街めぐり 記録 ドイツの街めぐり 2012/2ドイツ

13,ベルリン:ブランデンブルク門ほか:2012/2/26【2012/2ドイツ】

投稿日:2019年7月21日

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オスト駅(Ostbahnhof)からはSバーンの他にDBの長距離列車・近郊列車も出ており、フランクフルトに行くICEの中にはこの駅を始発とするものもある。ベルリン中央駅と同様、近代的な作りの駅である。ちなみに、"Ostとはドイツ語で「東」の意味であり、"bahnhof"は「駅」であるから、"Ostbahnhof"は日本風に言うと「東駅」である。

さて、ここからブランデンブルク門へ向かうことにする。

2012/2/26:S Bahn:Ostbahnhof → Friedrichstr.

2012/2/26:S Bahn:Friedrichstr. →Brandenburger Tor

オスト駅からSバーンに乗る。この区間、Sバーンと近郊列車が並行して走っている。Sバーンが各駅停車、近郊列車が快速列車的な位置づけなのだろうか。

フリードリヒ通り(Friedrichstr.)で乗り換えて、ブランデンブルク門(Brandenburhger Tor)まで行く。乗り換えた列車は地下を走る。フリードリヒ通り駅からブランデンブルク門までは1駅であり、この区間のSバーンは駅間距離が短いので、歩いても十分に行くことのできる距離であろう。

ブランデンブルク門駅。

ブランデンブルク門への道中。ドアマンもいて、いかにも高級そうなホテルがある。2枚目の写真はブランデンブルク門側から撮ったものである。

 

ブランデンブルク門(Brandenburger Tor:"Tor"は「門」の意)であるが、ギリシャの神殿の門を手本にして建てられたという、古典主義様式の門である。このブランデンブルク門は1788年から3年の時を経て建設されたという。門の上には4頭立ての馬車の像があり、馬車には勝利の女神ヴィクトリアが乗っている。

反対側から。

かつてのベルリンには城壁がめぐらされ、18カ所の城門(関税門)があったという。門にはその門の先の都市の名がつけられており、このブランデンブルク門はブランデンブルクへ通ずる道の門であった。1868年に城壁と城門は取り壊されたらしいが、ブランデンブルク門だけは唯一例外として残されたらしい。

ベルリンが東西に分かれていた頃は、門自体は東ベルリン側に位置していたが、門の前にベルリンの壁が通っていたために門をくぐることができなかったという。壁が崩壊して再びくぐることができるようになり、現在に至る。そのことから、この門は「統一の象徴」とも言われているという。

門の付近は広場になっており、観光客が大挙している。皆がカメラを構えている。パフォーマンスをする大道芸人が人々を楽しませている。

ブランデンブルク門をくぐる。門をくぐった反対側は、かつての西ベルリンらしい。

 

ここからすぐのところにドイツ連邦議会議事堂(Reichstag Deutscher Bundestag)が見える。

建物自体は古めかしく、日本の国会議事堂と同様に荘厳な感じであるが、ガラスのはり方はモダンな感じである。古さと新しさがうまく融合した感じでよい。屋上にあるガラス張りのドーム内は見学できるとのことであったが、いざ行ってみると、予約をしなければダメらしい。

 

2012/2/26:バス:100番:Reichstag Bundestag→Schloss Bellevue

この後の計画を立てていなかったので、すぐに来た100番のバスに乗ってみる。これもウェルカムカードで乗車することができる。100番のバスは、ベルリンの主な主要な観光地を通るバスとのことで、ガイドブックにも紹介されている。乗ったバスは動物園行きであった。乗ってから、どうしようかとガイドブックのコピーを見る。バスは2階建てで、行き先と次のバス停は前方の電光表示器で案内されるので、初心者でも安心であった。

数分で、白壁の美しい建物が見える。バスが止まったので降りてみる。

地図を見ると、たぶんこれがベルビュー宮殿(Schloss Bellevue)だと思う。1786年に建てられた建物で、今はドイツ連邦大統領の官邸として使われているという。

ベルヴュー宮殿の近くの川から。

なお、この近隣にあるSバーンのベルビュー駅(Bahnhof Berlin Bellevue)は1882年の開業当初の姿をとどめているという。帰国後に知った。

 

【2012/2ドイツ】(目次

12,ベルリン:イーストサイドギャラリー:2012/2/26【2012/2ドイツ】

13,ベルリン:ブランデンブルク門ほか:2012/2/26【2012/2ドイツ】【←本記事】

14,ベルリン:戦勝記念塔:2012/2/26【2012/2ドイツ】

 

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【ベルリン観光の記録】

12,ベルリン:イーストサイドギャラリー:2012/2/26【2012/2ドイツ】

13,ベルリン:ブランデンブルク門ほか:2012/2/26【2012/2ドイツ】

14,ベルリン:戦勝記念塔:2012/2/26【2012/2ドイツ】

16,ベルリン:ヴァルシャウアー通り駅付近:2012/2/27【2012/2ドイツ】

19,ベルリン:チェックポイントチャーリー:壁の博物館:2012/2/27【2012/2ドイツ】

21,ベルリン:アレクサンダー広場付近:2012/2/27【2012/2ドイツ】

22,ベルリン:DDR博物館:2012/2/27【2012/2ドイツ】

23,ベルリン:ベルリン大聖堂:2012/2/27【2012/2ドイツ】

29,ベルリン:ドイツ技術博物館:2012/2/29【2012/2ドイツ】

30,ベルリン:シャルロッテンブルク宮殿:2012/2/29【2012/2ドイツ】

31,ベルリン:カイザーウィルヘルム記念教会:2012/2/29【2012/2ドイツ】

32,ベルリン:ニコライ地区:2012/2/29【2012/2ドイツ】

 

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