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15,スラバヤ・コタ:2013/3/22【2013/3インドネシア】

投稿日:2019年8月11日

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2012年3月22日木曜日。この日は1日スラバヤで過ごす。特に計画を立てていなかったが、せっかくなので近郊列車に乗りたいと思う。

10時にホテルを出発する。とりあえずコタ駅に行ってみる。ホテル前のブルーバードタクシーに"Stasin Kota"と言うと、「パサールトゥリ(Pasar Turi)、グブンではなくてコタでいいのか?」と聞かれる。パサールトゥリはスマラン方面へ行く列車の駅であり、グブンはジョグジャカルタやマランの方へ行く列車の駅である。スラバヤに来る旅行客が利用する駅といえばこの2つである。土地に不慣れな外国人が間違えているのではないかと気を利かせてくれたのであろう。地図を見せつつ、コタ駅で大丈夫だと告げる。

ホテルから15分ほどでコタ駅に到着した。駅は大きいものの、グブン駅よりも暗めな感じがする。人は多く、客引きも多い。

 

日本を発つ前に、スラバヤ近郊で簡単に乗れそうな近郊列車の時刻をインターネットで調べていた。鉄道会社の公式WEBページには長距離列車の時刻表はあるが、通勤列車や近距離列車の時刻表は見つからない。そのため、Wikipediaや、その他よく分からぬインドネシア語のサイトなどから、どのような列車が運行されているかを調べた。そのようなサイトで、時刻はある程度分かったのだが、しかし、実際に来てみると、時間が変更されていたり、列車自体が運休になっていたりするケースが多いことに気付かされた。

駅の時刻表を眺めつつ、どうしようかとしばし考える。12時45分にポロン(Porong)という場所に行く列車がある。日本で調べたところによれば、12時半頃にポロンに行く列車があり、1時間半程度で終点につくこと、そして、帰りも15時頃にスラバヤ行きの列車があることは分かっていた。

申込用紙に記入して、窓口でポロンまでの往復の乗車券を購入する。このような買い方をする人は普通はいないだろうから、窓口のお姉さんは驚いたような顔をするが、しかし、「列車が好きなんだ」と言うと理解してくれたようで、すんなり発券してくれる。後ろに並んでいたお姉さんが、英語で、何か困ったことはないですかと聞いてくれる。インドネシアの人は、概して旅行客に親切である。

無事に、12時45分のポロン行きの列車、及び折り返し15時05分発のスラバヤ行きの列車の乗車券を購入できた。料金は片道Rp2,000(約20円)也。

 

列車の出発まで2時間近くあるので、コタ駅周辺を歩いてみることにした。

 

“Jl Veteran”には古い建物も多い。マンディリ銀行や船会社であるペルニ社の古い建物が見られる。車道は広いが、新市街に比べて車通りは遙かに少なく、のんびりとした感じである。

 

このあたりで来た道を折り返す。

 

“Jl Veteran”を、ジュンバタンメラ(Jembatan Mera)方向へ歩いてみる。

警察署だろうか。

さらに進む。

 

ジュンバタン・メラは、マス川にかかる橋である。インドネシアの独立戦争時に、イギリス軍と独立派との間の戦いで、この橋が血で赤く染まったという。

 

午前中とはいえ暑いので、ジュンバタンメラの近くにあるショッピングモールに入る。モール内をぶらぶらと歩く。

 

ショッピングセンター内にて。

マックフルーリーを食べる。ブルーベリー味。Rp10,000也。

 

ショッピングモールから、次にアラブ人街にあるアンペルモスク(Masjid Ampel)へ移動する。モール前にいるベチャの運転手にRp10,000を渡して、乗っていく。この人力車、日本では観光用といったイメージが強いが、スラバヤ旧市街では、まだ地元の人の足として活躍しているようである。タイヤは前に2つ、後ろに1つあり、前に客が乗り、後ろで運転手が人力車を漕ぐ。客が座る部分には日よけがついている。

ジュンバタンメラを渡ると、中華街の門がある。ベチャはそこを曲がり、細い道に入る。

 

5、6分程度で到着しt。モスクへはアーケードを通っていくらしい。神社の参道と同じようなものだろうか。服や本、装飾品等を売っている店がある。場所柄、イスラム教徒の白い装束を身につけた人が多い。また、男性の多くは、白い帽子をかぶっている。

 

アンペルモスク。

 

モスク側から見た参道。

 

モスクに入るためには、イスラム教徒の格好をしなければならないという。入らないで、来た道を戻る。

参道の入口にはベチャがたむろしている。ここで乗るとぼられそうな感じがしないでもないので、少し歩いたところから、流しのベチャを止めてコタ駅に向かってもらう。コタ駅付近は車通りも多く、大きい道路を横切ったりするので、はらはらした。運転手は慣れたもので、車と車の間をすいすいと走る。10分程度で到着する。Rp20,000を渡した。

 

【2013/3インドネシア】(目次

14,マランからスラバヤへ:プナタラン(Penataran):2013/3/21【2013/3インドネシア】

15,スラバヤ・コタ:2013/3/22【2013/3インドネシア】【←本記事】

16,スラバヤからポロンへ:コミューター(Komuter)239列車:2013/3/22【2013/3インドネシア】

 

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