2020年1月12日日曜日。この日は、愛知環状鉄道線、明知鉄道に乗車した後、JR中央本線で塩尻へ出て、東京へ戻ることにした。
まず乗車するのは愛知環状鉄道である。愛知環状鉄道線は、岡崎と高蔵寺の45.3kmを結ぶ路線である。歴史は案外新しく、1970年に、当時岡崎~多治見間で建設が計画されていた国鉄岡多線の一部として、岡崎から北野桝塚までが開業した。その後、1976年に新豊田まで延伸し、1988年に愛知環状鉄道に転換されて高蔵寺まで繋がった。
2020/1/12:JR東海道本線:新快速:蒲郡→岡崎
愛知環状鉄道は岡崎から出るので、蒲郡から岡崎へ向かう。
8時20分過ぎにホテルを出る。ホテルの向かいがJR・名鉄蒲郡駅南口である。
蒲郡を8時33分に出る東海道本線の新快速大垣行きで岡崎へ向かう。岡崎には8時44分に到着した。
2020/1/12:愛知環状鉄道:愛知環状鉄道線:普通:岡崎→高蔵寺
岡崎から、愛知環状鉄道で高蔵寺へ向かう。
愛知環状鉄道線は、岡崎駅0番線から出発する。8時48分発の高蔵寺行きは2両編成で、車内は空いていた。定刻8時48分に岡崎を出発した。
岡崎を出るとすぐに高架線に上がる。高蔵寺まで高架を走る。一部に複線区間があるが、大半が単線である。
岡崎を出て2つめの中岡崎は、岡崎の中心部なのだろうか。高層のマンションや商業施設が目立つ。
北岡崎駅付近であっただろうか。工場が見えた。
北野桝塚には車庫が隣接しており、ここで乗務員が交代する。1970年に開業した当初は、この駅がトヨタ自動車の自動車輸送の拠点駅だったという。
豊田市の中心部に近づくと、再びマンションや商業施設が多くなる。客も多くなる。
三河豊田はトヨタ自動車の本社の最寄り駅であるという。
三河豊田の次は新上挙母という駅がある。「上挙母」と書いて「うわごろも」と読む。
新豊田には9時19分に到着した。ここでは降車客が多い。新上挙母と新豊田では名鉄三河線と接続している。
愛環梅坪を出ると、田んぼが左右に広がるようになる。駅付近には住宅が広がるが、ローカル線の雰囲気が強くなる。トンネルをいくつか抜ける。
八草には9時37分に到着する。リニモの乗換駅である。2005年に愛知万博が行われた際は、名古屋からここまで連絡列車が走り、愛知万博へのアクセス駅となった。
八草を出ると、瀬戸市に入り、山口、瀬戸口、瀬戸市と停車する。瀬戸市駅は名鉄瀬戸線との接続駅である。線路の左右に住宅が続く。
終点の高蔵寺には9時54分に到着した。1番線の到着である。1番線は主に愛知環状鉄道線の列車が使用するホームであるが、この駅ではホームも改札口もJRと共用である。
高蔵寺駅。
高蔵寺駅は、名古屋市交通局が運行する日本で唯一のガイドウェイバス「ゆとり~とライン」の起点である。高蔵寺駅から中央本線の大曽根駅に向けて運行している。
【→「ゆとり~とライン」の乗車記録はこちら】
【2020/1東海】(目次)
16,蒲郡:ABホテル蒲郡:シングルA:2020/1/11【2020/1東海】
17,愛知環状鉄道線:2020/1/12【2020/1東海】【←本記事】
18,明知鉄道明知線:2020/1/12【2020/1東海】
【愛知県内を走る中小私鉄路線の乗車記録】
15,豊橋鉄道渥美線:2020/1/11【2020/1東海】
14,豊橋鉄道東田本線:2020/1/11【2020/1東海】
3,東海交通事業城北線:2019/10/26【2019/10東海】