賢島を15時30分に出発した近鉄特急は、津に16時46分に到着した。津からはJR線に戻り、青春18きっぷの旅を継続する。津からJR紀勢本線で亀山へ向かい、そこで関西本線に乗り継ぎ、加茂を経て木津を目指す。
2022/8/27:JR紀勢本線:普通:津→亀山
津駅のドトールで休憩をした後、17時23分発のJR紀勢本線普通亀山行きに乗車した。
津駅の駅名標。漢字でもひらがなでも一文字である。なお、ローマ字表記だと"Tsu"と三文字になり、飯井(Ii)や粟生(Ao)など、もっと短い表記の駅名もある。
亀山行きの列車は、伊勢市始発キハ25系2両編成であった。帰宅客で車内は混雑していた。
津と亀山の間には、一身田、下庄の2駅がある。両駅共に一定数の降車がある。
終点の亀山には17時41分に到着した。
2022/8/27:JR関西本線:普通:亀山→加茂
亀山では、17時43分発関西本線普通加茂行きに乗り継いだ。
関西本線は、亀山駅を境に名古屋方がJR東海、大阪方がJR西日本となっている。また、亀山~加茂間は非電化であり、加茂行きの列車はJR西日本のキハ120形気動車である。夕方の時間帯だからか、列車は2両編成であった。
車内はロングシートである。客は多かったが、2両目の空席に座った。後面展望ができる席であった。
ちなみに、2021年3月に、関西本線の亀山~加茂間でもICOCAの利用ができるようになった。それにあたり、キハ120形の運転台付近には車載型IC改札機が設置されている。
亀山を出ると、次は関である。この区間は平地で直線が続くという線形の良さからか、時速90km近くを出して走る。キハ120形は最高時速95kmらしいので、キハ120形がほぼ限界まで速度を出す区間である。
関を出ると、山の中へ入っていく感じとなる。特に関の次の加太と柘植の間には、「加太越え」と呼ばれる25パーミルの勾配区間がある。速度は時速60kmほどで、心なしか重そうな走りである。
柘植には18時08分に到着した。柘植は草津線との接続駅である。翌日、草津線に乗ることにしているので、改めて訪れることになる。
山越え区間は柘植で終わり、柘植より先は左右が開けたところを走る。伊賀盆地である。区間によっては、速度も時速80km近くとなる。
伊賀上野には18時25分に到着した。伊賀鉄道との接続駅でもある。ここで8分ほど停車して、対向列車の亀山行きと行き違いを行う。
伊賀上野を過ぎると、再び山間を走る。外はだいぶ暗くなってきた。
終点の加茂には19時07分に到着した。
乗り継ぎの列車まで10分ほど時間があるので、駅の外に出てみた。駅前には店は少なく、静かであった。
2022/8/27:JR関西本線:普通:亀山→加茂
加茂からは、19時20分発の関西本線普通奈良行きで木津へ向かう。
列車は、19時15分頃に到着した。大阪から大和路快速として到着した列車が、折返し普通奈良行きとなった。加茂から先は電化されており、車両は221系電車である。
車内は転換クロスシートである。
次の木津には19時26分に到着した。奈良線、片町線との接続駅である。ここで降りた。
【2022/8近畿】(目次)
6,近鉄志摩線・鳥羽線・山田線:近鉄特急:近鉄12410系:2022/8/27【2022/8近畿】
7,津から亀山を経て木津へ:JR紀勢本線・関西本線:2022/8/27【2022/8近畿】【←本記事】
8,JR奈良線:205系0番台:2022/8/27【2022/8近畿】
【キハ120形気動車の乗車記録】
14,JR美祢線:2021/12/25【2021/12西日本】