ジャカルタからのバティックエア6572便は、スラバヤ・ジュアンダ国際空港のターミナル1に定刻25分遅れの10時10分に到着した。
この日は、11月に開業したばかりというシドアルジョ(Sidoarjo)とモジョケルト(Mojokerto)とを結ぶジェンガラ(Jenggala)に乗車することにしていた。シドアルジョはスラバヤからマランへ行く路線上に位置し、モジョケルトはスラバヤからマディウンの方へ行く南本線上に位置する。鉄道目的ではない旅行客にとっては、あまり関係がないと思われる路線である。全線乗り通しても50分程度の比較的短い区間を、ジェンガラは1日6往復運行している。Wikipediaインドネシア語版には時刻表も記載されており、それによれば、次の列車はシドアルジョを11時45分に出る。
ジュアンダ空港からシドアルジョ駅は、地図を見る限り車で1時間足らずで着くだろう。スラバヤに行くついでにこの列車に乗ろうと考え、そのためにジュアンダ空港に10時頃に着く飛行機に乗ったのであった。
出口を出てすぐのところにあるPrima Taxiのカウンターでシドアルジョ駅までのクーポンを購入する。Rp105,000であった。これをPrima Taxiの乗り場で係員に渡して、タクシーに乗る。
10時25分に空港を出る。出てからすぐは順調に走ったが、幹線道に出るところで渋滞に遭う。その渋滞を抜けるのに15分ほどかかり、シドアルジョに向けて幹線道を走り出すも、途中何カ所かで渋滞に巻き込まれる。間に合うか不安になる
結局、タクシーがシドアルジョ駅に横付けしたのは11時35分を過ぎていた。結構ギリギリであった。
2015/2/23:Jenggala:Sidoarjo → Mojokerto
切符売り場へ行く。11時45分のモジョケルト行きの乗車券を購入する。Rp4,000也。乗車券は感熱紙タイプであった。
改札口。
ホーム。
11時45分発のジェンガラ(Jenggala)モジョケルト行きに乗車する。車両は、2013年製の4両編成のディーゼルカーであった。
車内はボックスシートとロングシートとが組み合わさった、いわゆるセミクロスシートであった。指定された車両は、幼稚園か小学校低学年とおぼしき団体が乗車していた。私の指定された座席も、その子たちが座っていた。先生とおぼしき人が、後ろの方に座ってと言う。
乗車率であるが、この車両は団体が乗っているから非常に賑やかに見える。しかし、彼らの乗車を考慮しても、1両ないしは2両編成で事足りるのではないかという程度であった。
定刻11時45分にシドアルジョを出発する。
すぐに右に曲がる。左右は田んぼである。新興住宅街とおぼしき住宅街も見える。
11時57分、トゥランガン(Tulangan)駅に到着する。10名ほど乗ってきた。
車内の表示。
トゥランガンを12時05分に出発する。
列車は淡々と走る。スラバヤからの南本線と合流し、12時23分にタリク(Tarik)に到着する。5人ほどがこの駅で降りていった。
タリクで30分近く停車する。
列車は、タリクを12時53分に出発した。
タリクからは南本線に入り、終点のモジョケルトには13時05分に到着した。
モジョケルト駅。
【2015/2インドネシア】(目次)
9,ジャカルタからスラバヤへ:バティック・エア6572便:2015/2/23【2015/2インドネシア】
10,シドアルジョからモジョケルトへ:ジェンガラ(Jenggala):2015/2/23【2015/2インドネシア】【←本記事】
11,モジョケルトからスラバヤへ:2015/2/23【2015/2インドネシア】
【過去のスラバヤ近郊列車の乗車記録】
29,シドアルジョからスラバヤへ:コミューター(Komuter)258列車:2014/2/25【2014/2インドネシア】
28,スラバヤからシドアルジョへ:コミューター(Komuter)257列車:2014/2/25【2014/2インドネシア】
20,ポロンからスラバヤへ:コミューター(Komuter)240列車:2013/3/22【2013/3インドネシア】
19,スラバヤからポロンへ:コミューター(Komuter)239列車:2013/3/22【2013/3インドネシア】