茨城交通は、東京の秋葉原駅と茨城県の笠間・栃木県の益子とを結ぶ高速バス「関東やきものライナー」を運行している。笠間も益子も、それぞれ笠間焼、益子焼で有名であり、そこからこの名称となったのだろう。
2022年10月以降、平日は1日3便、土休日は1日4便の運行で、益子発は午前、秋葉原発は午後にまとまっており、益子・笠間側から東京へ出てくる人向けの路線となっているように見える。
2023/4/22:茨城交通:関東やきものライナー:秋葉原駅→益子駅
2023年4月22日土曜日。
今回は、秋葉原を15時10分に出る「関東やきものライナー」に乗車して益子まで向かうことにした。15時10分発が秋葉原発の始発で、その後、17時、18時40分に益子駅行き、土休日のみ20時10分に笠間止まりのバスがある。
秋葉原駅発の高速バスは、中央改札口付近の交通広場から出発する。この路線は予約制ではなく、運賃も後払いであるので、まずは座席に座る。
横4列、一般的な高速バスの座席である。
窓側座席は壁に、通路側席は肘掛け下にコンセントが設置されている。
車内後方にはトイレが設置されている。
座席の網ポケットには、クリアファイルが入っていた。
この路線は、交通系ICカードには対応していないが、タッチ決済やQRコード決済には対応している。
車内誌「みちのり」も入れられていた。茨城交通もグループ企業の1つである「みちのりホールディングス」共通の車内誌である。
定刻15時10分に秋葉原駅を出発した。客は13名だっただろうか。空いているという感じであった。東京側の停留所は秋葉原駅のみであり、乗客はこれで確定である。
前面の案内表示器では、停車停留所の案内が行われていた。
秋葉原を出ると、首都高速1号上野線の下を走る。
仲御徒町駅を通る。
上野駅前を通過する。
上野からは浅草方面へ向かう。東京メトロ銀座線の上を走る。
田原町駅付近。
寿4丁目交差点。
駒形橋西詰交差点からは、ちらっと雷門が見えた。
駒形橋で隅田川を渡る。
墨堤通りに入る。
墨田区役所前を通る。
15時29分、向島出入口で首都高速6号向島線に入る。
隅田川と分かれると、荒川を渡り、堀切ジャンクションを通過する。
小菅ジャンクションを直進し、首都高速6号三郷線に入る。中央環状線からだと右側に見える東京拘置所が、左側に見える。
埼玉県に入り、三郷ジャンクションを通過し、常磐自動車道に入る。
15時43分、三郷料金所を通過する。
江戸川を渡り、千葉県に入る。
その後、柏インターを過ぎると、利根川を渡り茨城県に入る。
16時29分、友部ジャンクションで常磐自動車道から北関東自動車道に移る。
北関東自動車道を走る。
常磐線の線路を上から越える。
車窓には田園風景が広がる。
16時35分、友部インターチェンジで高速を降りる。高速から料金所までの間ではシェルターのような構造物がある。
最初の停留所である道の駅かさまには16時40分に到着した。
バスは、道の駅かさまの駐車場で停車した。ここで1名降りた。
やきもの通りでは降車客はおらず、16時45分に到着した笠間駅で1名降りた。
笠間稲荷神社入口では降車客はいない。笠間ショッピングセンターには16時53分に到着した。ここで5名降りた。
笠間を出ると、細くてカーブの多い山道に入る。すぐに県境があり、茨城県から栃木県茂木町に入る。
17時08分に、茂木さかがわ館前に到着した。ここで1名降りた。「いい里さかがわ館」という、直売所やレストランが備わった複合施設があるらしい。
そこから5分程度で益子町に入った。
陶芸メッセ入口では降車客はいない。この辺りには益子焼のギャラリーが点在しているようである。
終点の益子駅には17時23分に到着した。17分の早着であった。終点まで乗車したのは5名であった。
運賃はVisaタッチで支払った。前の案内表示器では2,250円であると案内されていたが、端末には2,000円と表示されていた。運転手に確認をすると、キャッシュレス決済の場合は2,000円とのことであった。後ほどバス停の掲示を見たら、小さく書かれていた。
乗車したバス。「水戸200か1428」。三菱ふそうの「エアロエース」である。
益子駅前の停留所には、関東バスと茨城交通のポールが並んでいる。
益子駅。真岡鐵道真岡線の駅である。
駅には益子焼の置物がある。
【益子駅発着のバス】
【常磐自動車道経由の高速バスの乗車記録】
いわきから東京へ:東武バスセントラル「いわき号」:2020/12/5
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3,福島から成田空港へ:千葉交通「福島・郡山~成田空港線」:2010/3/5【2010/3台湾】