日本の船 記録 2023/3沖縄

12,本部から那覇へ:第一マリンサービス「ジンベエ・マリン(タクマ3)」:2023/3/11【2023/3沖縄】

投稿日:2023年5月6日

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那覇と本部(もとぶ)の間の公共交通機関は高速バスが主流であるが、大手タクシー会社である第一交通のグループ会社「第一マリンサービス」が、1日2往復、高速船を運航している。そのうち、那覇発午前便と本部発午後便は名護漁港を経由する。那覇から名護・本部までの運賃は1,000円で、バスよりも安価である。

今回は、急遽であるが名護まで来たので、帰りはこの船で那覇に戻ることにした。本部発午後便は、16時に本部を出発し、名護を経由して、18時に那覇の泊港に到着する。予約は、第一マリンサービスのウェブページで可能である。当日、乗船1時間ほど前に予約を入れた。ウェブで可能なのは予約までで、決済は港で行う。

先述の通り、この本部発午後便は名護からも乗船できるが、時間があるので、今回は始発の本部から乗船することにした。第一マリンサービスの本部の出発地は渡久地港である。本部港からは少し離れており、バスで向かう場合は、沖縄バス65番・66番「本部循環線」の谷茶という停留場が最寄りである。

 

2023/3/11:沖縄バス:65番「本部半島線(渡久地周り)」:名護十字路→谷茶

名護十字路から、14時39分発の沖縄バス65番「本部半島線(渡久地周り)」に乗車した。この65系統、66系統「本部半島線」は、本部半島を一周する循環路線で、途中、美ら海水族館や今帰仁城跡入口も経由する。

客は僅か数名であった。

昨日「クイーンコーラルクロス」で寄港した本部港を通り、谷茶には15時12分に到着した。時間通りであった。名護十字路から谷茶までは720円也。

乗車したバス。

 

谷茶停留所。

 

バスを降りて進行方向に少し進んだところを左折すると、正面が渡久地港である。

まっすぐ行くと乗船口である。

 

乗船受付場所は少し離れており、渡久地港まで出たところを左に曲がる。

看板が出ている。

水納島行きのフェリー待合所の奥に、第一マリンサービスの受付がある。

 

予約番号を告げると、レシート状の乗船券を発券してくれた。運賃は1,000円、支払いは、クレジットカード決済が可能であった。

 

乗船券販売所の前に、やんばる急行バス「四島線」の渡久地港停留所がある。本数は少ない。

 

このあたりは、正確には本部港渡久地地区というらしい。

 

出港まで30分以上時間がある。まだ昼食を食べていなかったので、この時間で取ることにした。漁港に「大ばんぶる舞」という店があった。15時半ラストオーダーと書かれていたので、まだ間に合う。ここに入った。

「厳選近海魚1点刺し定食」を注文した。850円也。

予想外に立派なものが出てきて驚いた。美味しくいただいた。

 

2023/3/11:第一マリンサービス:ジンベエ・マリン(タクマ3):本部→那覇

食べ終えて外に出ると、那覇行きの高速船が到着していた。

船体にはかわいらしいジンベエザメが描かれている。「ジンベエ・マリン(タクマ3)」という船名である。全長30.7m、全幅7.8m、定員180名とのことである。

 

早速乗船する。

2+3+3+2の配置でリクライニングシートが並んでいる。

 

座席にはシートベルトがある。航行時はシートベルトを着用するようにとの案内があった。

 

座席ポケットにはエチケット袋が入れられていた。

 

後方に赤色のモケットの座席があったが、酔いやすい人はこちらがおすすめとのことであった。船体中央部は、比較的揺れの影響を受けにくいという。

 

前方にはモニターがあり、天気予報やオリジナル番組が放映されていた。

 

トイレは後方デッキに設置されている。航行中の使用はできないとのことであった。

 

16時に渡久地港を出港した。客は少ない。10名程度だろうか。

 

本部大橋を潜る。

 

リゾートホテルだろうか。

 

本部半島と瀬底島を結ぶ瀬底大橋を潜る。

 

昨日「クイーンコーラルクロス」で寄港した本部港の脇を通過する。

 

昨日のフェリーとは異なり、目線がだいぶ水面に近い。

 

名護漁港には16時25分に到着した。後で調べたが、名護十字路のバス停から海方向へ徒歩10分程度のところらしい。ここで20分ほど停泊した。

 

16時45分に名護漁港を出発した。名護でも何名か乗ってきたが、空いていた。

本島西側のリゾート地を見ながら進む。

 

高速走行をするからか、揺れを感じる。飛沫も上がる。巡航速度は30ノット、時速56kmとのことである。昨日のクイーンコーラルクロスは21ノット、時速39kmであるから、こちらの方はだいぶ速い。

 

残波岬を通過する。

 

まもなく那覇に到着である。

 

クルーズ船だろうか、大型船が停泊していた。

 

泊大橋を潜ると、まもなく泊港である。

 

泊港には定刻18時に到着した。乗船時は1階からであったが、降りるときは2階からであった。

 

乗船記念の顔出しパネルがあった。

 

泊港は、那覇にある県内離島航路の発着所である。ジンベエ・マリンのすぐ横には、那覇と座間味を結ぶクイーン座間味が停泊していた。

各地から那覇に戻ってきた離島航路のフェリーが並んでいた。

 

泊港は国道58号に面している。バスも頻繁に走っており、旭橋の那覇バスターミナル方面への便も多い。ただ、ゆいレールの美栄橋駅が徒歩圏なので、そちらに向かった。

前島の交差点を左折して、泊港から徒歩10分ほどで美栄橋駅に到着した。

ポケモンのラッピング車両が走っていった。

 

【2023/3沖縄】(目次

11,那覇から名護へ:沖縄バス「77番 名護東線」:2023/3/11【2023/3沖縄】

12,本部から那覇へ:第一マリンサービス「ジンベエ・マリン(タクマ3)」:2023/3/11【2023/3沖縄】【←本記事】

13,那覇2日目の夜:海さん市 ほか:2023/3/11【2023/3沖縄】

 

【同区間の乗船記録】

8,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(4)→与論島→本部→那覇:2023/3/10【2023/3沖縄】

 

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