東京駅改札内のグランスタ東京にある「駅弁屋 祭」で、「田中屋 復刻鳥めし」を購入した。JR東日本フーズ製、680円であった。
調べてみると、この「鳥めし」は、1897年から新宿駅で構内営業権を有していた田中屋が、1957年に販売を開始したのが最初だという。1991年に販売終了となったものの、2001年に「復刻鳥めし」として復活し、2011年まで販売された。その後、2019年7月に再び復活して、今に至るという。現在の製造元はJR東日本フーズであるが、パッケージには「監修 株式会社田中屋」とある。
一言で鳥めしと言ってもいくつかのタイプがあるが、この鳥めしは鶏そぼろがご飯の上に敷き詰められているタイプであった。真ん中にはタマゴそぼろが載せられ、またグリーンピースもいくつか置かれていた。付け合わせに漬け物が、デザートにミカンのシロップ漬けが入っている。昔ながらのシンプルな駅弁という感である。
値段は680円であり、他のほとんどの駅弁と比べて値段が安いという点も魅力的である。美味しく頂いた。
【東京駅で購入した駅弁の記録】
・崎陽軒「炒飯弁当」
JR東海道本線:湘南ライナー9号:グリーン車:215系:2020/11/6
・崎陽軒「シウマイ弁当」
・NRE「30品目バランス弁当」