東京BRTは、鉄道空白地域ともいえる勝どき・晴海エリアと都心とを結ぶ速達バスである。以前乗車した際は、まだ東京オリンピックの前の「プレ運行(一次)」の段階で、路線も虎ノ門ヒルズ・新橋と晴海BRTターミナルを結ぶ一路線だけであったが、2024年以降は、幹線ルート、晴海・豊洲ルート、勝どきルート、選手村ルートの大きく4つのルートが設定されている。
今回は、その中の「晴海・豊洲ルート」に乗車することにした。この路線は、虎ノ門ヒルズとミチノテラス豊洲(豊洲市場前)を結ぶ路線で、途中、新橋、勝どき、晴海中央、晴海BRTターミナル、豊洲を経由する。一部に虎ノ門ヒルズ・新橋~豊洲の区間便もあり、全体で1時間に2、3本の便が設定されている。
2025/7/21:東京BRT:晴海・豊洲ルート:ミチノテラス豊洲(豊洲市場前)→虎ノ門ヒルズ
2025年7月21日月曜日。ミチノテラス豊洲から都心方面へ向かうべく、「晴海・豊洲ルート」に乗車することにした。この路線に、ミチノテラス豊洲(豊洲市場前)から乗車する場合、豊洲駅や晴海2丁目を迂回するので、新橋までの所要時間は20分ほどである。なお、環二通り沿い、千客万来の前にある豊洲市場前停留所から出る「幹線ルート」であれば、1時間に5、6本の運行で、環二通りを直進するため新橋までの所要時間は10分弱である。
私は、ミチノテラス豊洲(豊洲市場前)から、15時14分発の「晴海・豊洲ルート」に乗車した。車両はトヨタの燃料電池バス「SORA」であった。
運賃は前払いで220円である。現金、交通系ICカードのほか、クレジットカードのタッチ決済にも対応している。
車内。
車内中ほどにも横長の案内モニターがある。
始発からの客は私のほか子供連れの家族が1組であった。
ミチノテラス豊洲(豊洲市場前)を出ると、ゆりかもめの高架に沿って豊洲へ向かう。
豊洲の交差点を左折する。豊洲駅のロータリーには入らず、豊洲駅を通り越す。
豊洲には15時22分に到着した。豊洲停留所は、アーバンドックららぽーと豊洲2の前にある。都営バスの豊洲二丁目停留所に近い。ここで一定数の乗車がある。
豊洲を出ると、道なりに進み、春海橋で晴海運河を渡る。
晴海BRTターミナルには15時29分に到着した。かつてはターミナル機能があったが、現在は敷地には入れないようになっているのだろうか、バスが待機している風もなかった。豊洲で乗車した人の一定数が、早速ここで降りていく。
15時32分、晴海中央に到着した。近くには晴海郵便局がある。
月島警察署前交差点で右折し、環二通りに入る。
黎明大橋で朝潮運河を渡ったのち、15時37分、勝どきBRTに到着する。
勝どきBRTを出ると、築地大橋で隅田川を渡る。
隅田川を渡ったのち、築地虎ノ門トンネルに入る。
トンネルを抜けると汐留駅付近である。
15時41分、新橋停留所に到着した。新橋の停留所はゆりかもめの新橋駅の高架下にある。
新橋を出ると、右折、左折と繰り返し、都道405号に入る。
愛宕一丁目交差点を右折する。
虎ノ門ヒルズのバスターミナルへ入る。
終点の虎ノ門ヒルズには15時49分に到着した。
虎ノ門ヒルズ停留所には、駅名標のようなものがある。
【東京BRTの乗車記録】
【BRTを称する路線の乗車記録】
9,添田から日田へ:日田彦山線BRT「ひこぼしライン」:2024/12/30【2024/12九州】
鉾田から石岡駅へ:関鉄グリーンバス「かしてつバス」:2023/6/10
4,気仙沼から大船渡へ:JR大船渡線BRT:2019/9/7【2019/9東北】
3,前谷地から気仙沼へ:JR気仙沼線BRT:2019/9/7【2019/9東北】
【トヨタ・SORAの乗車記録】
渋谷駅から新橋駅へ:京王バス「052系統」:2021/10/26
ジェイアールバス関東「JR竹芝 水素シャトルバス」:2021/6/19