ここから台東まで戻る。
2010/3/9:宜蘭線:區間2760次:蘇澳→蘇澳新
自動券売機で蘇澳新までの切符を買う。
13時30分の頭城行きの区間車で蘇澳新へ折り返す。行きの車両と同じであった。やはり客は少ない。13時34分、蘇澳新に到着した。
2010/3/9:北廻線:自強2039次:蘇澳新→花蓮
蘇澳新駅の窓口で、次の花蓮行きの自強の乗車券と、花蓮から玉里までの自強の乗車券を買う。いつもの如く、手帳に書いたメモを係員に見せたのだが、ここの係員は「次の自強、1番線」と日本語で言ってくれた。
14時01分発の自強2039次花蓮行きは、蘇澳新に止まる数少ない自強号である。ところで、この列車は、時刻表には編成名が書かれていない。さらに、車いすの表記もない。ということは、電化区間ではあるが気動車、それも自強号の中でも古めの気動車で来ると推測できる。案の定、そうであった。定刻に、DR2800型が12両編成で入線してきた。
ドアは手動である。
蘇澳新から乗る人は10人程度であった。指定された席には先客が座っていたが、切符を見せて、移動してもらう。隣に座った人も、蘇澳新から乗った人だった。
車内(花蓮到着後に撮影)。
気動車らしいうなり声が聞こえるが、それでも走行音は静かであり、さすが優等列車であると思う。少しうつらうつらとしていると、15時05分、定刻に花蓮に到着した。
隣には、青く塗られた郵便車が停車していた。
2010/3/9:台東線:自強2060次:花蓮→玉里
一度駅舎に入り、セブンイレブンで缶入りの温かい杏仁茶を買い、再びホームへ戻る。玉里までの乗車券は、既に蘇澳新駅で購入済である。
次に乗車する列車は、15時28分発の自強2060次新左營行きである。台東線は非電化なので、気動車の自強號である。DR2900型であった。9両編成での運転である。先ほどの自強は12両編成であったが、いずれにせよ気動車の長大編成は圧巻である。
車窓から。
玉里には16時33分に到着する。そのまま乗っていれば台東まで行くが、ここで降りる。
玉里駅。
切符売り場。
駅舎内。
さて、30分ほど時間があるので、駅前の一本道を歩いてみた。商店がずらりと並んでいる。日本であれば、田舎の駅前商店街は軒並みシャッターが閉じているということがあるが、ここではそのようなことはなかった。ただ、中途半端な時間だからだろうか、人は多くなかった。
【2010/3台湾】(目次)
23,花蓮から蘇澳へ:北廻線・宜蘭線:莒光58次:2010/3/9【2010/3台湾】
24,蘇澳から花蓮を経て玉里へ:自強2039次・2060次:2010/3/9【2010/3台湾】【←本記事】
25,玉里から台東へ:台東線:普快561次:2010/3/9【2010/3台湾】
【過去の自強号の乗車記録】
13,台北から彰化へ:自強1121次(EMU100型):2010/3/7【2010/3台湾】