日本のバス バス 2023/7福島 記録

5,水戸から土浦へ:関鉄観光バス「TMライナー」:2023/7/28【2023/7福島】

投稿日:2023年9月23日

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水戸から土浦までは常磐線で向かうのが一般的であろう。昼間は1時間に普通列車が2本、特急列車が2本出ており、普通列車でも1時間ほどである。ただ、今回はバスで向かうことにした。

この区間では、関東鉄道と関鉄観光バスが「TMライナー」という高速バスを運行している。平日は1日9往復、土休日は1日4往復の設定で、つくばセンターと水戸駅南口を結ぶ区間便が大半であるが、平日は1日1往復、土浦始発の便がある。

次の土浦駅東口行きは水戸駅南口を17時50分に出発する。この便は偕楽園始発で、偕楽園の出発時刻は17時30分である。時間があるので、始発の偕楽園まで行くことにした。

 

2023/7/28:関東鉄道:水戸駅→偕楽園

偕楽園方面へのバスは水戸駅北口の6番乗り場から出発する。

17時10分発の赤塚駅南口行きに乗車し、偕楽園入口まで向かった。偕楽園入口には17時20分に到着した。Suicaで231円であった。

 

2023/7/28:関鉄観光バス:急行TMライナー:偕楽園→土浦駅東口

偕楽園入口のバス停から、右側の坂を下りて常磐線の線路に沿って歩くと、偕楽園の停留所に到着した。

 

バス停のすぐ向かいが常磐線の偕楽園駅である。偕楽園の梅まつりの期間のみ営業する臨時駅で、下り線(仙台方)にしかホームがない。

 

偕楽園始発のTMライナーは平日2本、9時30分のつくばセンター行き、17時30分のつくばセンター経由土浦駅東口行きのみである。

17時30分発の土浦行きは、水戸を出ると、つくばを経由して土浦へ向かう。ただ、運賃は、水戸市内~つくば市内が1,100円であるのに対し、水戸市内~土浦市内が880円である。通常は、長い距離を乗車した方が値段は高くなるが、この路線については、長い距離を乗車した方が安くなるという逆転現象が生じている。この路線、2010年頃までは土浦とつくばの停車順序が逆だったようであるが、その頃の名残なのだろうか。

 

バスは、停留所奥にある駐車スペースで時間まで待機している。

 

17時半少し前に、バスが停留所に到着した。ここからの客は私だけであった。

 

この路線には、2020年に、日本初の化粧室付き60人乗り車両が導入された。正座席は48席とのことで、おそらくトイレが設置されている側が11列、設置されていない側が13列、さらに補助席が12席で計60席ということなのだろう。当時のプレスリリースを見ると、この偕楽園17時半発の土浦行きにも充当されるとのことであった。

それから3年以上経過して、既にこの車両の運用が変わっているのか、それともたまたまか、今回の車両は、左側9列、右側11列で後部にトイレが設置されている一般的な高速バス車両であった。

シートピッチは十分広い。

前の座席にコンセントが設置されている。1人1つ使うことができる。

Wi-Fiは無料で利用可能である。

 

偕楽園を出ると、常磐神社入口、大工町、泉町三丁目、泉町一丁目、南町三丁目、南町二丁目、銀杏坂、水戸駅と、こまめに停留所が設定されている。ただ、乗車客はいない。

 

水戸駅北口の8番乗り場でやっと2名の乗車があった。

水戸駅北口を出ると、常磐線の線路を越え、千波大橋で桜川を渡る。

再び駅南大橋で桜川を渡り、今度は水戸駅南口へ向かう。

 

水戸駅南口では4番乗り場に到着した。

水戸駅南口からは8名乗車する。

 

このバスの種別は急行らしい。「急行TMライナーにご乗車いただきありがとうございます」と案内が流れる。

水戸駅南口を出ると、千波中学校入口、みなみ団地入口、昭和自動車教習所前、県庁BT、米沢中央、県自動車学校と停車する。特に昭和自動車教習所と県庁BTで10名以上の乗車があり、車内のほとんどの席が埋まった。

みなみ団地入口停留所。

車窓から。

茨城県庁。

 

県自動車学校で2名乗車する。ここを出たときには既に18分遅れとなっていた。

18時36分、茨城町東インターから北関東自動車道に入る。友部ジャンクションで常磐自動車道に移る。

車窓から。

 

18時55分、15分遅れで石岡BS(高速)に到着した。常磐自動車道上にある停留所である。

 

19時09分、桜土浦インターで高速を降りる。

下広岡、並木大橋、並木二丁目、並木一丁目、竹園二丁目の順に停車する。各停留所でパラパラと客が降りていく。

つくばセンターには19時25分に到着した。15分遅れである。

 

つくばセンターで、私以外の全ての客が降りていった。

 

つくばセンターを出ると、つくば花室トンネルに入る。トンネル内には吾妻という停留所がある。トンネルを出ると、土浦学園線を土浦の方へ進む。

土浦駅に近づくと、今度は土浦ニューウェイという高架道路に入る。1985年の筑波万博(国際科学技術博覧会)にあわせて作られたという。3kmの高架道路上に、田中町、桜町四丁目、川口町という停留所がある。

土浦ニューウェイの終点は土浦駅東口である。スロープを降りて、すぐに駅東口のロータリーに入った。定刻12分遅れの19時42分に到着した。

水戸から土浦までの運賃は現金880円、交通系ICカード利用で850円である。

 

土浦駅東口。

 

東口から駅構内に入り、プレイアトレ土浦の中にある「特級鶏蕎麦 龍介」という店で夕食にした。「黒さつま鶏」醤油手もみ麺と餃子をいただく。麺が950円、餃子が280円也。美味しくいただいた。

 

2023/7/28:JR常磐線:普通:土浦→上野

土浦からは20時12分発の普通品川行きに乗車した。

上野東京ラインに直通する列車である。

 

JREポイント400ポイントをSuicaグリーン券に交換して、グリーン車に乗車した。

【→常磐線E531系グリーン車の記録はこちらも参照

終点の品川には21時44分に到着した。

 

【2023/7福島】(目次

4,いわきから水戸へ:JR常磐線:E501系:2023/7/28【2023/7福島】

5,水戸から土浦へ:関鉄観光バス「TMライナー」:2023/7/28【2023/7福島】【←本記事】

<2023/7福島:完>

 

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【関鉄グループのバス乗車記録】

鉾田から石岡駅へ:関鉄グリーンバス「かしてつバス」:2023/6/10

東京から鉾田へ:関鉄グリーンバス「あそう号」:2023/6/10

19,茨城空港から石岡駅へ:関鉄グリーンバス「茨城空港連絡バス」:2023/3/13【2023/3沖縄】

2,つくば駅から筑波山神社へ:関東鉄道「筑波山シャトルバス」:2019/12/6【2019/12筑波山】

 

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