2021年3月18日木曜日。この日は、20時に羽田空港を出るANA79便新千歳行きを予約してある。羽田空港へは、浜松町駅から東京モノレールで向かうことにした。
2021/3/18:東京モノレール羽田空港線:普通:モノレール浜松町→羽田空港第2ターミナル
東京モノレールはこの3月にダイヤ改正が行われた。この改正では減便ならびに終電繰り上げがなされたほか、種別では「区間快速」がなくなり、各駅に停車する「普通」と、浜松町と空港との間を無停車で走る「空港快速」の2系統になった。
浜松町を18時40分に出る普通羽田空港第2ターミナル行きに乗車した。この時間帯は空港快速の運行は少なく、ほとんどが普通である。
浜松町駅のホームは人が少なかった。
列車は、定刻に浜松町を出発した。
頻繁にすれ違う浜松町行きは立ち客も多かったが、羽田空港行きの電車は空いていた。その少ない客も昭和島まででほとんど降り、羽田空港へ行く人はほんの僅かであった。
先頭車両に乗車していたが、第1ターミナルと第2ターミナルの間は私だけであった。
車端部には床が盛り上がっている箇所がある。ここに台車があるのだという。
最前部と最後尾は、運転席の方を向く形で2人掛けの座席が3列設置されている。乗車時は夜間であったため運転席のカーテンが閉められていたが、昼間であれば展望席となる。
羽田空港第2ターミナルには19時04分に到着した。
羽田空港の第2ターミナルは静かであった。札幌行きの搭乗手続きを済ませる。
お土産店は18時までの営業とのことで、すでに閉まっていた。
保安検査場にも列はない。
ほとんどの便が欠航である。
搭乗手続きを済ませ、上級会員用の保安検査場へ向かう。現在はアシアナ航空のダイヤモンド会員であり、スターアライアンスのゴールド会員であるが、この1年間、飛行機に乗ることができていないので、上級会員でいることができるのも来年の1月までであろう。
この保安検査場は、そのままANAラウンジへと繋がっている。
ラウンジ内は意外と客が多かった。このような時期に移動するのはビジネス客が大半であろうから、上級会員も多いのだろう。分かるような気がする。
久々に「すなっくみっくす」をいただいた。
2021/3/18:ANA79便:羽田→新千歳:B777-300ER(JA786A)
本日のANA79便は52番搭乗口からの出発であった。
19時40分、搭乗開始となる。優先搭乗はなく、後方窓側からの搭乗であった。もっとも、上級会員用のレーンはあり、各グループの順番の中で、そのレーンを利用して優先的に搭乗することができる。
搭乗券と保安検査証。
ご搭乗案内。
機材はB777-300ER型であった。国際線用の機材である。flightradar24を確認すると、数日前には実際に羽田とサンフランシスコとを往復していた。
この便は、予約時にはB777-200型機による運航の予定であったが、2月20日に発生したユナイテッド航空328便のエンジントラブルを受けて、プラット&ホイットニー社製エンジンを装備したB777型機の運航が即日停止となり、その影響で機材変更が生じたのであった。国際線用B777-300ER型のエンジンはゼネラル・エレクトリック社製であり、運行停止の対象外となっている。
ところで、今回搭乗する国際線用のB777-300ER型機の機内は、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4クラス制である。この便では、ファーストクラスの座席がスーパーシートとして、ビジネスクラス以下の座席が普通席として運用されていた。私は、事前にビジネスクラスの座席を予約していた。
ビジネスクラスの座席はスタッガードシート配列のフルフラットシートである。どの座席からも直接通路に出ることができるような配列となっている。内装は意外にも重厚感はなく、どちらかというと無機質な感じである。
モニターの下は空洞となっており、足を入れることができる。
サイドテーブルの下にパネルがある。
このボタンで、リクライニングをしたりフルフラットにしたりと、座席を調整することができる。
反対側の肘置きにはボタンがある。このボタンを押すと、肘置きを下げることができる。フルフラットにしたときに、心なし広くなる。
アルコールシートが配られる。ビニール袋と一緒に渡された。
イヤホンは、搭乗の際、ボーディングブリッジに入るところに置かれていたものをもらった。
座席には機内誌はなく、安全のしおりとエチケット袋のみが用意されている。
安全のしおり。
現在、ブランケットの提供はない。
貨物の積み込みに多少時間がかかったとのことで、出発は定刻6分遅れの20時06分であった。このビジネスクラスの区画は満席だったように見えた。
機内安全ビデオが放映される。
20時20分、16L滑走路から離陸した。
シートベルトサインが消えると、ドリンクのサービスが始まる。水、リンゴジュース、冷たいお茶、コーヒー、スープからの選択である。水をもらうと、ペットボトルで手渡された。
せっかくなので、座席のリクライニングを倒し、フルフラットとする。スタッガード配列故に、横幅は狭い。ただ、長距離国際線であれば、フルフラットになるということだけでありがたいに違いない。
この便では無料のwi-fiサービスはなかった。wi-fiサービスの機能はあり、国際線では利用できるらしいが、国内線では使えないという。
ギャレーには物を置くようなスペースがあった。国際線での運行時には、飲み物や軽食が置かれるのだろうか。
トイレはウォッシュレット付きであった。
新千歳空港に向けて、降下を開始する。
まもなく着陸である。
新千歳空港の到着は定刻21時35分であった。10番搭乗口に到着となった。
到着前に、客室乗務員から、降機の順番に関する案内があった。座席番号で案内をする旨、案内があるまで席を立たないように、降機時は前の客と適度な距離を保つように、との内容であった。
前方座席であるから、一番目のグループでの降機となった。
本日の搭乗機。
ほぼ同時刻に羽田からのAIRDO37便が到着した。本日はこの便が最後のようである。
新千歳空港の到着ロビーも人がほとんどいなかった。
大半の店が閉まっている中、ローソンは開いていた。ここで「い・ろ・は・す」のハスカップ味を購入した、
【2021/3北海道】(目次)
2,羽田から新千歳へ:ANA79便:2021/3/18【2021/3北海道】【←本記事】
3,新千歳空港から札幌へ:北海道中央バス「新千歳空港連絡バス 札幌都心系統」:2021/3/18【2021/3北海道】
【B777-300ER型の搭乗記録】
20,ジャカルタからソウル(仁川)へ:大韓航空628便:2017/3/12【2017/3インドネシア】
4,成田から台北(桃園)へ:エバー航空2197便:2014/2/18【2014/2インドネシア】
63,シンガポールから成田へ:シンガポール航空638便:2012/3/6【2012/2ドイツ】
62,フランクフルトからシンガポールへ:シンガポール航空325便:2012/3/5【2012/2ドイツ】
4,成田からシンガポールへ:シンガポール航空637便:2012/2/25【2012/2ドイツ】