鉄道 ジャワ島の鉄道 インドネシアの鉄道 インドネシアの街めぐり 街めぐり 記録 2013/10インドネシア

36,タマンミニ・交通博物館:2013/11/5【2013/10インドネシア】

投稿日:2019年8月15日

【スポンサーリンク】



タマンミニの交通博物館は、ガルーダのDC9の実機の展示が目印である。手が込んでいることに、DC-9を新塗装にして展示している。

敷地に入る際にRp2,000を払う。

とりあえずDC-9を見る。工事中だからか、それともいつもなのかは分からないが、中には入ることができない。外観を見る。DC-9の特徴である後部ドアもしっかりと見ることができる。

ヘリコプター。

よく分からぬキャラクターがいた。

 

昼飯にする。

ミーアヤムとティーを注文する。ティーと言ったら、炭酸入りのものがでてきたが、これが意外にも旨かった。

 

食堂の背後には車両が展示してある。戦前の車両である。

先頭には蒸気機関車がつながっている。さび付いており、ぼろぼろな感じであるが、日本でよく見られるような「乗ってはいけません」などという注意書きはないから、乗っている人が多い。私も運転台に乗ってみる。ただ、運転台には何も残っていない。

大統領専用車だったか。

ディーゼル機関車。

 

それとは別の場所でも、多くの蒸気機関車が展示されている区画があった。あまり興味がないので、一見するに留める。もっとも、蒸気機関車のファンであれば、この展示は楽しめるかも知れない。結構な数の機関車が放置されていた。

 

【スポンサーリンク】

 

交通博物館には屋内の展示コーナーもある。

屋内展示は、いずれも通路で繋がっている複数の棟で、それぞれ車、航空、船、列車について、パネルと模型による展示がされている。あまりたいしたことはない。しかも、館内は営業時間であるにも拘わらず工事中であった。

車に関しては、ダムリやブルーバードの歴史が分かるという程度のものであった。海運系は模型による展示が主で、あまり力を入れていない。

一方で、飛行機は、特にガルーダが相当に力を入れている。といっても、パネル展示がアップトゥデートなものになっているというだけで、操縦シミュレーターがあるとか、座席のモックアップが展示されているとかというのではない。屋内展示に関して言えば、日本やドイツなどの交通博物館を想像していくと、がっかりするようなものであり、一度見ればそれで十分といった感じであった。

ありそうでなかった塗装。

鉄道も基本的にはパネルでの写真の展示であったが、ジャカルタMRT関連の展示もなされていた。MRTの車両の模型もあったが、その車両は何となくE231系に似ていた。

自動車関連の建物の下には、初期のインドTATA製のダムリバスや、1980年代に使われた2階建てバス、ブルーバードタクシーが展示されていた。

初期のブルーバードタクシー。

初期のシルバーバードタクシー。

初期のアンコタ。

かつてジャカルタで走っていた2階建てバス。

DAMRIの長距離バス。

 

15時頃、交通博物館を見終えて、タマンミニの上を走っているモノレールのようなものに乗ろうと思う。しかし、近くの駅に行く途中、突然雷が鳴り、一気に雨が降る。スコールである。とてつもない強さである。近くの商店の軒先に避難する。30分程度すると雨もやみ、晴れる。

モノレールの窓口に行くも、"Tutup"と書かれている。"Close"の意味である。係員に、人を乗せて走っているモノレールがあるではないかと言ったが、"Close"とのことである。インドネシア人でも同様のことを言った人がいたが(走っているモノレールを指さして交渉していたので、たぶんそうだと思う)、係の人の説明に納得していたようだったので、それなりの事情があったのだろう。

とすれば、もうタマンミニに用はない。博物館巡りをする気分でもないし、伝統家屋の展示もあまり興味はない。

出口へ徒歩で向かう。そこそこ距離はあるが、車道は車やバイクで渋滞しているので、徒歩が一番早い。もっとも、歩道がきちんと整備されているわけではないので、渋滞に遭っている車の脇をすり抜けながら歩いていくことになる。途中の売店で棒付きのアイスを買って食べてから向かったものの、それでも、モノレールの駅を出たときに見たバスはまだ遙か遠くにいた。

15時50分、出口付近にタクシー乗り場に着く。ブルーバードタクシーがたむろをしている場所で、「どこまで行きたいか」と尋ねてきた人に「ランブータン」と言うと、運転手を募る。名乗り出た運転手のタクシーで、カンプンランブータンバスターミナルまで行ってもらう。Rp12,400也。

バスターミナルは賑やかで、バンドン、メラク、チラチャップなど方々にバスが出ている。また、アンコタの客引きも賑やかである。

 

2013/11/5:Transjakarta:Koridor 5:Kp Rambutan → Kp Melayu

2013/11/5:Transjakarta:Koridor 7:Kp Melayu → Senan

2013/11/5:Transjakarta:Koridor 2:Senan → Harmoni Sentral

2013/11/5:Transjakarta:Koridor 1:Harmoni Sentral → Mangga Besar

ターミナルの奥にあるトランスジャカルタの乗り場から、5番のカンプンメラユ(Kp Melayu)行きのバスに乗車する。始発ということもあり、余裕で座ることができた。16時05分に出発する。終点のカンプンメラユで7番のバスに乗り継ぐ。スネンで2番のバスに、ハルモニで1番のバスに、マンガブサールでオジェッに乗り継ぎ、ホテルに着いたのは17時15分であった。行きのぐたぐたぶりに比べて、帰りは遙かにスムーズであった。

 

【2013/10インドネシア】(目次

35,ジャカルタ中心部からタマンミニへ:2013/11/5【2013/10インドネシア】

36,タマンミニ・交通博物館:2013/11/5【2013/10インドネシア】【←本記事】

37,ジャカルタの通勤列車(4):KFW I-9000:2013/11/5【2013/10インドネシア】

 

【スポンサーリンク】



-鉄道, ジャワ島の鉄道, インドネシアの鉄道, インドネシアの街めぐり, 街めぐり, 記録, 2013/10インドネシア

Copyright© ピーナッツの旅行記録 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.