女満別空港で同行者と合流する。
この日はそのまま知床・ウトロへと向かう。15時30分にウトロまで直行する知床エアポートライナーがある。料金は1人3300円也。空港の案内所で乗車券を購入する。知床五湖の写真が入った、記念になりそうな切符である。
1時間ほど時間があるので、空港2階にある有料ラウンジで休む。1人1時間700円。座席数は少ない。飲み物はお茶とオレンジジュースのみであった。
15時20分になったのでバス停へ行く。
2014/7/31:網走バス:知床エアポートライナー:女満別空港→ウトロバスターミナル
15時20分過ぎにウトロ行きの網走バスが到着する。2時間以上の路線であるし「知床エアポートライナー」という名前もついているのだから、当然に観光バスタイプの車両が来ると思っていたのだが、路線バスタイプの車両が来た。スーツケース置き場もない。空港と観光地を結ぶバスということを考えれば、やや不親切な感じがしないでもない。
シート自体は、リクライニングはしないものの、一般の路線バスのそれより少しは立派であった。
10人程度の客を乗せて、女満別空港を15時30分に出発する。女満別空港を出てしばらくすると、網走湖畔を走り、網走市内に入り、網走駅に停車する。知床エアポートライナーと名乗っているが、ウトロ地区内相互の利用を除き、途中での乗降も可能とのことである。
網走駅で2人乗車する。次の網走バスターミナルで運転手が交代する。道の駅あばしりは乗降客がおらず通過する。バスは、信号が少ない道を淡々と走る。湖なのか沼なのかよく分からなかった湿地帯(と思っていたが、正式には濤沸湖という湖であった)が見えると、原生花園である。ここも乗降客がおらず、バスは少しスピードを落とすもそのまま走る。
それにしても、直線道路で民家も少ないので、速度感覚がおかしくなる。たぶん、法定速度いっぱいで走っているのだろうが、なんとなく遅く感じられる。対向車線を追い越し車線として使う自家用車がいるのも、北海道を感じさせる。
知床斜里駅には16時40分に到着する。ほぼ定刻である。ここで2人の客を乗せ、ウトロへ向かう。
道の駅ウトロでは降車客がおらず、17時20分、定刻でウトロバスターミナルに到着した。
乗車したバス。「北見200か338」。
このバスは、折り返し女満別空港行きとなり、東京行きの最終便に接続するようである。
この日は、ホテル知床に宿泊した。バスターミナルでホテルに電話をすると、送迎車が迎えに来てくれた。
【2014/7北海道】(目次)
3,新千歳から女満別へ:ANA4865便:2014/7/31【2014/7北海道】
4,女満別空港から知床・ウトロへ:網走バス「知床エアポートライナー」:2014/7/31【2014/7北海道】【←本記事】
5,知床:知床観光船「知床岬航路」:2014/8/1【2014/7北海道】
【知床へのバスの乗車記録】
16,知床斜里からウトロへ:斜里バス:2006/8/1【2006/7北海道】
【北海道の中・長距離バスの乗車記録】
6,深川から名寄へ:ジェイ・アール北海道バス深名線:2010/2/14【2010/2北海道】
8,札幌から留萌へ:沿岸バス「特急はぼろ号」:2009/3/10【2009/3北海道】
8,広尾から帯広へ:十勝バス広尾線:2007/3/14【2007/3北海道】
7,襟裳岬から広尾へ:ジェイ・アール北海道バス日勝線:2007/3/14【2007/3北海道】
5,様似から襟裳岬へ:ジェイ・アール北海道バス日勝線:2007/3/14【2007/3北海道】
22,釧路から札幌へ:くしろバス「スターライト釧路号」:2006/8/1【2006/7北海道】
12,旭川から温根湯へ:道北バス「特急石北号」:2006/7/31【2006/7北海道】