日本のバス バス 2022その他 記録

境町:自動運転バス:2022/5/14

投稿日:2022年6月12日

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茨城県境町は、2020年11月26日から自動運転バスの運行を開始した。公道における定時・定路線での自動運転バスの運行は日本初であるという。

現在は、道の駅さかいを起点に、シンパシーポールまでの約3kmの第1期ルート、高速バスターミナルまでの約4kmの第2期ルートの2路線が設定されている。第1期ルートは1日6往復、第2期ルートは1日4往復、いずれも昼間の時間帯のみの運行である。運賃は無料である。

境町が自動運転バスを導入した経緯については、種々のメディアでも紹介されているが、住民の高齢化が進んでいるにもかかわらず、交通インフラの整備が不十分であるといった現状が理由として挙げられている。2020年1月の町議会で5年分約5億2000万円の予算を計上し、自動運転バスの車両としてフランスNAVYA(ナビヤ)社製の「NAVYA ARMA」を3台導入、BOLDLY株式会社及び株式会社マクニカの協力を得て運行している。

 

2022/5/14:境町:自動運転バス:高速バスターミナル→道の駅さかい

2022年5月14日土曜日。

東京駅を14時10分に出た境町行きの高速バスは、定刻より10分早く15時20分に境町高速バスターミナルに到着した。ここで、15時35分発道の駅さかい行きの自動運転バスに乗り換える。

自動運転バスのバス停は、高速バスのバス停と同じところである。

高速バスターミナル発の道の駅さかい行きは1日4便である。

 

15時25分に自動運転バスが到着した。

 

車両は、フランスNAVYA(ナビヤ)社製の「NAVYA ARMA」である。

 

後ろから見る。前も後ろも同じように見える。後ほどオペレーターに聞いてみたが、構造上は前後の区別はないらしい。

 

ドアがある側が進行方向左側ということになっている。

 

定期路線バスらしく、行先表もある。

 

何カ所かに、「自動運転 公道実証実験 実施中」のシールが貼られている。

 

車内。最大定員は11名である。車内にはいわゆる運転席はなく、座席があるのみである。

 

バスは定刻15時35分に高速バスターミナルを出発した。客は私だけであった。

基本的には自動運転である。予め経路やバス停がプログラムされており、GPSで現在地を把握しつつ、最高速度時速20kmで走る。ゆっくりとした速度ではあるが、たしかに自動で走り、自動で曲がり、自動で停車する。

とはいえ、すぐに手動運転に移ることができるよう、オペレーターは、ゲームでよく見かけるようなコントローラーを握っている。

路上駐車の車があったり、細い通りで前から車が来たりすると、一旦停止したり、それを避けたりするが、これはオペレーターがコントローラーを用いて手動で対応する。一旦経路から外れた場合に、元の経路に戻すのもオペレーターが手動で行う。もちろん、自動運転のモードでも、定められた経路上に障害物があると自動で停止するプログラムになっているらしいが、その際の停車は急停止となってしまうらしい。快適性や円滑な走行の観点から、オペレーターが介入する場面も多いようである。

バスは、全ての停留所で停車してドアを開ける。そのようにプログラムがされているようである。もっとも、この停車中に、オペレーターが、後続の車に対して先に行くよう合図を送る。自動運転バスは最高速度時速20kmであり、普通に走り続けるとこの車を先頭に渋滞が発生してしまうため、各停留所での停車は、そのようなことが起こらないようにという意味合いもあるのだろう。

 

途中、エコスというスーパーマーケットで客が乗ってきて、数区間乗車した。買い物帰りの地元客といった感じである。オペレーターによると、運行当初は地元客がなかなか乗らなかったらしいが、今ではだいぶ定着してきたとのことである。

 

専用道ではなく公道を走行するという点に、この実証実験の大きな意味があるのだろう。まだ課題は多いのだろうが、将来を見据えた画期的な取り組みだと感じた。

 

高速バスターミナルから約4kmを35分かけて走行し、16時10分に終点の道の駅さかいに到着した。

 

オペレーターから、乗車記念にとシールとピンバッジをいただいた。

 

道の駅さかいに入る。

まだ昼食を食べていなかったので、炊き込みご飯やパンを購入した。

 

道の駅の中には、沖縄県国頭村公設市場があり、沖縄の食材が売られていたほか、沖縄そばやブルーシールアイスなどの沖縄名物を食べることができるレストランもあった。

 

2022/5/14:朝日自動車:TD01 東武動物公園駅-境車庫線:道の駅さかい→東武動物公園駅

帰りは、路線バスで東武動物公園駅へ向かった。東武グループの朝日自動車が、境車庫と東武動物公園を結ぶバスを1時間に1、2本程度運行している。次のバスは16時47分であった。

バスは、道の駅さかいを出ると、境大橋で利根川を渡り、千葉県野田市に入る。次いで、関宿橋で江戸川を渡り、埼玉県幸手市に入る。

道中、田んぼに挟まれた細い通りも走行した。(後ろから撮影)

終点の東武動物公園駅には17時20分頃に到着した。

 

【→東京駅から境町までの高速バスの乗車記録はこちら

 

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