2006/7/31:JR石北本線:普通:留辺蘂→網走
13時14分発の石北本線普通網走行きに乗る。
網走行きの列車は、キハ54系とキハ40系の2両編成での運行であった。まだ乗ったことがないキハ54系に乗車する。
北見に近くなると、長いトンネルに入る。トンネルを抜けると北見駅である。北見を出ると、今度は高架線を走り出す。
網走には14時51分に到着した。
網走駅。
まず駅前のホテル北海に行き、チェックインをすませ、部屋に荷物を置く。たしか、風呂・トイレ別の和室で1泊3,900円だったかと思う。
その後、博物館網走監獄へ向かうことにする。そこは、昭和59年まで実際に網走刑務所として使われていた建物をそのまま移築して、博物館として整備された施設である。網走といえば網走刑務所が真っ先に思いつくので、是非行ってみたかった。ホテルのフロントに尋ねると、バスの時刻を教えてくれ、さらに割引券もくれた。
駅前を15時20分に出る「市内観光施設めぐり」のバスに10分ほど乗ると、博物館網走監獄に着いた。入館料を払い、赤煉瓦の堂々とした門をくぐって中に入る。この門は厚さがかなりあり、囚人面会の受付や面会者の待合室もこの中にある。その後は順路に沿ってのんびりと歩いていく。広大な敷地の中に、囚人の作業場やら風呂場やら寝床やらと見所が多い。
その中でも、有形登録文化財に指定されている五翼放射状平屋舎房は見事なものであった。これは、簡単に言ってしまえば、中央の見張りを中心に五方向に放射状に広げたような造りの獄舎である。この仕組みにすると、少ない人数で囚人を監視することができるという利点があるという。
帰りは、バスの最終が既に行ってしまった後だったので、仕方なくタクシーを呼んだ。
夕食はホテルでとった。1,500円のセットであったが、刺身やほたて、かになど、網走という場所を感じさせるものがでてきた。美味しかった。
食後、少し散歩をした。写真はホテルの裏手。
ホテル内にある共同風呂に浸かり、21時過ぎに布団に入った。
鉄道には1時間程度しか乗らなかったが、充実した1日であった。
【2006/7北海道】(目次)
13,温根湯・北きつね牧場:2006/7/31【2006/7北海道】
14,網走:2006/7/31【2006/7北海道】【←本記事】
15,網走から知床斜里へ:JR釧網本線:2006/8/1【2006/7北海道】