鉄道 オーストラリアの鉄道 記録 2013/2オーストラリア

27,メルボルンからシドニーへ:XPT (3):2013/2/23【2013/2オーストラリア】

投稿日:2019年8月10日

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前から続く

14時、少し雨が降っている。列車はループ線を走行しているようである。あまり実感はわかないが、たぶん山の中なのだろう。日本の山とは違い、スケールが大きいため、山の中とはいえ多くの区間では両側が開けている。軽快に丘を駆け上がり、平地の直線区間をかっ飛ばす。

14時35分、クータマンドラ(Coota Mundra)に停車する。隣客が降りる。ここでも若干の乗客の入れ替わりがあり、隣には老婦人が座った。

指定席をとれなかったのか、デッキに若者が多く立っている。彼らはバカ騒ぎをしている。デッキと車内とを遮る仕切り扉が開く度に、その声が車内に響く。さらに、車内でもうるさくしている集団がいる。携帯電話で大声で話をしたり、友人と大声で話したりしており、行儀が悪い。

15時08分、Hardenに停車する。

16時02分、ヤス・ジャンクション(Yass Junction)に停車する。後ほど調べたところ、Yassという街に近い駅という意のようである。

車内放送で、夕食の注文を取るアナウンスが流れる。売店のスタッフが、夕食のメニューを書いたボードを持って車内を回る。やり方は昼の時と同じである。メニューも昼と変わらない。今回は、注文する客も目立つ。

16時33分、Gunningに停車する。

小腹が空いたので、売店でラップを購入する。6.80ドル。クレジットカードで支払う。ボリュームがあり、美味しい。

だんだんと薄暗くなってくる。

17時10分、ゴールバーン(Goulburn)に停車する。雨脚が強まる。

18時00分、モス・ベール(Moss Vale)に停車する。ここで隣の老夫人が降りる。

シドニーからの中距離列車の車両だろうか、2両編成の列車とすれ違う。山の中を走っている感である。

急ブレーキがかかって、突然停車する。信号所とも思えない。わずかに停車した後、すぐに走り出す。動物とぶつかりそうになったとかということだろうか。

19時06分、キャンベルタウン(Campbelltown)に停車する。シドニーの近郊区間だろう。通勤列車の車庫もあるし、駅には自動改札機も設置されている。駅周辺にも、都市部を思わせるビルが見られる。

いつの間にか雨がやんでいる。

昼間の快走はどことやら、徐行運転が続く。やはり都市部に入ると前が詰まるのだろう。線路の左右には住宅が続く。

19時42分、ストラスフィールド(Strathfield)に停車する。

終点、シドニー・セントラル駅には19時54分に到着した。定刻であった。2番線に入線した。

11時間24分。こちらは、機会があったらまた乗っても良いかなと思う。

シドニー・セントラル駅構内。

外に出てみると、相当な強風であった。

駅に戻ると、1番線にもXPTが停車していた。寝台車も連結した夜行の編成であった。

 

【2013/2オーストラリア】(目次

25,メルボルンからシドニーへ:XPT (1):2013/2/23【2013/2オーストラリア】

26,メルボルンからシドニーへ:XPT (2):2013/2/23【2013/2オーストラリア】

27,メルボルンからシドニーへ:XPT (3):2013/2/23【2013/2オーストラリア】【←本記事】

28,シドニー・セントラル駅からシドニー空港へ:エアポートリンク(Airport Link):2013/2/23【2013/2オーストラリア】

 

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