2024年7月14日日曜日。この日は、もともと、近鉄で鳥羽まで行き、伊勢湾フェリーで豊橋の方へ抜けようかと思っていたが、前日に天気予報を確認したところ、雨の予報であった。それならばと、まだ三重県内で乗車していなかった伊賀鉄道、四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道三岐線に乗車をすることにした。
2024/7/14:近鉄奈良線・大阪線:普通:河内永和→大阪上本町
大阪上本町を9時12分に出る特急に乗車することとして、ホテルを8時半過ぎにチェックアウトし、河内永和駅へ向かう。
8時42分発普通尼崎行きに乗車して大阪上本町まで向かう。
大阪上本町には8時51分に到着した。
大阪上本町駅は地下ホームと地上ホームがあり、大阪難波方面へ直通する列車は2面2線の地下ホームから発着する。
地上ホームは、頭端式の6面5線の構造となっている。
大阪上本町駅の地上ホームからは、全区間乗り通すと2時間を超える、松阪や五十鈴川、鳥羽へ向かう急行、快速急行も設定されている。
2024/7/14:近鉄大阪線:特急伊勢志摩ライナー:大阪上本町→伊賀神戸
大阪上本町からは、9時12分発の特急鳥羽行きに乗車する。近鉄の大阪発着の特急列車は、大半が大阪難波に乗り入れるが、一部に大阪上本町発着の列車がある。9時12分発の列車は大阪上本町始発で、端の9番線から出発する。
鳥羽行きは、23000系「伊勢志摩ライナー」による運行であった。23000系は、1994年に志摩スペイン村が開業するのにあわせて、1993年から1995年にかけて6両編成6本が製造された。2012年からリニューアル工事がなされて現在に至る。車内は、レギュラー車両4両、デラックス車両1両、サロン車両1両から構成されている。
6号車がデラックス車両である。今回は、伊賀神戸までデラックスシートを予約した。大阪上本町から伊賀神戸までの特急料金は920円、デラックス料金は均一で210円である。
2+1の横3列配置で、大型の座席が並んでいる。
2人掛け。
1人掛け。
座席背面にある案内。
やや小さめのテーブルが肘掛に備わっている。
肘掛にコンセントがある。
枕カバーは、伊勢志摩ライナーオリジナルのものが使われている。
フットレスト。
客室ドア上にはスクロール式の案内表示器がある。
隣の5号車はサロン車両であった。2人掛けと4人掛けのボックス席が並ぶ。
レギュラー車両は通常の横4列の配置である。
【→レギュラーシートの乗車記録はこちら】
デッキ。
洋式トイレ。
男性用トイレ。
洗面台。おしぼりが備わっている。
4号車にはシーサイドカフェというカウンタースペースがある。かつてはここで軽食等を販売していたというが、今は使われていない。
運転台のすぐ後ろは展望スペースとなっている。
列車は、大阪上本町を定刻9時12分に出発した。
上下線の中央部分に、大阪難波方面からの線路が現れる。
合流して間もなく、最初の停車駅である鶴橋に停車した。
高安検車区の脇を通過する。
堅下あたりではJR関西本線(大和路線)と寄り添う。
大和川を渡る。
奈良県に入り、大和高田、大和八木の順に停車する。桜井を通過すると、山間部に入る。
再び街が現れ、榛原には9時52分に到着した。
三重県に入り、名張に停車した後、伊賀鉄道との接続駅である伊賀神戸には10時10分に到着した。ここでは「神戸」は「かんべ」と読む。「神戸」は読み方が複数ある地名で、兵庫県の県庁所在地の読み方である「こうべ」がよく知られているものの、今回の近鉄大阪線の伊賀神戸(三重県)や豊橋鉄道渥美線の神戸(愛知県)は「かんべ」、わたらせ渓谷鉄道の神戸(群馬県)は「ごうど」と読む。
【2024/7近畿】(目次)
16,東大阪:東横INN東大阪:ワイドスペースシングル:2024/7/13【2024/7近畿】
17,大阪から伊賀神戸へ:近鉄大阪線:23000系「伊勢志摩ライナー」:デラックスシート:2024/7/14【2024/7近畿】【←本記事】
18,伊賀鉄道伊賀線:200系:2024/7/14【2024/7近畿】
19,伊賀神戸から近鉄四日市へ:近鉄大阪線・名古屋線:23000系「伊勢志摩ライナー」:2024/7/14【2024/7近畿】
【近鉄線の乗車記録】
15,Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線:Osaka Metro400系:2024/7/13【2024/7近畿】
13,近鉄南大阪線・長野線・道明寺線:2024/7/13【2024/7近畿】
12,近鉄吉野線・南大阪線:観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」:2024/7/13【2024/7近畿】
9,近鉄生駒線・田原本線:2024/7/13【2024/7近畿】
6,近鉄橿原線(新ノ口連絡線)・京都線:30000系「ビスタEX」:2024/7/12【2024/7近畿】
5,近鉄生駒鋼索線(生駒ケーブル):2024/7/12【2024/7近畿】
4,近鉄信貴線・西信貴鋼索線(西信貴ケーブル):2024/7/12【2024/7近畿】
3,近鉄湯の山線・鈴鹿線:2024/7/12【2024/7近畿】
2,名古屋から近鉄四日市へ:近鉄名古屋線:22000系「ACE」:2024/7/12【2024/7近畿】
3,名古屋から大阪へ:近鉄特急「ひのとり57列車」:2023/6/23【2023/6西日本】
6,近鉄志摩線・鳥羽線・山田線:近鉄特急:近鉄12410系:2022/8/27【2022/8近畿】