020年に架け替えるられたばかりのようで、まだ新しい。

 

大前橋から吾妻川を見る。

下流側。渋川で利根川に合流する。

上流側。

 

この橋を渡り、工事のためか些か埃っぽさを感じる道を上がっていくと、国道144号に出た。

国道144号は、群馬県長野原町から長野県上田市に繋がる道である。

すぐのところに嬬恋村役場がある。

 

バス停があったが、時刻表は書かれていない。

 

再び大前駅に戻る。

 

2022/3/5:JR吾妻線:普通:大前→長野原草津口

折り返し、普通新前橋行きは、定刻11時02分に大前を出発した。たぶん、全員が折り返しの乗車であったと思う。

行先表示には、「新前橋」の下に、小さく「高崎方面は新前橋でのりかえ」と書かれている。

 

大前を出ると、車掌が「本日は、吾妻線の終点大前駅をご利用いただきありがとうございます。またのご利用を心からお待ちしております」と放送した。

長野原草津口には11時22分に到着した。今回はここで降りた。

 

【2022/3東日本・東海】(目次

1,序【2022/3東日本・東海】

2,JR吾妻線:211系:2022/3/5【2022/3東日本・東海】【←本記事】

3,長野原草津口から上野へ:特急草津32号:651系:グリーン車:2022/3/5【2022/3東日本・東海】

 

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