鉄道 記録 中国の鉄道 2012/3中国・ロシア

15,双城堡からハルビンへ:普快6205次:2012/3/30【2012/3中国・ロシア】

投稿日:2019年7月27日

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2012/3/30:中国国鉄:普快6205次:双城堡 → ハルビン

双城堡からハルビンへの帰りの列車は、双城堡を18時17分に出発する。

駅舎は少し変わった建物であった。保存建築を利用しているのか、あるいは駅のために作られたのかは分からない。

切符売り場(售票庁)に行き、帰りのハルビンまでの切符を購入する。切符売り場の中にあったポスター、列車の写真がなんと東北新幹線の200系であった。こんなところでお目にかかれるとはという感じである。

乗車券。

待合室の入口では荷物検査と身体検査がある。とはいっても、特に真剣に見ているとは思えない。

待合室は薄暗かった。ざっと100人以上いただろうか。ベンチに座ったり立ったりして列車の改札を待っていた。待合室には売店があるが、ほとんど見向きもされていない。

 

18時10分に改札が開く。

改札前の案内。1番線からは18時30分発済南行き、2番線からは18時17分発ハルビン行きが出発する。

18時17分発のハルビン行きは、先ほど乗ってきた列車の折り返しである。

今度は切符に書いてあるとおり2号車まで行ってみる。改札の前が13号車で、2号車はハルビン方なので、延々と歩くことになる。この駅でも、1両につき1つドアが開けられており、その前に車掌が整列している。だから、車掌は1つの列車に最低13人いることになる。検札をする車掌も含めると15人くらいになるのだろうか。

2号車まで歩き、ステップを上がって列車に乗る。

2号車の車内だが、11号車とは少し違っている。作られた年代が違うのか、座席や雰囲気は同じだが、特に車内の表示に細かな違いがあった。行きに乗った客車には"YZ22B"と書かれていたのに対し、こちらは"YZ22"と書かれている。

洗面所。

18時17分に双城堡を出発する。出発してすぐに検札がある。

18時25分頃、日がどっぷりと暮れ、真っ暗になった。人家が見あたらないので、何も見えない。

18時34分、五家に停車。20分ほど停車する。

この便にも車内販売が乗っている。先ほどと同じおばさんであった。2,3往復していたと思う。

王岗には19時11分に到着する。

ハルビンに近くなると、高層マンションが見え始める。マンションの部屋には明かりがともっているが、ネオンが少ないので、全体的には暗く見える。

終点のハルビンには19時29分に到着した。この列車は折り返し19時47分発の双城堡行きになるようであった。

 

降りて列車を見直していて分かったのだが、1号車は硬臥であった。3段式寝台車であり、車両形式は"YW25B"とある。はたしてこの短距離で使う客がいたかは分からぬ。値段は、火車網によると、上段38元、中段41元、下段43元とのことであった。硬座が3.5元だから、上段でもその10倍以上である。

 

牽引してきた機関車。

 

一通り写真を撮ってから駅の出口へ向かう。切符を回収されそうになったので、「要」と言い、切符をもらって出た。

 

普快6205次

停車駅 - 予定時刻(実際の時刻)

双城堡 18時17分発(定刻)

五家 18時34分着・46分発(18時34分着・55分発)

王岗 19時04分着・05分発(19時11分着・14分発)

ハルビン 19時23分着(19時29分着)

 

夕食は駅の前の半地下になったようなところにある美国加州牛肉面という店に入った。カリフォルニアの牛肉を使っているということなのだろうか。店員は若い人が多い。店員の女の子は携帯で遊んでいたが、客が入ってくるとオーダーをとってお金を回収する。仕事はきちんとやっている。牛肉面は18元であった。美味しかった。

その後ホテルに戻る。駅前には旅館の客引きが大勢いた。また、駅構内にもホテルがあるようであった。

 

【2012/3中国・ロシア】(目次

14,ハルビン東から双城堡へ:普快6206次:2012/3/30【2012/3中国・ロシア】

15,双城堡からハルビンへ:普快6205次:2012/3/30【2012/3中国・ロシア】【←本記事】

16,ハルビン:ハルビン駅付近:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

 

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