クライルスハイムから乗車したカールスルーエ行きIC2160列車は、12時53分にカールスルーエ中央駅に到着した。ここで13時発のケルン行きICE108列車に乗り換え、フランクフルト空港へ向かう。
2020/3/5:ICE108:Karlsruhe Hbf → Frankfurt (Main) Flughafen Fernbahnhof
先ほど乗車したカールスルーエからのICの写真を撮っていると時間がギリギリであったが、13時発のICE108列車ケルン行きは5分遅れで入線してきた。
ICE108列車はバーゼルSBB始発で、カールスルーエを出た後はマンハイム、フランクフルト空港に停車し、そこから高速線に入りジークブルク・ボンに停車し、ケルンまで行く。
開放客室の座席。
1等車にはコンパートメントもあった。
カールスルーエを13時05分に出発した。
検札が来た後、食堂車に向かう。昼食時なのでしっかりと食べたい。料理メニューの中で一番料金が高かった”Rindergulasch nach ungarischer Art”を注文した。それでも12.90ユーロである。
食堂車には男性の係員と女性の係員がいて、客と談笑していた。女性係員の方が対応してくれたが、私に対しては無愛想である。とはいえ、仕事はきちんとやってくれて、数分で熱々の料理が届けられた。
ハンガリー風のビーフシチューとのことである。パスタのようなものが入っていた。
男性の係員は社交的で、前の客が出て行くと、今度は私のところに来た。どこから来たのかと聞かれたので、日本からだと言うと、先の女性係員の愛想が良くなり、とたんに饒舌になった。どうやら、中国人がお嫌いらしい。「日本人と中国人って区別が付かないじゃん。分からなくて……」などと、最初の無愛想な対応を弁解する。それはともかくとして、その後は日本の話や旅行談義になった。このとき、ドイツに来てから初めてコロナウイルスが話題に上がった。とは言っても、「コロナって怖いの?」と聞かれた程度であり、話をしている限り、身近に迫っているという実感はないようであった。
13時40分、マンハイム中央駅(Mannheim Hbf)に到着した。自席に戻る。
マンハイムでは5、6分停車した。隣のホームからは別のICEが出発していった。
向こうのホームにはTGVが到着した。
フランクフルト空港遠距離駅(Frankfurt (Main) Flughafen Fernbahnhof)には14時11分に到着した。
フランクフルト空港のターミナルへ向かった。
【2020/2ヨーロッパ】(目次)
35,クライルスハイムからカールスルーエへ:IC2160:1等車:2020/3/5【2020/2ヨーロッパ】
36,カールスルーエからフランクフルト空港へ:ICE108:1等車:2020/3/5【2020/2ヨーロッパ】【←本記事】
37,フランクフルトからソウル(仁川)へ:アシアナ航空542便:2020/3/5【2020/2ヨーロッパ】
【ICEの乗車記録】
31,ハノーファーからフランクフルトへ:ICE1675・ICE377:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】
28,デュッセルドルフからアムステルダムへ:ICE220:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】
8,フランクフルトからミュンヘンへ:ICE527:1等車:2020/3/1【2020/2ヨーロッパ】
57,ケルンからフランクフルトへ:ICE819:2012/3/4【2012/2ドイツ】
43,バーゼルからフランクフルトへ:ICE374:2012/3/2【2012/2ドイツ】
35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】
34,ベルリンからハンブルクへ:ICE1616:2012/3/1【2012/2ドイツ】