本日は鹿児島空港を16時40分に出る飛行機で東京へ戻る。
鹿児島中央駅から鹿児島空港までは、空港連絡バスが15分間隔で運行しており、これに乗車すると40分程度で空港まで行くことができる。私も、2021年に鹿児島に来た際には、このバスを利用した。
【→鹿児島空港連絡バスの乗車記録はこちら】
ただ、今回は時間があるので、空港の最寄り駅であるJR肥薩線の嘉例川駅まで列車で向かい、そこからバスで空港へ向かうことにした。嘉例川駅の駅舎は、1903年の営業開始当時からの木造駅舎であり、国の登録有形文化財にも指定されている。JR肥薩線は本数が少ないが、今回はちょうど良い時間に列車があり、さらに空港への連絡バスもあった。
2022/9/11:JR鹿児島本線・日豊本線:普通:鹿児島中央→隼人
鹿児島中央から嘉例川までは860円であった。
13時38分に鹿児島中央を出るJR日豊本線普通国分行きに乗車した。
電化区間ではあるが、車両はキハ40系1両であり、車内は混雑していた。幸いボックスの一角に座ることができたが、下校途中の高校生が多く、出発間際には通路も立ち客で埋まった。
列車は、鹿児島中央の次の鹿児島を出ると、錦江湾に沿って進む。時刻表上は竜ヶ水を通過することになっているが、実際には2分ほど運転停車をした。
隼人には14時24分に到着した。
2022/9/11:JR肥薩線:普通:隼人→嘉例川
隼人では、14時36分発の肥薩線普通吉松行きに乗り換えた。こちらは空いていた。
嘉例川には15時に到着した。
嘉例川駅では、1903年の肥薩線開業当初からの駅舎が現役である。
ホーム。
駅舎は国登録有形文化財に指定されている。
駅舎の一部は展示スペースとなっている。
かつての機器も展示されていた。
待合室。
列車の本数は多いわけではなく、特に昼間は次の列車まで数時間空くこともある。
2021年10月頃から駅に居着いている「さんちゃん」氏が、前任の「にゃん太郎」氏を引き継ぎ、2代目嘉例川観光大使に任命されている。
しばらく待っていると、さんちゃん氏が現れた。
家もあるが、ベンチの方が過ごしやすいようで、ベンチに移動して寝そべっている。
人慣れしており、近づいても平然としている。
さんちゃん氏の他にもう1匹いて、こちらも人を気にすることなく、くつろいでいた。
列車の利用客よりも、車での立ち寄り客が多く、15時過ぎは一時賑わっていた。
駅の横には公園がある。
嘉例川駅入口から見た嘉例川駅。
2022/9/11:妙見路線バス:嘉例川駅→鹿児島空港
嘉例川駅からは、妙見路線バスで鹿児島空港へ向かう。この路線は、鹿児島空港と隼人駅を妙見温泉を経由して結ぶ路線バスで、嘉例川駅から鹿児島空港へは1日5便の運行である。
バスは駅のロータリーから出発する。次の鹿児島空港行きは15時41分発である。
15時41分発鹿児島空港行きのバスは、誰も乗せずに到着した。この路線専属の車両のようで、ラッピングがなされていた。
嘉例川駅で、私を含めて3名が乗車した。嘉例川駅を出ると、鹿児島空港まで無停車であった。
鹿児島空港が近づくと、車窓に茶畑が広がった。
15時50分過ぎに鹿児島空港に到着した。運賃は220円であった。
【2022/9九州】(目次)
17,桜島フェリー「第十六櫻島丸」「第二桜島丸」:2022/9/11【2022/9九州】
18,鹿児島中央駅から嘉例川駅を経て鹿児島空港へ:JR肥薩線・妙見路線バス:2022/9/11【2022/9九州】【←本記事】
19,鹿児島から羽田へ:ANA628便:2022/9/11【2022/9九州】
【JR肥薩線の乗車記録】
13,JR日豊本線・吉都線・肥薩線:2021/12/12【2021/12九州】
【鹿児島空港連絡バスの乗車記録】
19,鹿児島中央駅から鹿児島空港へ:鹿児島交通「鹿児島空港連絡バス 鹿児島市内線」:2021/12/13【2021/12九州】