鉄道 駅弁・車内販売ほか 記録 中国の鉄道 2012/3中国・ロシア

14,ハルビン東から双城堡へ:普快6206次:2012/3/30【2012/3中国・ロシア】

投稿日:2019年7月27日

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ハルビン東駅から、15時35分発の双城堡行き普快6206次に乗車する。

2012/3/30:中国国鉄:普快6206次:ハルビン東 → 双城堡

中国の駅では、切符売り場と待合室、そして駅の出口が分かれているところが多いらしい。ここハルビン東駅もそのような駅であった。

まずは「售票庁」と書かれている建物に行く。切符売り場である。近距離客であっても一旦はここに立ち寄って切符を買う必要がある。

前に10人ほど並んでいるが、列はスムーズに進む。手帳に「双城堡 硬座」と書いて係員に出す。値段は3.5元。日本円でおよそ50円である。激安である。

次に「候車庁」と書かれている建物に行く。ここが待合室である。外と中はドアのみならず厚手のカーテンで仕切られている。

カーテンをくぐって中にはいると、先ず、空港にあるような荷物検査と身体検査のゲートがある。身体検査の方は厳しくなく、ゲートで反応しても何も言われない。荷物検査も、X線に通して一応チェックしているだけという感じであった。さらにその後何か言われたので、とりあえずパスポートを見せると、それで大丈夫であった。

 

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もう出発10分前である。既に改札は始まっていた。並んでいる人は誰もいない。切符に鋏を入れてもらい、厚手のカーテンをくぐってホームに出る。

改札の目の前、1番線が双城堡行きの普快の乗り場である。

緑の車両が停車していた。いわゆる「緑皮車」と呼ばれている車両である。1両2ドアで、そのうち1つのドアだけが開けられている。編成は非常に長いが、開いている各ドアの前には整然と車掌が整列している。10人以上いたであろう。

写真を数枚撮っていると、車掌に声をかけられる。雰囲気からして、撮ってはダメだと言っているのではなさそうである。記念撮影をしている中国人の子ども連れもいた。むしろ、「出発するから早く乗れ」とでも言っていたのだろう。切符には2号車と書かれているが、どこでも良いという。後で分かったが、全車指定席のように見せかけて実質的には自由席であった。

11号車に乗車する。車体にはYZ22Bと書かれている。車両形式であろう。

硬座の車内であるが、6人掛けと4人掛けのボックスで構成されている。中国の線路幅は標準軌で、日本の新幹線と同じなので、2+3でも横幅の窮屈感はない。ただ、背もたれは座面に対してほぼ直角である。各ボックスにはテーブルがついている。窓は二重窓である。寒冷地仕様だろう。

車内ではラジオがかかっており、大音量で音楽が流れている。

車端部には洗面所とトイレがある。トイレは出発時には鍵がかかっている。垂れ流し式であろう。

洗面所。

 

15時35分、定刻にハルビン東を出発した。ハルビン東出発時点では、乗車した11号車の客は私を含めて5人であった。

ハルビン東の次はハルビンに停車する。途中太平橋、濱江の2駅は通過する。通過する際、ホームには駅員が立っていて監視しているのが見えた。

ハルビンには15時50分に到着する。2番線に到着した。ここで11号車には50人程度の客が乗る。中国人のこと、集団で乗ってきて一気に騒がしくなる。禁煙の表示があるのにも関わらず、煙草を吸っている人もぽつぽついる。車掌はそれを見つけても注意しない。

さて、ハルビン駅というと、伊藤博文が安重根に暗殺された場所である。氏は、この駅の1番線で暗殺されたという。1番線というと、たぶん駅舎寄りのホームだろう。もっとも、どの辺で暗殺されたのかは分からぬし、そもそも駅の構造が当時と今とで同じなのかが分からない。

16時05分にハルビンを出発する。出発してすぐに、検札がやってくる。周りを見る限り切符を出している人は少数で、カード状の物を見せている人が多かった。それからしばらくして、声を張り上げておばさんがやってくる。隣のボックスに座ったおじさんがアイスクリームを買っている。水とアイスクリームを売る車内販売であった。

ハルビンを出発後、しばらく、のろのろと運転をする。10分もすると、マンションや人家が見えなくなる。

次の停車駅である王岗には16時21分に到着する。この列車はここで54分停車する。その間に、特快2本と和諧号を先に行かせる。

この駅では11号車から20名近くが降りたが、時間が経つにつれて乗ってくる客が現れ、最終的にはハルビン出発時よりも客が多くなった。私の向かいにも人が座った。

停車中、車内販売が3度ほど通る。同じ人である。後ほど数えたら客車13両だったので、相当な長さである。重労働であろう。その車販のおばさんから、アイスクリームを買う。外は寒いが、車内は結構暖かい。アイスクリームは1元であった。棒付きのもので、袋から出して渡してくれる。ほんのり甘くて美味しかった。

王岗を5分ほど遅れて17時20分に出発する。人家はほとんどない。

次の五家には17時38分に到着した。5分遅れを保ったままである。ここで20人ほど降りる。

停車中に車掌がちりとりと箒を持って掃除をしている。それにしても、すぐにちりとりがいっぱいになり、そのたびにデッキにあるゴミ箱へ往復している。客の多くが、ゴミをそのまま床に捨てている。隣のボックスのおじさんが食べ終わったアイスクリームの棒をそのまま床に投げているのを見て驚いたが、それは普通の光景のようであった。むしろ、「床に投げる→車掌が掃除をしやすくなる」ということなのか、車掌が来ると床にゴミを投げる人もいた。

一番すごかったのは、五家で降りた人が座っていたボックスの床で、トランプが散らばっていた。大声で騒いでいたので何をやっていたのかと思ったが、トランプで遊んでいたわけである。そして、それをそのまま床に投げつけて降りていったのであった。

中国の列車の車掌についてはいろいろと評判はあるようであるが、少なくとも私が出会った車掌については、まじめに職務をこなしているという印象であった。

車窓から。

終点の双城堡には6分遅れて17時58分に到着した。ハルビン東~双城堡は60㎞、この距離に2時間17分かかった。停車している時間の方が長かった。

双城堡駅駅名標。

 

双城堡駅。

外側から見た出口。

駅の周辺は列車から降りた人で賑わっている。1両につき30名と考えると、13両編成だから300人位はいたかもしれない。結構な数である。駅前にはバスが3台ほど停車しており、出発を待っている。降りた人は、出迎えの車に乗ったり、バスに乗ったり、或いは徒歩で方々に散っていった。

 

普快6206次

停車駅 - 予定時刻(実際の時刻)

ハルビン東 15時35分(定刻)

ハルビン 15時50分着・16時05分発(定刻)

王岗 16時21分着・17時15分発(16時21分着・17時20分発)

五家 17時33分着・17時35分発(17時38分着・43分発)

双城堡 17時52分着(17時58分着)

 

【復路の乗車記録】

15,双城堡からハルビンへ:普快6205次:2012/3/30【2012/3中国・ロシア】

 

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