鉄道 ジャカルタの通勤列車 インドネシアの鉄道 記録 2011/9インドネシア

16,ジャカルタの通勤列車(1):2011/9/15【2011/9インドネシア】

投稿日:2019年7月15日

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まずは、今後の旅行のための鉄道の乗車券を買いたい。ホテルの前からタクシーでガンビル駅に戻る。駅の中までタクシーで入ると入場料金を取られるので、門の前で降ろしてもらう。

駅構内の分かりやすい場所に指定券売り場があった。

ここで、9月18日のジャカルタからバンドンまでの列車の指定券と、9月20日のバンドンからスラバヤまでの列車の指定券を購入する。乗車したい列車と日付、名前などを備え付けの用紙に記入し、それを窓口で出すと、すぐにコンピューターで発券してくれる。ただ、出された切符を見ると、名前は適当であった。

 

2011/9/15:Trans Jakarta:Koridor 2:Gambir 2→Senan

2011/9/15:Trans Jakarta:Koridor 2:Senan→Juanda

この後は特に予定がない。とりあえず、トランスジャカルタでハルモニ(Harmoni)に出ようかと思う。トランスジャカルタは、バスとLRTを足して2で割ったような乗り物で、専用道路を専用車両で走る。近くのガンビル2(Gambir 2)の乗車口でRp3,500を払い、バスを待つ。

ガンビル駅のトランスジャカルタのバス停は、"Gambir 1"と"Gambir 2"とに別れている。どちらも"Koridor 2"のバス停である。トランスジャカルタは基本的に上下線は同じバス停を使うのだが、一方通行の関係で、ガンビル付近は上下線で別の経路を通るのである。

乗車してから、乗っているバスがハルモニと反対方向に行く便であることに気づく。"Gambir 2"は、ハルモニとは反対方向へ行くバスの乗り場であったのであった。上下線が合流するスネン(Senan)まで乗車し、そこでハルモニ行きに乗り換える。改札からでなければ、料金を払う必要はない。

スネンから乗車したトランスジャカルタは極めて混雑していた。トランスジャカルタは車掌が乗車しており、乗車制限も行っているために治安はよいと言われており、それもあってかいつもにぎわっている印象がある。

"Gambir 1"を経て、ジュアンダ(Juanda)の鉄道駅まで来たところで、ふと思い立ってバスを降りる。ここから列車でコタに向かうことにする。コタに向かうのであれば、そもそもガンビルから列車に乗れば良かったのであるが、この日はまったく計画を立てていなかったので、こういうことになる。

 

2011/9/15:Commuter:Juanda→Jakarta Kota

駅の切符売り場で乗車券を購入する。これは後々に乗りつぶしていて分かったことであるが、ジャカルタ近郊圏の通勤列車の運行種別が大幅に変わっていた。4月に来た時は"Ekspres"(エクスプレス:急行)、"Ekonomi AC"(エアコン付きエコノミー:普通)、"Ekonomi"(エコノミー:普通)という3種別によって運行がなされ、"Ekspres"と"Ekonomi AC"が日本の中古車による運行だった。しかし、この数ヶ月の間に"Ekspres"が廃止され、"Ekonomi AC"が名称変更で"Commuter"(コミューター)となり、"Commuter"と"Ekonomi"の2種別となっていた。

ジュアンダ駅。駅にはコンビニが入店している。

ジャカルタコタまでの乗車券を購入し、ホームに上がり、しばらく列車を待つ。

"Ekonomi"の列車。扉は開けっ放しで、屋根の上にも客が乗っている。

正面の白い建物は、たぶんイスティクラル(Istiqlal)である。東南アジア最大規模のモスクであるという。

まもなく、"Commuter"のジャカルタコタ行きが到着する。車両は東京メトロから来た営団05系である。

車内は日本時代とほとんど変わらない。窓にフィルムが貼られた程度である。車内には広告がほとんど無く、すっきりとした印象である。

電光表示器はさすがに機能していない。

扉が閉まる際にドアチャイムが鳴る。この音をジャカルタで聞くことになるとは思わなかった。ただ、走行中もドアチャイムが頻繁になるのは気になる。壊れているのか、車掌が意図的に鳴らしているのかは分からない。

列車はそこそこ空いていて快適である。10分足らずで、ジャカルタコタに到着する。

行き先は「東葉勝田台」であった。

側面の行き先は「通快 三鷹」であった。

トランスジャカルタの停留所から見たジャカルタコタ駅。

 

2011/9/15:Trans Jakarta:Koridor 1:Kota→Olimo

コタからトランスジャカルタでオリモ(Olimo)まで行く。コタの切符売り場では、以前はICカードの乗車券が発券されたのだが、今回はガンビル2の切符売り場と同じ紙タイプの乗車券が渡された。

17時過ぎであるから、かなりの混雑である。乗車制限がかかり、3回くらい待って乗車する。

オリモからはタクシーを捕まえてホテルに戻る。少し雨が降っている。雨が降ると、ホテル前の道路では水浸しになる。

 

夕食は、ホテルの前の屋台で食べた。何を提供する店か分からなかったが、覗いていると店員が声をかけてくれる。こちらがインドネシア語を解さないと分かると、すぐ横のドリアンの屋台の店員を連れてくる。彼が英語で通訳をしてくれた。

豚のスープを出す店であった。豚のスープとご飯を注文する。店員は親切で、「水はどうする」とか「お茶は入らないか」などと気にかけてくれる。

スープには骨付きの豚肉と野菜が入っている。あっさりとしており、ヘルシーな感じである。少し酸味があり、それが美味しい。

食べながらサテーを焼いているのを見ていると、それも食べたくなり、3本ほど注文する。美味しくいただく。

 

夕食後、ロカサリのショッピングセンター内をぶらつく。4月に来た時は1階部分は工事中だったが、今回は色々と食品店が入店していた。パン屋さんが目立った。

 

【2011/9インドネシア】(目次

15,ジャカルタ:ニューマンガブサールホテル(New Manggabesar Hotel):2011/9/15【2011/9インドネシア】

16,ジャカルタの通勤列車(1):2011/9/15【2011/9インドネシア】【←本記事】

17,ジャカルタ:ホテルプリンセンパーク(Hotel Prinsen Park):Standard Plus:2011/9/16【2011/9インドネシア】

 

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