熊本ではエクストールイン熊本水前寺に宿泊した。熊本市電の水前寺公園駅すぐ近くに位置する。楽天トラベルから「【さき楽28】28日以上前のご予約で【ポイント2倍!】無料朝食&フリードリンク&チェックアウト10時」というプランを予約、6,500円であった。
2023/9/9-10:エクストールイン熊本水前寺
JR豊肥本線を新水前寺駅で降りた。ホテルまではここから徒歩10分ほどであるが、路面電車に乗車した。
路面電車は、この時間帯、4分間隔での運行であった。健軍町行きに乗車して2つ目の水前寺公園に到着する。運賃は180円で後払い、交通系ICカードやクレジットカードのタッチ決済、QRコード決済にも対応している。
水前寺公園駅の停留場は道路の真ん中にある。健軍町行き路面電車の進行方向右側へ信号を渡り、進行方向に向けて少し歩くと、ホテルに到着した。
チェックインを済ませて部屋に入る。今回はシングルルームである。広さは12㎡とのことである。
玄関を入ってすぐ横にクローゼットがある。
スリッパが置かれている。
ベッドはセミダブルベッド、ベッド幅は123cmとのことである。
ベッド上には電話とティッシュボックスがあり、ベッドには目覚まし時計と照明のパネルがある。
デスク。下には冷蔵庫、スツール、ゴミ箱がある。
机上。
ドライヤーと加湿器も置かれていた。
ユニットバス。
バスタブ。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナー。いずれもダージリンティの香りのするものである。
ハンドソープ。
部屋には歯ブラシだけが用意され、カミソリやヘアブラシはフロントから持って行くシステムである。
部屋からの風景。
1階の朝食会場では、15時ら24時まではウェルカムドリンクサービスとして、コーヒーやお茶、紅茶などが準備されている。そのかわり、部屋にはお茶やコーヒーの用意はない。また、この会場は、奥がコミックコーナーとなっており、約800冊の漫画本が用意されているという。そのほか、マッサージチェアも設置されていた。
8階にコインランドリーがあり、ここで洗濯をした。洗濯機1回200円、乾燥機は30分100円であった。
夕食は、ホテルの通り沿いにある「彩 Dining 炭大」という店に入った。カウンターに通される。
飲み物はジンジャーエールである。
お通し。
一文字ぐるぐる。
「一文字」(ひともじ)とはネギ(分葱)の別称で、「一文字ぐるぐる」は、一文字をさっと茹でて冷まし、根元を軸にぐるぐると巻いたものである。酢味噌をつけて食べる。極めてシンプルな料理だなと思ったが、後で調べると、江戸時代の天明2年、肥後藩の財政が苦しく立て直しを図って倹約令が出された際に、安くて美味しい酒のつまみとして考えだされたものらしい。そこから、熊本の郷土料理になったという。シンプルではあるが、旨い。
肥後赤鶏のコロ焼き(小)。
馬刺し
地タコ唐揚げ。
イサキの塩焼き。
熊本の美味しいものを食べられる、居心地の良い店であった。それぞれ、値段の割に量が多めで嬉しい。支払いは現金のみ、正確な金額は失念したが、4,500円前後だったと記憶している。
夜の水前寺公園停留場。
コンビニはホテルのすぐ近くにはなく、5分ほど歩いた。ローソンで、熊本県「らくのうマザーズ」製の「カフェ・オ・レ」と、九州の学校給食で提供されているという溶けない不思議なアイス「ムース」を購入した。美味しくいただいた。それぞれ140円であった。
2023年9月10日日曜日。
今回は朝食付きで予約している。6時45分から9時までとのことで、8時半頃に1階の朝食会場に行った。朝食はバイキング形式であった。
汁物は熊本の郷土料理「だご汁」が提供された。だご汁は、小麦粉を水で練って団子状にした物をいれた汁で、野菜も入っている。すいとんと似ているが、団子状になっている点が特徴のようである。
いずれも美味しくいただいた。目玉焼きは焼きたてであった。
チェックアウト時刻は10時である。この日は余裕があったので、10時ギリギリまでホテルで休憩した。
【2023/9九州】(目次)
10,南阿蘇鉄道高森線:サニー号トレイン:2023/9/9【2023/9九州】
11,熊本・水前寺:エクストールイン熊本水前寺:シングルルーム:2023/9/9【2023/9九州】【←本記事】
12,水前寺成趣園・熊本市動植物園:2023/9/10【2023/9九州】