大江からは名鉄築港線に乗る。名鉄築港線は大江と東名古屋港の1.5kmを結ぶ路線である。中間に旅客駅はない。東名古屋港駅周辺に通勤する通勤客向けの路線であり、列車は朝と夕方のみの運行である。JRの鶴見線大川支線を彷彿させる。次の列車は17時33分に出発である。
2019/3/20:名鉄築港線:普通:大江→東名古屋港
大江駅構内に東名古屋港駅の改札口がある。このようなシステムは、東武大師線の西新井駅でも見られる。
このようなシステムを採用しているから、大江駅では築港線は専用ホームである5番線から出発する。
列車は4両編成であった。
大江駅から乗る客はほとんどいない。がら空きの列車は、17時33分に大江を出発した。
途中、妙な音を立てる箇所がある。見ると、線路が直角に交わっている。このような平面交差をダイヤモンドクロスとかダイヤモンドクロッシングというらしい。後で調べると、ダイヤモンドクラスはそれ自体珍しいもので、築港線のそれは鉄道好きには有名なもののようであった。
ダイヤモンドクロスのすぐ後の空き地に、パノラマカーが停車している。解体を待つ車両のようであった。
17時36分に東名古屋港に到着する。わずか3分の路線であるが、見所はあった。
東名古屋港に到着すると、大勢の客が列車に乗車する。人の流れと逆に進み、東名古屋港駅を見る。既に大江駅で改札を済ませているので、東名古屋港駅には改札がない。
駅の先。線路はあるが、踏切はない。
東名古屋港駅。
2019/3/20:名鉄築港線:普通:東名古屋港→大江
折り返し、17時39分発の大江行きに乗る。4両編成の列車は通勤客で満員であった。
身動きが取りづらい中、ドア近くにいたので、証拠写真程度ではあるが、何とかパノラマカーとダイヤモンドクロス部分の写真を撮影することができた。
大江には17時42分に到着した。大江駅の通路は狭いので、大勢の通勤客がはけるまでにだいぶ時間がかかった。駅構内の渋滞がおさまるまで車内で座って待つ、勝手知ったる客もいた。
2019/3/20:名鉄常滑線・空港線:準急:大江→中部国際空港
大江駅で15分ほど待ち、17時56分発の準急中部国際空港行きに乗る。この列車の車内は、ロングシートとクロスシートとで構成されていた。クロスシートは固定式で、転換をすることはできない。また、背もたれも低く、路線バスのシートと似ているものであった(写真は中部国際空港到着後に撮影)。
太田川で前向きの座席が空いたので、そこに座る。そこそこ古そうな車両であった。モーター音がなかなか良い。
終点の中部国際空港には18時33分に到着した。
中部国際空港駅。
【2019/3中部】(目次)
13,名鉄犬山線・広見線:2019/3/20【2019/3中部】
14,名鉄築港線:2019/3/20【2019/3中部】【←本記事】
15,名古屋・中部から仙台へ:ANA369便:2019/3/20【2019/3中部】
【名鉄線のその他の乗車記録】
13,名鉄犬山線・広見線:2019/3/20【2019/3中部】
11,名鉄名古屋本線・各務原線・小牧線・地下鉄上飯田線:2019/3/19【2019/3中部】
3,名鉄空港線・常滑線:2019/3/19【2019/3中部】